↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
2546/2555

第2546話、わたくし、『ゲーム転生』で最強なのは当然、『ゲームの外』で普通に遊んでいる『ゲームプレイヤー』だと思いますの☆【解説編②】

ちょい悪令嬢「──と言うわけで、『ゲーム転生における、最強の存在』については、もはや明白ですわね☆」


転生法ちゃん「……その、『ゲームそのものの異世界の外側にいる、作者や神様みたいな存在』って、一体何者なのよ?」







ちょい悪令嬢「普通に、そのゲームをやっている、『プレイヤー』ですけど?」







転生法ちゃん「はあ? ──いやいやいや、確かにゲームそっくりではあったり、剣と魔法のファンタジーワールドだったりはするものの、そこはれっきとした『現実世界』であって、もはやただのゲームなんかじゃ無く、世界の内側だろうが外側だろうが、『プレイヤー』なんかいるはずは無いでしょうが⁉」


ちょい悪令嬢「それはあくまでも、それぞれの『立場』によって異なってくるのですよ」


転生法ちゃん「『立場』、ですって?」


ちょい悪令嬢「前回さっき、作品の舞台である異世界が、誰かの夢の中の世界であると言ったパターンも有り得ると、申したではないですか?」


転生法ちゃん「うん」


ちょい悪令嬢「それが本当に夢だった場合、その外側にいる人間からすると、すべては単なる夢だけど、夢の中にいる人たちからすれば、すべては本物の世界であり、自分自身もあくまでも、『現実の存在』だと認識しているのですよ」


転生法ちゃん「ああ、うちの作者のセオリーの、最も重要なやつの一つよね?」


ちょい悪令嬢「これはすべてにわたって通用する『真理』であり、たとえそこが『外側カミサマ』から見れば、ゲームや小説や漫画やアニメ等々であろうとも、現にそこに存在している者からすれば、れっきとした『現実』であり、本物の世界であるの」


転生法ちゃん「そりゃあ、『この世界は単なるゲームであり、おまえは単なるゲームの駒なんだよ』なんて言われて、納得するやつなんていないし、むしろ相手のおつむの具合を心配するだけだよね」




ちょい悪令嬢「そのように、それぞれのゲームにも『現実である可能性』が有るからこそ、前々回の【突発短編】のように、軍事的な戦略シミュレーションゲームにおいて、ボタン一つで無数の人々を大陸ごと滅ぼすことのできる、『プレイヤー』のチートっぷりが、強烈に印象づけられるわけなのです」




転生法ちゃん「ああだから、【突発短編】の前半のほうは、極普通の『シミュレーションゲーム』のはずなのに、突然NPCにも自我が芽生えたような描写をしたわけね?」


ちょい悪令嬢「もしかしたら、NPCたちにとっては、そのゲームこそが『現実の世界』かも知れませんが、外側にいるプレイヤーからしたら、『デジタルデータ』がわけのわからないことを言い出しただけに過ぎず、あくまでも『バグ』か何かと見なして、あっさりとゲームそのものを、これまでのセーブデータもろとも、アンインストールしてしまったのですよ」


転生法ちゃん「……それ、もしも『本物の世界』だとすると、とんでもないことじゃないの? 一つの世界を完全に消去してしまったわけで、紛う方なく『神の御業』じゃん!」




ちょい悪令嬢「ただし、あの描写の仕方だと、読者の皆様に事の重大さが伝わりにくいかと思いまして、別パターンとして、『フルダイブ型』のゲームのエピソードも付け加えましたの」




転生法ちゃん「確かにあれだと、ゲーム内にれっきとした『世界』が構築されていることが、かなりわかりやすくなっていたわよね」


ちょい悪令嬢「しかも、こっちのほうはネットと繋がっていて、ほぼすべてのキャラが、ちゃんと現実の人間が演じていることになっていますしね」


転生法ちゃん「……これが転生モノだったら、『ゲーム転生者が複数いる』パターンか?」


ちょい悪令嬢「と言うよりも、『転生した』ってことは、彼らからすれば『本物の世界』となるわけですが、それに対して主人公だけは、あくまでも『ゲーム』だと見なしていると言う、致命的な『ギャップ』を強調したわけです」


