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くろねこの冒険~目指せ!異世界一周~  作者: 葉桜丸
第一章 はじめまして、異世界
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48話 とある冒険者パーティーの振り返り

きっかけはきっと、あの若い新人をパーティーに加入させたこと。

メンバーが一人怪我をして、しばらく休養する間の臨時でちょっとだけ入る、ということだった。

そのまだ若い魔法使いの少女は強力な魔法をいくつも使えると言い、俺達はむさい男所帯、しかも魔法使いがいなかったのもあり、全員異議なく即メンバー入りとなった。

そこまでは良かった、皆ものすごく喜んでいたものだ。


なぜか問題はすぐに起きた。次の日ギルドへ依頼を探しに行ったら、見知らぬ男にからまれたのだ。

なにやらボロボロの服にやつれた顔をした男で、俺達を見るなり怒り心頭といった様子で殴りかかってきたんだ。

ギルド内ということもあり、職員のみなさんが速やかにそいつを取り押さえてくれたのだが…その男が言うにはメンバーに入ったばかりの魔法使いの少女は彼の許嫁で、1週間前に村から誘拐された。自分は彼女を助けに来たのだ、と。

しかし当の本人は、こんな男知らないと言う。

故郷で見たかもしれないけど赤の他人だと話していた。それを聞いても男は引き下がらず、涙すら流し少女に何度も話しかけようとしていた。

その日は結局、魔物を狩りに行く気にもなれず宿でのんびり過ごして終わってしまった。


あれが最近よく聞くストーカーというものなんだろうか。彼女は夜まで怯えた様子でおどおどしていたな、きっと怖かったのだろう。


次の日は気分を取り直して再度ギルドヘ行き依頼を受け、町の外へと向かった。

この時は普段倒しているのより、かなり弱めの魔物を狩る依頼を選んだ。それというのも、少女の魔法がどのようなものか確認し、それによってパーティーの戦い方を考えるためだ。

ほどなく発見した魔物を相手に、少女へ試しに軽く魔法を使ってみてくれと声をかけた。のだが、彼女は「今日は調子が悪い」「普段なら、こんな魔物何匹いたって一瞬で倒せるのに」と言う。

まぁ魔法使いというのは魔力と集中力が大切というし、昨日あんなことがあったから集中できないんだろうと考え、彼女以外のメンバー3人で魔物を倒してその日は帰った。


ちなみにその時怪我で療養していたのは、メンバーの遊撃隊とも言える剣士のマイケルだった。

彼と俺が前衛となり、盾持ちのモルツが後衛のティダを守ったり魔物の注意を引いたり、隙をついてティダが弓で援護するという戦闘スタイルで今まで来た。

前衛が一人減るというのはかなりきついもので、普段の戦い方が身に沁みついているものだから余計な怪我をする可能性も高かった。

なのでマイケル不在の間は魔法使いである彼女に、状態異常魔法をメインで、ここぞという時に強力な攻撃魔法でとどめを刺してもらう役割を頼みたかった。

幸い彼女が使える魔法というのが多岐にわたり、状態異常魔法に補助魔法、攻撃魔法もなんと3属性を扱うことが可能とのことで、これならマイケルがいない間も安全に討伐依頼をこなしていけると思ったのだ。


そういえば、その夜にも少し困ったことがあったな。

夜半に、宿の俺の部屋に彼女が訪ねてきたのだ。

その時は格安の宿だったこともあり一人一部屋借りていたんだが、部屋に入るなり彼女が俺に抱きついてきて驚いた。

一昨日のストーカー野郎のことが不安なのか、はたまた他に何かあったのかと心配したんだが、なんと彼女は俺に一目惚れしたと言う。

でも自分はパーティーのリーダーで、今は休暇じゃない。だから自制心を必死で呼び起こしてその場は耐えた。

そして彼女に、新しく加入したばかりで特定の者とそういう関係になるのは良くない、君がもう少しメンバーに馴染んでからにしようと伝えたんだ。

…正直に言うと、ちょっとカッコつけすぎたかもしれない。ひさしぶりに彼女が出来たかもしれないのに、何やってんだ俺。


でも実際、メンバー同志でいざこざがあったという話を聞くと、たいがいの場合原因は金か女。

せっかく皆仲良くやれているんだし、以前いたパーティーみたく三角関係で揉めるとかは避けたい事態だしな。あったんだよ結構。



明けて次の日、普段通りギルドで依頼を受けて近場の魔物を狩った。

この時も彼女は不調で魔法を使わず、皆の後ろで控えていた。

俺が剣一本でオーク二匹を同時に仕留めたら驚いてたっけ。彼女のほうがずっと強いはずなのに、あれは気を使ってくれたのかな。


その次の日が問題だった。

そう、この日が大変というか、今考えてみたらよく生きてたな俺ら。

朝ギルドで割りのいい依頼が見つかったので、ちょっと遠出しようという話になった。

が、またまた彼女が不調とのことでさすがに皆心配になって、教会で診てもらおうということになって。大丈夫だと強がりを言う彼女を説得しながら、付き添いは誰が行くかと相談していたら、彼女が急に一人で受付カウンターに向かったんだ。

