サブキャラ設定5
※設定なので、軽くネタバレを含みます。
カオス・スフィア
年齢:17歳 性別:男
身長:166cm 体重:56kg
髪:闇を思わせる、不自然なほど黒い黒
瞳:髪と同じ色
先天性の異能者、能力は『絶対記憶』、
この能力により、一度記憶したことは決して忘れない。
顔立ちは整っているが、目つきが悪いせいで全体としては中の上ぐらい。
不敵な笑みや嘲笑を浮かべることが多い。
商人が本業だが、副業として冒険者もやっており、17歳にして『A級冒険者』の資格を持つ。
14歳に冒険者となり、それからわずか半年でA級にまで上りつめた伝説の冒険者で、『絶望』という異名で、今もなお言い伝えられている。
時折、様々な危険地域に入り、魔物を狩っては適当な値段で売っている(基本的に破格)。
マイペース、自分勝手、めんどくさがりと三拍子そろった厄介な性格。
あまりにも強大な力を持っているため、大概の事は自分1人であっという間に解決してしまう。
しかし、それでは(カオスが)つまらないため、事件を見つけては他の人が解決するように仕向けて、その過程を見て面白がっている。
『命』に対して敏感で、殺人は絶対にしない。
例え魔物であっても、無駄な殺生はしないようにしている。
理由は『死が嫌いだから』。
『人』どころか『化け物』の域をも遥かに超えた身体能力・魔力を持ち、消えたと錯覚させる程の速さで動いたり、数秒の『集中』で最高レベルの結界魔法を発動したりできる。
戦闘においては、闇属性の魔法をよく使う。
武器は気まぐれで使うが、闇を剣の形で具現する『ダークネスソード』を愛用している。
『人の絶望』を力として扱う能力を持っているようだが、詳細は不明。
シント・ブライト
年齢:22歳 性別:男
身長:178cm 体重:64kg
髪:逆立った薄い金色
瞳:薄い栗色
タルト町冒険者ギルドに所属するC級冒険者。
『光芒の剣士』の異名を持つ。
どんな相手にでも敬語を使い、にっこりと笑うことの多い紳士的な人物。
ただし、冒険者だけあって好戦的でもある。
剣と魔法を使って戦う、いわゆる魔法剣士。
ハディの全力の斬撃を軽く受け流せる程の、一流に近い剣術を習得している。
一方で、魔法は基礎魔法レベル2までしか習得していないため、魔法使いとしての技量はそこまで高くない。
ただし、魔法を剣に乗せて放つ魔剣技『光芒斬』を使えるため、総合的な実力はC級の中でも高い方である。
過去に、カオスが見つけた事件を解決するように、仕向けられたことがある。
その功績によって、当時D級になりたてだったシントは、いきなりC級の試験に挑戦する権利を得た。
カオスのことは信用はしているが、厄介だからあまり関わりたいとは思っていない。
イリナ・ガルディデス
年齢:20歳 性別:女
身長:160cm 体重:??kg(女なので)
髪:肩まで広がる銀髪
瞳:黒
『守護の森』の奥地にある家で1人暮らしをしていた女性。
元々大人しい性格な上、少し人見知りをするが、生い立ちの関係で処世術には長けている。
『願いの珠』を作った魔科学者が、自分が死んだ後も『願いの珠』を守り続けるために用意した『願いの守護者』であり、『願いの珠』と繋がっているため森から出られず、『願いの珠』が発動すれば共に消えるとウソを吹き込まれていた。
ずっと森に閉じ込められていたせいか自由に旅することを夢見ており、また、それを職業として叶えられる冒険者に憧れている。
魔物がいる森で5年も1人暮らしをしていたせいか、戦闘力も並ではない。
本編では古代魔法『血印』によって力を底上げしていたが、本来の実力はハディ以下の身体能力、メリス以下の魔力、グリー以下の戦略という万能かつ器用貧乏なものである。
とはいえ、ハディと斬り結べるぐらいの剣術は習得していて、魔力も魔導師級はあるため、総合的な実力はC級冒険者に匹敵する。