転生法ちゃん「こういった場合、『実は主人公も転生者だった』なんてパターンが多いと思うんだけど、あっさりと『ログアウト』してしまったよねw」




ちょい悪令嬢「何せ『ゲーム転生における最強とは?』と言うのが、テーマですからね。今度は『フルダイブ型』だから、主人公も世界の内側にいるようですけど、いつでも『ログアウト』可能な立場にあると言う、あくまでも『世界の外側』の存在なので、急に他の人たちが『ゲーム転生をした』とか言い出しても、『……何言っているんだ、こいつら』てな感じで、まったく相手にせずに、さっさとログアウトして、自分だけ『世界の外側』に戻って、ゲーム自体が『サービス終了』して、自称『転生者』たちがゲーム世界もろとも消滅したとしても、気にもかけないわけなのですよ」




転生法ちゃん「……ある意味『世界そのものが消滅』してしまったと言うのに、まさしく『チート級の最強』の立場だよね」




ちょい悪令嬢「だから何度も申しているように、世界の外側にいるだけで、その世界にとっては、『神様』的存在になれるのですよ。指先一つで、無数の人々どころか、世界そのものを消滅させたりできるだけで無く、それに対して何の感慨も感じないと言う、『残酷なまでに全知全能』だなんて、『神様』以外の何物でも無いでしょう★」










転生法ちゃん「……今回もかなり複雑で難解だったから、最後にわかりやすく簡潔にまとめて欲しいんだけど?」




ちょい悪令嬢「一言で申せば、たとえ『ゲーム転生』であろうとも、現代物理学における『未来には無限の可能性があり得る』論と、その世界内にいる者は『単なる登場人物』に過ぎず、真の意味において万能なる、『神様』にも『作者』にもなれないので、どんなにやり込んでいても『ゲームの知識』はさほど役に立たたず、もはやそんなものに頼ろうとはせず、自分の才覚や不断の努力によって、自ら道を切り開いていくべきだってことですよ」




転生法ちゃん「それに対して、『真の神様的チートの持ち主』とは、その『世界の外側に存在している者』と言うことなのね?」




ちょい悪令嬢「……前々から不思議に思っていたのですが、何で夢やゲームの世界の中に、その夢を見ていたり、そのゲームをプレイしていたりする者がいるのですか? 仮にいたとしても、これまで散々述べてきた通り、そいつらは単に夢やゲームの中で、『夢を見ている本人』や『ゲームプレイヤー』としての『役割』を与えれただけの、あくまでも他のキャラたちと同じ『夢の中の創造物』や『ゲームキャラ』に過ぎず、世界に影響を及ぼすとか言った、『神様ムーブ』なんてできっこないでしょうが?」




転生法ちゃん「──いろいろと語弊があるから、もうそれ以上はやめような⁉」




ちょい悪令嬢「それで、今回の三話にわたった連載において、何よりも言いたかったのは、『本当の神様と言うものは、何事においても無頓着である』と言うことなのですよ。『これは俺様が見ている夢なんだから、すべては俺様の思い通りなんだ!』とかほざくやつは、『偽物』に過ぎず、ほとんどの作品でカマセとして、『真の主人公』にやられるだけですよね。本当の『神様的存在』って、今回【突発短編】で描いた主人公たちみたいに、あくまでも自分がやっているのは単なる『ゲーム』としか見なしておらず、自分の行動でゲームキャラが何万人死のうが、世界そのものが消滅しようが、まったく頓着したりしないのですよ☆」










転生法ちゃん「……しかしそれにしても、『ゲーム転生』において最強なのは、『ただゲームをやっているだけのやつ』なんて、よく思いつくものよね?」




ちょい悪令嬢「言ってみれば、その辺の子供たちが、蟻の巣穴に水を流し込んでいるのを見て、『──これぞ、なろう系におけるチートスキルだ!』と閃くようなものですからね。本作の作者のようなひねくれ者でも無い限り、不可能でしょうw」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。