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第2551話、わたくし、何とついに『魔物と魔石の関係』を完璧に解明できましたの☆【解説編②】

転生法ちゃん「『魔石』?……………………ああ、天然の魔獣を倒した時、獲得することのできる、魔獣の『コア』だか『魔力の源』だかのこと? あれって単なる、『ゲーム的な報酬演出』なんじゃ無いの?」




ちょい悪令嬢「『ヘルモ○ド』における、『召喚システム』においては、『魔石』を消費しないと、召喚獣を召喚できないことになっていて、ア○ン君てば事あるごとに、大量の『魔石集め』に奔走しているのですよ」


転生法ちゃん「そういや、そう言った描写が随所に見られるわよね。そうか、ある意味これこそが、『召喚獣』に対する『対価』であり、イメージ的には、召喚獣に『エサ』として、魔石をボリボリ食べさせているようなものなのか」







ちょい悪令嬢「──などと思っていた時期が、このわたくしにも有りました☆」







転生法ちゃん「──えええええええッ! ここでそのフレーズが来るのお⁉」







ちょい悪令嬢「召喚獣が倒した魔獣の魔石をボリボリ食べることこそを『対価』として、ギブアンドテイクで召喚士に従っている──うんうん、確かに非常にわかりやすいし、それはそれで、一つの『正解』かも知れませんね」


転生法ちゃん「……その言い方だと、他に『真の正解』とかが有るとでも、言いたいわけ?」


ちょい悪令嬢「言ったでしょ、『ヘルモ○ド』における『召喚システム』は、本作の作者の持論を立証してくれたようなもので有るって」


転生法ちゃん「……うちの作者の持論て、『ヘルモ○ド』の召喚獣は、別の世界の別の種類の魔獣を召喚している──ってやつ?」


ちょい悪令嬢「違いますよ、実は『召喚術』と言っても、『別の世界から本物を召喚している』のでは無く、この世界の中で一から創り出しているのだ──ってやつです」


転生法ちゃん「──それのどこが、『召喚』術なの⁉」




ちょい悪令嬢「まずは『ヘルモ○ド』の召喚システムに則って、ご説明いたしましょう。つまりですね、魔獣から取り出した魔石を、何か『工場みたいなところ』に大量に送り込んで、そこで召喚獣を創り出しているとイメージしてもらえばいいのですよ」




転生法ちゃん「ああっ、なるほど! むちゃくちゃわかりやすい! 『魔石』と言う、魔獣としての『コア』は使い回すけど、それ以外は改めて一から創り直すから、同じ『ドラゴン』や『ケルベロス』でも、『別物』になってしまうわけなのね⁉」


ちょい悪令嬢「ところで、あなたは先ほど『魔石』のことを、『何』とおっしゃってましたっけ?」


転生法ちゃん「……ええと確か、魔物にとっての『魔力の源』で有るとか何とか、言ったっけ?」


ちょい悪令嬢「それって、何かを連想しません?」


転生法ちゃん「え?……………………ああッ! もしかして、魔物や魔術師の体内に秘められている、『内なる魔法要素』の『オド』のことか⁉」


ちょい悪令嬢「そうです、更に本作の作者は、あらゆる魔術や魔法の発動スイッチである『オドの本質』を、『何』だと申していたでしょうか?」




転生法ちゃん「……己を取り巻く『外なる魔法要素』である『マナ』に作用して、ありとあらゆる魔法や魔術を実現するための、『集合的無意識とのアクセス』を司る、すべての魔術や魔法の『中核コア』で有る──と」




ちょい悪令嬢「そうです、『オド』が体内にあるもの、『マナ』が体外にあるものと、単純に決めつけていると、魔法要素だけで構築されている『魔法生物』がいたとしたら、その肉体はすべて『オド』だけで構成されているように思いがちですが、実はそうじゃ無くて、オドは一般的に『魔石』と呼ばれている、文字通りに『中核コア』の部分だけで、それ以外はすべて『マナ』によってできていたのですよ」




転生法ちゃん「──ただでさえ突拍子も無い、本作の作者の『独自見解』が、『ヘルモ○ド』のお陰で、更に『進化』しただと⁉」




ちょい悪令嬢「実はこの『魔石』こそが──つまりは、オドの塊である魔物や魔術師の『中核コア』こそが、それぞれの根源的『アイデンティティ』──すらも超越した、『個』すらも撤廃された、文字通りすべての魔に属する者にとっての共通の『コア』であり、何物でも無い『ニュートラル』な状態にあって、集合的無意識とアクセスして、なにがしかの『形態情報』をダウンロードして、周囲の『マナ』を変化メタモルフォーゼさせて初めて、特定の『魔獣』となることができるのです」




