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ちょっと世界を救ってくる〜神さまに保険で雇われた業界人はとんでもチートで無双する!現世と新天地を縦横無尽に飛び回る保険救世主の物語  作者: opocho


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仲間たちの家



仲間になったからにはもう雨風にさらされるような生活はさせられない。

ということで彼らの家を作ることにした。


それぞれにどんな家がいいか聞きに行くことにした。

まずはコボルトたち。

ハイコボルトの代表のハチに「どんな家がいい?」 と聞いてみた。


身振り手振り尻尾振りで一生懸命に伝えようとしてるのがいじらしい。

そんなことしなくても使わるぞ。


(庭が広ければなんでもいいです。あとできたら屋根が欲しいです)

「もっとないのか?」

(ごはんが食べられて仲間と遊べる広さがあれば十分です)


謙虚すぎるな。

布団を取り出して「寝るときはオレたちはこういうもの使うんだけど使ってみる?」と聞いてみたが「暑そうだから遠慮します」とのこと。


確かに。

なら床に敷くものがいいな。

クリエイトでカーペットを取り出して見せてみたら「これがいい!」と喜んでいた。 

家は全面カーペットだな!


まずは家から。

犬って確か子だくさんだよな……部屋は10部屋にしておくか。

多いか? いや少ないよりはいいだろ。

あとは広いリビングにキッチンと……トイレは2つだな。

トイレや排水はアイテムボックスの機能で一箇所にまとまるようにしておけばいいか。

ゴミは別のアイテムボックスをセットしておく。

あとは自分たちで考えてもらおう。 


風呂は露天風呂とサウナと水風呂は譲れん。

この整いを覚えてもらうぞ。


土地の広さはざっと埼玉県くらいか。  

オレたちのエリアが東京都だからな。

みんなの国も関東をモチーフに配置するか。


まずは集落をぐるりと柵で囲む。

一応、入居したてのハグレ対策として用意しておこう。

圧迫感のないようにシンプルな木の柵がいいな。 

とはいっても絶対に侵入不可だぞ。

空からも許可なしに入れないからな。


あとは食べ物の確保。

家の庭に各種フルーツを揃えた広い果樹園を作る。

あとは小さな森を作ってそこにキノコや森の幸をたっぷり。

あとは広い畑と田んぼも用意してと。

さっきの平屋とセットにしてコピーラッシュだ。

とりあえずは1万戸もあれば足りるよな。

増えたらまた倍々でコピーしよう。

 

人数が増えたらきっと役場みたいなものも必要になるよな。

いくつか公的な建物に使えそうな大型の建物も作っておくか。

ビルっていうのも合わないよなあ。

……城だな。 

大きな城をひとつと、小さな城を10個ほど並べておこう。


次に水回りだ。

琵琶湖ほどの大きな湖を真ん中に添えて、そこから四方に川を広げてと。

もちろん魚も各種放り込んでおく。  


新入居のメンバーは独立したエリアに入ってもらう。

そこで私の魔力メシを食べてもらいこの国に馴染んでもらえばいいだろう。


とりあえずこんなもんか。

これ、集落というよりもう国だな。

コボルト国だ!


次の集落でも使えるようにこの国ごとコピーしておいてと。

さあ完成だぜ!


作業を終えて振り返るとコボルトたちが愕然としていた。

いつもこうだな。


集落のことをざっと説明したらコボルトたちは泣いて喜んでくれた。


いい国にしてくれよ!


この調子で次々いくぜ!


―――――――


「ということでちょっとした国を作ってきた」 


みんなは呆れている。


「だからひとりで行かせるなって言ったのよ」

「だからミズホがサボるって言ったのに」 

「「それは論外」」

「サチはなにしてたのよ」

「科学班も忙しいんですよ。サボっていいならいくらでもサボりますけど抜け駆けは良くないなあって」

「「偉いわよサチ」」 

「ならアキラじゃん」

「んな! オレはトラ吉と小川と遊ぶ……いや訓練に忙しいんだよ」

「遊ぶって言ってたぞ。それにレオナルドな」

「あの、私はライオネルです」

「ややこしいな、もう小川でいいよ」

「わ、私の名前が」

「ほら小川困ってるじゃん」

「おい、小川困らせんなよ」

「……いや主人まで! 私はライオネルなんですが」



結局、

コボルト国(埼玉県)、

ゴブリン国(千葉県) 

オーク国(神奈川県)

オーガ国(山梨県)

こんな感じの配置とサイズになった。

なお、魔狼ちゃんたちは3階の大草原リゾートから私たちの東京都内に移転している。


「デカすぎるんですよ。なに関東に繰り広げちゃってるんですか。もう、私たち科学班の管理じゃ追いつきませんよ」

「転移じゃん」

「だとしても! 一つ一つが広すぎるんですよ」

「じゃああれだ。伊東さんとアキラんとこの若い衆、あれ科学班にしよう」

「いや適正」

「科学班って名前だからだろ。あいつら警備班だ」

「「「あーね」」」


というわけでまとめて覚醒した若い衆は明日から警備班となった。


みんな喜んでいた。

名前は大事だな。



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