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仕上げ(358文字)

──よし、できたぞ。


 私はぐつぐつと煮立つ鍋の中の光景に満足しながら、火を消して、ふたを閉めた。


一度汗を拭ってから、最後の仕上げに取り掛かる。


 まずは、キッチンの照明を真っ暗にならない程度に落とす。それから、ラジカセを持ってきて、コンロの横に置いた。私もよく聞く、穏やかなクラシックをかける。


──これくらいで十分かな……?


 一度はそう思ったけど、せっかくだし、念には念を入れることにした。

ふきんを持ってきて、鍋のふたの上にかける。

 肌寒い冬の夜なので、弱めの暖房をかけておく。


──うん、これだけやれば、十分だろう。


 私は満足して、歯磨きをして、用を足して、コップ一杯の水を飲んで、寝室へと向かった。

 明日を心待ちにしながら、ぐっすりと眠った。


 翌日の、お昼のこと。

 驚いた。噂通りだ。

 一晩寝かせたカレーは、本当に美味しくなっていた。


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