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その5
別の恭平は成功した時の報酬を真奈に求める。
「願いが叶ったら次は俺がアンタを抱く。そして……」
恭平は真奈に深い口づけをしてから低い声で告げる。
「俺の女になるんだ、真奈」
頭の先からしびれるような感覚が全身に走り、真奈は大きく目を見開いた。
「いいな?」
「……」
暫く黙ってから、真奈はゆっくりと頷く。
「アイツの事なんて忘れさせてやるよ」
別の恭平は真奈をベッドに押し倒し、その体にキスの雨を降らせる。
心地よさに目を細めながら、真奈は本物の恭平のいつもの笑顔を思い出していた。
(恭平、私は……)




