桜の咲く春のため息
私は、幼い頃高熱を出した。
命にかかわるほどの。
その時神様が現れた。
おまえを必ず一生守ってやろうと約束した。
神様は、星の神話を聞かせてくれた
きっと迎えに来ると
私に許嫁を決めて、いなくなった。
ことあるごとに不思議なことは沢山あった。
父が負債をかかえ、我が家は
遠くへ行くことになった...。
私には、好きな人がいた…。
春まだ早い公園で
さよならを告げようとしていた…
桜が舞い散る公園で
2人で話す会話は、思い出話ばかりだった…
募る想いを話していると不思議な女性が現れた
春の桜が舞い散る中に
いきなり現れた女性は、私に、
『お父さんが泣いている…見えないのね…』と言った。
私は、『何を言っているの』と、言うと
彼は…呆然と立ち尽くしていた…。
『おまえのお父さんって…。こんな人?』と、言いながら驚いている。
『そうだけど、おかしなこと言わないで…』と言うと、
女性は『私には、見えるのよ…お父さんが、泣いてる。何度頑張っても死んでしまう…時計を左向きに回しても価値のないものばかりだと泣いている。俺の生きたせかいの宝物は今はもうガラクタでしかないと』と言うと、
『~桜咲く、春ため息になれたなら~一句読んでみたの…どうかしら…お父さんへの句…。
下の句はお父さんにつずきお願いしょうかしら…』と言いながら私の隣へ話しかける。
彼は『お父さんが下の句考えてる…』と呟く。
『「泣いてる君の、音の葉をそっと…」ですか…』と、聞いている…
『では、お父さん次の句行きましょう。少しは寂しくないはずです。そろそろ私と行きましょう。あなたと私のいるところへ、お邪魔いたしました…仲良くね。お父さんによろしく。また、会いましょう。きっとあなたは幸せになる。この方?許嫁にしてはお若い…。あっ...主人が来たわ。』と振り返った先にいた人が
『許嫁がいるのにけしからん!親父さんに言っといて。また。飲もう!一緒にと。』と、言って去っていった。
女性は、彼に、『未来ある2人へ。アドバイス。
あなた今から5分で彼女へなにかお花でも、あげたら?』という。
彼は…急いで、木に登り桜の枝を一枝私にくれた。
女性は…素敵ね…。
『桜の花の花言葉は、フランス語で
私を忘れないでと言うの。
彼の想いを忘れないでね。』
というと去っていった…
彼は、『おまえのペンネームが忘れな草だっただろう?そしたらあの人とおまえのお父さんが桜の花言葉教えてくれて...俺のことも、あの人のこともお父さんが居たことも忘れてほしくないと思ってさ…』と、言った。
『俺はおまえを忘れない。そして今日のことも。
だから、ここで頑張って生きてみよう。
俺も出きることはする。おまえのお父さんとも今話した。おまえには見えていないだろうけど、何度だっておまえの人生を守るために頑張るって言ってた。だから、おまえも頑張れ!』と言った、
帰ると、不思議なことが起こっていた。
負債はなくなり、仕事が入った。
私は、知らないおじさんと女性の話をした。
そして父が私のそばにいると言っていたことを話した。許嫁?と聞かれたと話した。
父は『俺はここに居たぞ?』と不思議がるばかりだった…。
不思議なおじさんとおばさんというには綺麗な女性は何処へいったのか、
私は、桜の枝を花瓶に挿し
思い出していた
俺のことも忘れるな…の一言を…
何年後かに私は
桜の舞い散る公園で
月を見つけ
月が綺麗と呟くと
彼から
死んでも良いわと言われる日が来るのを
知らず、ただ、月が照らす一枝の桜が私たちの運命の鍵を示していることも知らず...
桜のメッセージだけを何度も何度も繰り返し呟いていた…
それはまるで不思議な世界への扉の鍵を示しているかのように風に吹かれて花びらを揺らしていた。