何を話したのかは分からなかったけど、この時に依頼をいくつか受けたらしい…俺達のパーティーの名前で。

これは前もって相談しといてほしかったけど、多分名誉挽回しようと張り切っていたんだろうから責めては可哀想だよな。

で、彼女が急にいきいきとした雰囲気になって魔物討伐に行こうと言うから、とりあえずそのまま町の外へ出た。


珍しくてきぱき動く彼女が先導してくれて、昼前くらいには依頼の魔物がいる森についた。

その時彼女がギルドで受けた依頼というのが「オークの群れの討伐」だった。正直、あんまり気がすすまない類の仕事である。


オークはゴブリン等より遥かに強い上、繁殖力が高く知能もわりと高い。道具を使うくらい器用で、集落を作り集団で生活する。

しかもゴブリンと比べてかなり…変異種が生まれやすい。

変異種というのは、例えばゴブリンで言うなら「ゴブリンソルジャー」「ゴブリンメイジ」等。

どれも普通の個体より脅威度が高く、ソルジャーなら腕力と素早さが突出しており、メイジなら魔法を使うことができる。成長率も他より高いようであっという間に成体になる。そういった変異種は群れのボスになることが多い。


で、オークだ。

オークの変異種はかなり嫌なものが多くて、中でも万が一「ジェネラル」とかがいた日には、ランクCのパーティーが2,3くらいいるのでもない限り逃げたほうがいいだろう。あいつらに負けたら、ただ死ぬのよりも悲惨な最期が待っているのだから。文字通り骨も残らない。

なので、今回のようなオークの群れの討伐、しかも群れに関する詳細な情報がない上に緊急依頼だなんて、普通はCランクの1パーティーでは引き受けない。こういうのは、俺達よりはるかに上のランクの奴らか複数パーティーが合同で当たるべき仕事だと思う。安全上の問題で。


だけどすでに依頼を引き受けてしまったものは仕方ないし、とりあえず群れの様子を遠目で見て、頭数やら集落の場所やら変異種の有無といった有用な情報だけでも持ち帰れば、ギルドも依頼撤回させてくれるだろう。

普通は一度引き受けた依頼は撤回できないものだが、ギルドだって無駄に死人を増やしたい訳じゃないのだ。

自分の力量に見合わない依頼であったならば、きちんと報告して謝罪すれば撤回させてくれる。

違約金も、失敗した時よりかなり低めに抑えてくれるものだ。このへんはお国柄にもよるらしいけど。少なくとも、ここウェスリーの冒険者ギルドの職員さん方は話がわかる。



森の中を細心の注意を払って歩き、気配探知のスキルを常時発動した状態で進むこと3時間。

俺達はギリギリ視認できる距離にオークらしき魔物の群れを発見したところで足を止め、気づかれないよう様子を伺っていた。

が、突然彼女が近くの茂みをガサガサ揺すって「急用を思い出したわ、またね!」と大声で言い駆け出して行ってしまった。

呆気に取られる暇もなく、オークに気づかれてしまった俺達はそれこそ死力を尽くして戦うはめになった。


未だにあの日の事はちょっとモヤモヤしてる、何の用事だったのか知らないけど、何もあのタイミングで…しかも、10匹のオークと派手に戦ったせいで近くにいた5匹のグレイウルフにも気づかれてしまった。

なんとか全部仕留めた所で、さらに同じ群れと思しき8匹のオークが来てしまい、さすがに体力の限界だったので逃走を選択。

あちこち血を流しながら全力で走りどうにかオーク共を撒いたところで、別のグレイウルフの群れまでが俺達を追ってきて。

無我夢中でよく覚えていないが、よく生きて町まで戻れたものだ。

盾持ちのモルツなんて、脇腹の肉がえぐれていたのに走ってたからな。人間の底力ってすごい。


あの戦いの後で財布がないことに気づいた。

財布は多分、森のどこかに落としたんだと思う。着ていた装備品もありこち破けてたからなー。これが本当に失態だった、何故って俺の財布にはその時1か月分のパーティー全体の報酬金が入っていたんだから。

