双子って訳分かんないよね
葉っぱが、秋の色づきになってきている、11月
イチョウの木が、黄色く鮮やかだ。
この時期になると燈は、登校する前にイチョウの木を見るのが日課だーー。
でも今日は何だかおかしい
この胸の当たりが、ざわつきがあった
家はいつもの朝なのに、1歩外にでると、違う場所に踏み入れたようなそんな感覚。
イチョウの木も、見てるはずなのに
燈は、おかしいなと感じながら、学校へと足が進む
渉「水無月」
後ろから声をかけられ、振り向くと渉がいた。
燈「おはよう、渉」
渉「おはよ、、………何か変だよな?」
燈「渉もそう思う?」
渉「ああ、何かがおかしい」
燈がいつも通る、神社の川の水面を見た
何かおかしいとは思ったが、足は学校へと進んでいく、まるで何かに招かれているかのようだ。
進む足は止まらないーー
燈「これってさ、学校の方向だよね?」
渉「ああ、学校だ、朝顔たちは?連絡取れるか?」
燈「分からないちょっとやってみる」
燈は、向日葵のイヤリングに手を触れると、朝顔の方へ通信気を発信させた。
ーー朝顔?聞こえる?ーー
ーー聞こえてるよ、どうしたの?これで連絡入れるなんて、スマホがあるのにーー
ーー何かさ妙な感じがするから、何となく通信気使えるか不安になってーー
ーーそういう事ね、燈にしては、その妙な感じ、察しれてるじゃない?当たってるよ。ーー
『ねぇ、、、朝顔じゃないよね??誰?』
燈は思わず普通に声を出す
燈の顔は雲行きが怪しくなった。
渉も燈のセリフに耳を傾けると、昨日のロキのセリフと重なって、一層怖さが増した。
『何者かによって、凪の記憶は消滅されたーーー』
その台詞を聞かされた次の日に
これか?
渉は、燈の手を握ると、燈も、渉の手を握り返したーー。
ーー早く学校の屋上においで♡待ってるからーー
燈は何も言わずに通信気を切った。
燈「早く学校の屋上に来いって。」
渉「………ああ」
燈「テレポートするね?」
渉「!!出来るのか?」
燈「4幕で取得したからさ(ニヤリ)」
渉「さすが、、、俺の彼女、、、」
渉は、妙に変な納得をすると、燈の手を取る
燈と渉はお互い見つめあってから、目を閉じると
学校の屋上を思い浮かべた
すると、2人の身体はテレポートしたーー
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ーー屋上ーー
白花「こんな空間作らなくてもよくなかった?ブラキ」
黒輝「2人がどう動くか、見てみたいからな?」
白花「そうだけどさーー、私普通に潜入したかったな、見て!ここの学校の制服♡注文したんだからァ♩ブレザーじゃないのよ!可愛い!」
黒輝「普通に潜入するのは、ギャラリーが多すぎるだろ、面倒臭い」
白花「まぁ、それもそうだけどさ、燈がおバカじゃなくて良かったー、これでこの空間にも気づかれなかったらさ、どうしようかと思ったよね?」
黒輝「…ビャッカ…燈の事嫌いか?」
白花「知らなーい!でもさ、何も苦労しなくても、力を持ってる人間って、、おバカそうに見えるじゃない?」
燈は気配を消しながら、テレポートに成功し
2人が、自分の悪口を言っているのを静かに聞いていた。
燈の顔は、どんどん、苛立ちを募らせていく。




