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弱くて新人生?完璧な生涯を終えた私は病弱な田舎娘に転生していた!

私は、幸せだった

早くに恋が実り、相思相愛のまま4人もの子供が授かった

孫もひ孫も生まれ、全員が大きな怪我や病気になることもなく健康に日々を過ごした

仕事も順調に寿退社、専業主婦になった後も不満なく日々を過ごした

趣味で始めた書道、花道、弓道も非常に楽しめた

そして…大きくボケることなく物忘れ程度で寿命を迎えた

最後の時も集まった家族に見守られながら…眠るように息を引き取った

ああ、私は何て幸せ者だったのだろう

これ以上は何も望まない

『本当に??』

ええ、これ以上なんて贅沢です

『じゃあ、これ以下だったら?』

…以下?

『生前体験しなかった苦難や困難…努力がなかなか実らない大変な人生はどう?』

それは…経験したことがありませんね

『試してみたい?』

興味がないと言えば…嘘にはなりますね

『決定!君に苦難あれ!キャハハハハ!!』

笑い声を最後に、意識が消えていく

そして気がつくと、私は第二の人生を始めていた

餓死寸前の家族の次女として

これは、超常の存在のおもちゃとして劣悪な転生をさせられてしまった女性の話である


主人公

未練のない幸せな人生を終えた女性(享年98歳)

新しい人生では食事どころか水すらまともに手に入らない日々を過ごすこととなった

前世の知識はあるが、劣悪な環境ではなかなか助けにならない

えいしょ…えいしょ…

何してるの?

少し、穴を、掘って…るん、です

変なの、また倒れないでね

うん、気を、つけ、ます…はぁ、はぁ

…よし、地中は、やっぱり、少し、湿ってる

呼吸を、整えて…ふぅ

ここに器を入れて…葉っぱをきれいに並べて…

これで、水が手に入る…はず

ふふ…毎日大変なのに、なんだか楽しいな…


※翌日、少し溜まった水は奪われてしまったけれど水を作る方法を知っているからと集落での発言力がほんの少し増えた

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