転生法ちゃん「そ、それって──」







ちょい悪令嬢「ええ、本作における最大のセオリーである、『すべての超常現象は集合的無意識とのアクセスによって実現できる』そのものであり、それは『召喚術』においても例外では無かったと言うだけでは無く、『ヘルモ○ド』の召喚システムこそが、この大原則を如実に立証してくれてたようなものなんですよ☆」







転生法ちゃん「──‼」







ちょい悪令嬢「そうなのです、『魔石=集合的無意識とのアクセスのためのスイッチ』さえ有れば、ありとあらゆる魔法や魔術が実現できるし、ありとあらゆる召喚獣を『召喚=実は創造』することができるのです!




 そもそも、『魔』に類する物や現象は、『魔石』のみを中核コアとしていて、




 すべての『魔石』自体は、すべて『均一おなじ』だから、『何物』でも無く、




 逆に言うと、『何物でも無い』からこそ、『何者にもなれる』のです!」







転生法ちゃん「……なるほど、これまで『火炎魔術』を実現する手順としては、自分の周囲の『外なる魔法要素マナ』に直接、集合的無意識から炎の形態情報をインストールして、炎に変化メタモルフォーゼさせることによって実現していたけど、今回の新理論に基づけば、まずあらかじめに自分の体内のオドを放出し、それを『種火』のようにして、周囲のマナに作用して、集合的無意識とアクセスさせて、火炎魔術を実現するってわけなのね?」




ちょい悪令嬢「魔法を行使するのに、まず自分の体内の魔法要素(=魔力)であるオドを発動するって手順は、むしろ正当なる方法だと言えますからね」


転生法ちゃん「まさにその魔石そのものの『外部化したオド』こそが、集合的無意識とのアクセスのための始動スイッチであり、そこからダウンロードした『炎等の形態情報』の受信地点になるわけね?」


ちょい悪令嬢「前期春アニメの考察で散々テーマに挙げた、『分身』とかも、この『新方針』においては、まず術者が己の体内のオドを周囲に放出してから、それぞれ必要な量のマナに作用させる形で、多数の分身体に『変化メタモルフォーゼ』させると言った手順となるでしょう」


転生法ちゃん「……それってまさに、新方式の『召喚術』そのまんまってことよね。『ヘルモ○ド』においては、『魔石』が必要だったように、より大きくてより強大な召喚獣や分身を創り出すには、術者のオドの量や強さが必要になってくるわけだ」




ちょい悪令嬢「そこら辺については、『ヘルモ○ド』のほうでは、もう少し細かく設定されているようで、本作の基準では、召喚術士であるア○ン君の、召喚術士としての強度──いわゆる、レベルとか魔法力にのみ準拠しているけど、『ヘルモ○ド』のほうは、召喚術士のオドだけでは無く、『召喚の触媒』を『魔石』として外部化しているので、魔石自体の『等級』はもちろん、一体の召喚獣を召喚するのに複数の魔石を使用したりすることで、召喚する召喚獣のレベルや数を調整することが可能になっているのです」




転生法ちゃん「……確かに、『ゲーム脳』ってのも、馬鹿にしたものじゃないかもね。魔物を倒すと魔石やその他ドロップアイテムが手に入るのは、これまでは『……ゲームじゃ無いんだからよお?』とあきれ果てていたけれど、そもそも野生の魔物と言うものが、内なる魔法要素であるオドの塊である魔石を中心として、外なる魔法要素であるマナによって肉体を構成しているとすると、退治した後に魔石を再利用して、召喚術その他の魔術に活用したり、残った肉体は素材や食料として大いに利用したりと言ったパターンも有るし、魔石だけ残して肉体が消滅するパターンも、魔物が死ぬことによって魔石の集合的無意識とのアクセスが断たれて、形状を維持できなくなったと見なせるし、肉体が消えた後でドロップアイテムを獲得できるのも、あらかじめ魔石にプログラムされていた通りに、集合的無意識から『ドロップアイテムの形態情報』がインストールされて、それまでの魔獣の形態情報からドロップアイテムの形態情報へと書き換えられることで、変化メタモルフォーゼしていると見なせるわよね」




ちょい悪令嬢「このように、他人様の作品を常に目的意識を持って拝見することによって、日々持論を補強していって、これからの自作づくりに大いに役立てていくことこそ、本作の【アニメ談義】の最大の目的であり、今回は『ヘルモ○ド』さんには、大変勉強させていただきました。どうもありがとうございます♡」

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