↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
39/60

第39話 2学期

「久、ひさしぶり」と松君が言う。


「ひさっち、久しぶり」と戸尾君も言う。


「久しぶり」と僕も返す。


2人とは花火大会以来だ。


花奈の宿題も無事終わり、これから新しい学期が始まる。



一週間後、僕は舞留先生に会うために職員室へ訪れた。


「先生お話があるのですが」と僕が言う。


「ちょうどよかったです。私からもお話があります」と先生。


先にどうぞと言われたので、僕から話す。


「今度文化祭がありますよね。料理研究会も参加したいのですが」


「それはよい考えです。料理を作るのですか?」


「はい。出来ればそうしたいと思っています。ただ、調理実習室や家庭科室はお客様を呼ぶのに不向きで」


「ならば空いている教室を使えるように聞いてみましょう。料理は決まっているんですか?」


「そこで僕は、考えていた2つの料理について説明した」


「IH2台、炊飯器1~2台、ケトルといった感じですか?」


「はい。その予定です」


「わかりました。では私から先生方に色々頼んでおきましょう。実は今のところ料理を出すクラスが1クラスしか申請されてなくて困ってたんです」


僕たちのクラスでも一昨日文化祭の出し物を話し合った。


僕らのクラスは喫茶店に決まった。


しかし飲み物だけで料理は提供しないのだ。


ちなみに、料理を出す1クラスは2年生のクラスで、焼きそばを出すとのこと。


ホットプレートの要望があったそうだ。


だから料理を出す僕たちは、学校側からするとありがたい存在みたいだ。


次に先生からお話があった。


まずは料理教室の開催。1回目が好評だったので2回目の要望も来ているとのこと。


「この日か、こちらの日ではどうでしょうか?」と先生。


「どちらかは花奈と話し合います。料理候補は決まっているので」と僕が言う。


「それではどちらかの日でお願いします」


「後は何でしょうか?」と僕が聞く。


「これは先の話ですが……」


「料理コンクール!是非出たいです」


「本選は2月です。予選というより事前審査があります。レシピと画像を送る形になります。それで通れば本選に行けます。ちなみに場所は新宿です」


「その内容はなんでしょうか」


先生は資料を渡してくれた。


「じっくりと読んでおいて下さい。話は以上です」


こうして先生との話は終わった。


まず文化祭に参加できる。


料理教室もまた出来る。


そして料理コンクールだけど。


このことは花奈には内緒にしておこうと思った。


文化祭も料理教室もあるのだ。


その後に話せばいい。


先生にもそのことを言った。


料理コンクールはまだ先の話なんだから。



「久、舞留先生との話どうだった?」


「文化祭と料理教室やるよ。それで料理教室はこの日かこの日だって。どっちがいい?」


そうして花奈と話し合ったのである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。