↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
35/60

第35話 オムライスとどら焼き

今日もお昼過ぎに花奈が来た。


「久、今日は何作るの?」


「オムライスだよ」


「やったあ。お母さんも好きだし」と花奈が喜ぶ。


「これは料理教室の候補の料理だから」と僕が言う。


「じゃあしっかりと覚えないとだね」


「そうだね。ちなみに明日も候補の料理だから」


「明日は何作るの?」


「どら焼き」


「和菓子来た。料理教室で教えるかもってことは、簡単なんだよね?」


「まあそうだね。でも今日はオムライスに集中して欲しいな」


「もちろん」


「作り方はチキンライスを作り卵で包む」


「なるほど。でもチキンライスの作り方がわからない」


「だよね。ちゃんと教えるから。ただ、鶏肉なんだけど、もも肉じゃなくてむね肉で我慢して」


「大丈夫。私どっちも好きだから」


そういえば花奈の料理の好みってなんだろうか。


米とかいいそうだけど、以前ステーキとか言ってたからお肉なのかな。


逆に嫌いなものも気になるな。


そんなことを考えているうちにご飯が炊けたので、さっさと作ることにした。


フライパンにバターを入れて、鶏肉と玉ねぎを炒める。


その後ご飯を入れて塩こしょうをして炒める。


ケチャップを入れて全体にいきわたったら少し炒めてチキンライスが完成。


チキンライスを取り出し、フライパンに油をひき、牛乳を少し入れて溶いた卵を入れる。


あとは固まってきたら、チキンライスを入れ、卵で包んで完成。


「どうだった?」と僕が聞く。


「う~ん最後の包むのが難しい」


「やっぱりそこか。キッチンペーパーで包んで、手で形作った方がいいかな」と僕が言う。


「それでもいいんだ。ならそっちの方が簡単だけど、火傷に注意だね」


そして仕上げにケチャップをかける。


「かわいいの書くね」と花奈が言ったがケチャップがドバッと出た。


「なんでよ!」と花奈が言う。


「なんでだろうね。こういうのは少しずつやれば」と僕が言った後にドバッとまたでた。


「なんでだよ!」と僕が言う。


結局スプーンで伸ばして、字や絵は諦めることに。


「後で原因を調べておくよ」と僕が言い、見た目は失敗に終わった。


味は美味しかったんだけどね。



翌日は昨日言った通り、どら焼き作りになった。


「今日も候補料理だから、しっかり覚える」と花奈。


「お菓子類も1つは候補に入れないとね。最初、お団子にしようと思ったけど、文化祭の方にまわしたから」と僕が説明する。


薄力粉、ベーキングパウダー、卵、砂糖、牛乳、水、蜂蜜を入れて泡立て器で混ぜる。


少し生地を休ませる。


この間にホイップクリームを泡立てておく。


そしてフライパンに油をひき、生地を焼く。


あんこ、またはあんことホイップクリームを挟んで完成。


「どっちも美味しいね。けど私はホイップクリームが入った方が好きかな」と花奈が言う。


「僕もそうだね」


「なんかお茶か何かが欲しいね」


「そうだね。お茶がいいのか、紅茶とかの方がいいのか」と僕が言う。


「そういえば、料理教室ってあと2品はなんなの?」


「肉じゃがとしょうが焼き。親子丼も入れたかったんだけどね」


「あ~、確かに。洋食のオムライスとお菓子のどら焼きは確定で、その3つは迷うね。候補5つにしたら?」


「そうだね。そうしよう。4つって決まりがある訳じゃないから」


「ところでさあ。明日、花火大会じゃん」と花奈が言う。


「うん。そうだね」


「浴衣で行く?」


「どうしようかな。花奈は?」


「久は私の浴衣姿見たい?」


「そうだなあ」


「見たいでしょ。見たいよね。じゃあ見せてあげる。だから久も浴衣で」


「僕も?」


「そう決定ね」


「浴衣探さなきゃ」


明日は花火大会。


晴れるといいな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。