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あけましておめでとうございます。諸事情で家のパソコンとグッバイしてまして、投稿が遅れました。申し訳ありません。

「フィンレイっ!」


アシュリィちゃんがフィンレイとメアリーの惨状を見て叫ぶ。


 フィンレイはメアリーの体を食べ続けているが、メアリーはもはや事切れていた。


「イツクっ!フィンレイを止めてっ!!」


俺の体は硬直から解ける。しかし、何をどうしたらいいのか分からず、アシュリィちゃんを縋るように見る。


「羽交い締めでもッ、最悪手足切っても私がどうにかするからッ!!さっさと止めろって言ってんのよ!!」

 

 アシュリィちゃんに頭を踏まれた異形は、頭部が地面に陥没しているが、背中から伸びた触手のようなものが足に絡みついていた。アシュリィちゃんのブーツは触手が巻き付いた部分が煙を上げて溶けていた。アシュリィちゃんは右手に大剣を持ち、足首に絡みつく蔦のようなものを斬っていく。アシュリィちゃんの口から唾液がだらりと垂れた。


 俺は自分の背中に巻きつけていた荷物を地面にぶちまけた。中にはナイフもある。数本の中適当に選んだナイフの平べったい部分でフィンレイを思いっきり叩いた。


 フィンレイは振り返った。血走った目でこちらを睨みつけながら俺の手に噛み付く。


「いっ!離せッ!!」


フィンレイが馬乗りになって俺の首筋に食らいつく。


「いがあああああッ!!痛いッ!離せッ!」


血を啜られ、肉を喰らわれる感覚に怖気が走る。


「ゔぅ〜」


異形が動く。長いムカデのような下半身をしならせ、アシュリィちゃんに覆い被さるようにその巨体が反る。


一閃。横に叩き切られたその塊が空を舞う。


「ギィキィキィキイいいいいいいッ」


地面からくぐもった悲鳴が聞こえた。断面から緑色の液体を撒き散らし、残った部分が頭を軸にのたうちまわる。やがて異形は動きを止めた。


俺はフィンレイの顔面を抑え、必死で首を守る。


「だああああっ!!」


フィンレイの首から上が無くなった。メアリーの遺体の方へ転がっていったフィンレイの頭部。


「はぁ、はぁ」


アシュリィちゃんが荒い息を吐く。


「イツクッ!大丈夫?」


その声を聞きながら、俺は意識を失った。



読んでいただきありがとうございます。

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