うちのルールで一か月分を毎回まとめて、月末にメンバー全員に分配していたのだ。そのほうが一か月の成果が分かって嬉しいからな。



俺達は這う這うの体でなんとか町まで帰れたが、先に帰っているとばかり思っていた彼女は戻っていなかった。

釈然としないまま、もしかしたらギルドに言付けでも頼んだかもしれないと思い、とりあえずギルドに向かったんだ。

そしたら怪我して寝込んでたはずのマイケルが杖ついて立ってて。ギルドの受付のお姉さんとかも何故か集まってて、皆俺達を見てほっとしてたんだよ。

何がなんだかわからなくて唖然としてたら「お前らが死んだと聞いた」って言われて驚いた。

マイケルには無茶するな!って怒鳴られて、怪我だらけなことも怒られたよ。自分が復帰するまで活動は待ってて良かったのに、って。普段無口なくせにあの時はたくさんしゃべったなぁ。


なんでも少し前に、人伝にギルドへ報告があったらしい、俺達が魔物の群れに襲われて死んでたってのが。全く誰だよそんなデマ流したのは。

ギルドへ話を持ち込んだ奴が言うには、デマの元は若い女だったらしいけど。

見間違いかな?でも、だとしたら俺らに似た奴の死体があの辺に落ちてたはずだけど、ギルドの人達が後日捜索した時は骨の一つも見つからなかったらしい。ほんと人騒がせな奴がいるもんだ。


ギルドで一頻り色んな人に無事を喜ばれた後、受付にあの魔法つかいの彼女について聞いてみたんだ。でも、特に何も聞いてなかったという。

だが、他の冒険者達の中に彼女を見たっていう奴がいた。そいつが言うには、夕方に宿から大きな荷物を担いで出てきて、そのまま乗合い馬車に乗って町から行ったとのこと。

そっか、急用って他の町へ向かったんだ。心配してたけど無事がわかって安心した、でも行き先も戻る日も言わずに行かれてしまうとちょっと困るな。

勝手にパーティーのメンバーからはずしていいものか、でも申請もせずいなくなられてしまい俺達は困ってしまった。

何故かというと、このまま活動する場合冒険者ギルドの規約に抵触してしまうから。


冒険者パーティーは、在籍するメンバーについて細かく申請する必要がある。

今現在誰と誰が在籍していて、こいつはいつ加入した、こいつは今一時離脱中とかも全て報告しなければいけない。

理由なく報告を怠った場合、けっこうな違約金を払うことになる。ちょっと面倒なくらい管理が徹底しているのだ。


で、本人不在ではどうにも出来ないので正直に受付のお姉さんに相談した。メンバー内での揉め事と取られてしまうと降格の可能性もあるけど、他に妙案もなかったし。

しかしここでまた問題発生。

彼女はすでにパーティーを離脱する旨の書類を提出したと言うのだ。


…うーん?なんかおかしいよな、思い出してみると違和感があるんだけど…

彼女は急用を思い出して、オーク捜索の途中でいきなり町に戻ったはず。なのに、その後ギルドでのんびり書類を書いてた?あれ?


いやいや、きっと考えすぎだ。

しかしメンバー同士で首を捻り疑問を言い合っていたら、このタイミングでさらに驚愕の事実が発覚した。教えてくれたのは受付のお姉さん。

なんと、彼女がパーティーの名前で受けていた依頼が他にも複数あったのだ。緊急の物ばかりで期限はなんと今日、知った時にはすでに夜で全員満身創痍。戦いにいける状態でもなく、もう依頼失敗は確実となった。


ちなみに、ギルドの依頼にはそれぞれに期限が設けてある。

一番多いのが、期限までの日数が三日~一週間程度のもの。大概魔物の討伐や素材集めや調査、魔物の生息地域での薬草採取などが多い。

出来れば急いで達成してほしいけどそこまで急いでないという依頼主が発注するものだ。

逆に、集落の近くで採取できる薬草類や、緊急性の低いもの、いつでも受け付けている雑用等は無期限で募集している。

そして一番募集数が多いのが期限が一日という物。これは日雇いの雑用の類だ。庭の草むしりから荷運び、急用時の子守りや街の観光案内まで多岐に渡る。


で、そういった通常の依頼とは異なり、発注に際して特例として追加手数料がかかるものがある。

それが「緊急依頼」だ。

これは、魔物に襲われて村に怪我人が出たから今すぐ討伐に来てくれというものや、指定する素材を明日までに持ってきてくれといった…無茶を前提にした、まさにお急ぎのものばかり。そしてほぼ全て難易度が高い。

冒険者だってある程度は日々の予定をたてて動いているし、生活をする上での習慣等もある。そうほいほいと身軽に動ける奴ばかりではないのだ、急な上に失敗する可能性が高い依頼は避けられて当然。

そうはいっても非情自体以外でギルドから冒険者に対して強制は出来ない、集落の存続危機レベルのトラブルでもない限り、そういうのはギルドの規約に違反するからな。


なので、ギルド側が苦肉の策で設けたのが「緊急依頼受注時報酬」。

緊急依頼を受注した段階で、先払いで報酬の1割程の金が支払われるものだ。

これのお陰だろう、最近ではわりと緊急依頼が残らずに済んでいる。やっぱり明日の銀貨一枚より今日の銅貨50枚、って奴が多いんだ。冒険者ってのは金遣い荒い奴も多いし。

が、この依頼を失敗した時の違約金は普通の依頼よりもずいぶん高くなっている。そりゃそうだ、でも今回の件に関してはそれがものすごく困った事態を招いた。


俺達「宵の明星」パーティーは、その日「緊急依頼を一度に多数引き受けて達成できなかった」という汚名をかぶり、さらに多額の違約金を払うはめになってしまった。

…うん、多分彼女は急用があることを忘れていて、これからはりきって働こうと思って勝手に依頼を受けてしまったんだろう。でも、やっぱり前もって言っておいてほしかったよ。

見た目に反してずいぶんそそっかしい娘だったんだな。



まぁそんなこんなで色々あって、パーティーのリーダーである俺が報酬をまとめてなくしてしまったせいもあり、それからしばらくはかなり厳しい節約生活を強いられたのだ。

3人分の治療費もけっこうかかった、ふんだりけったり。

それから半月ほどでマイケルが完治しパーティーに復帰するまでは本当に辛かった。しかし皆財布をなくした俺を攻めたりしなかった、こんないい奴等とパーティーを組めてよかったと思うよ。



メンバーが4人揃ったそこからはもう、ひたすら依頼を受けまくって金を稼ぐ日々だった。

なんでか俺達の境遇にいたく同情してくれた受付のお姉さんや知り合いの冒険者が金を貸してくれていたので、それを返すのが目下の目標である。

何故か彼らは口々に「あの女に騙されたのよ」「ギルドに訴え出て指名手配してもらえ」など言ってくるんだが、それはさすがに考えすぎだと思う。人を疑い出すときりがないものだ、彼女がそんな悪い奴だとは思えないしな。

でも、あの時本当に彼らに金を貸してもらえてよかった。危うく借金奴隷になるとこだった。

あ、そういえば彼女が魔法を使うところを結局一度も見せてもらってなかったな…




ぼやーっと考えていたら、突然肩をぽんと叩かれた。はっと我に返り、横を向く。

「リーダー、大丈夫か?」

「あ、ああ。ちょっとぼんやりしてただけだ、これでとりあえず借金は返せるなーと」

俺の言葉に、他の奴らが遠い目をした。

ここのとこ連日魔物の討伐に出向いていて、ろくに休んでないからな。

昨日風呂に入って身ぎれいにはなったが、皆ちょっと疲れた感じになっているのは否めない。こうしてのんびり食事出来たのも、実を言うと1週間ぶりくらいか。


「ニャー」

「…ん?」

なんだ、何か間延びした動物の鳴き声が…音の発生源は足元のようだ、何気なくテーブルの下をひょいと覗き目を見張る。

「んん?ちょ、これって、…!?」

驚いて思わず小さく叫ぶが、他のメンバー達もほぼ同時にテーブルの下を覗いて息を飲んでいた。

足元にいたのは猫だった。

生きてるのをこんな間近で見たのは初めてだ、でもこの外見特徴は間違いなく猫。

全体は白く所々灰色の縞模様の部分がある柔らかそうな毛並み、三角形の耳、ゆらゆら揺れる長いしっぽ。大きな青い目でじーっと俺を見上げて動かない。


「なんでこんなとこに…」

「おや、ジニーじゃないか。どうしたい、お腹でもすいた?」

「ニャー」

先ほどより少し高い声で鳴きながらぴょんとカウンターに飛び乗る猫と、まるで知り合いみたいに話しかける店の女将の姿を唖然と目で追う俺達。まさか、この店で飼っているのか?


普通、猫とか犬といった原種の動物は貴族のペット以外ではほとんど見かけない。それもたいがいは屋敷で飼われているから、外で見ることは出来ないもんだ。

こんな小さな村の、古びた食堂で…しかもこの猫柄はともかく、体格といい毛艶といい相当高級そうだぞ。


女将に何か干し肉みたいなものをもらってはぐはぐ食べてる猫を見つめながら、動揺を隠して店内を見回す。しかし猫を見て驚いている奴は俺達以外いなかった。込み合っていない店内にはそれでも5人ほど客がいて、皆自分の手元の皿から目を離していない。

「あっはっはっ、あんた達は余所から来た人かい?ここにゃ猫が多いんだよ、村の人間みんなで面倒見てるからね。可愛いだろ?」

…なんだって?

カウンターの上で猫の背中を撫でながら笑う女将の言葉に、俺達は耳を疑る以外できなかった。

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