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第2545話、わたくし、『ゲーム転生』で最強なのは当然、『ゲームの外』で普通に遊んでいる『ゲームプレイヤー』だと思いますの☆【解説編①】

 ──現代日本の推定三千万人の、異世界転生希望の、ヒキオタニートのお兄ちゃん&お姉ちゃん、こんにちは☆


 実は『ツンデレ気味の妹(しかも幼女)』と言う、あざといキャラ付けでお馴染みの、『転生法』ちゃんだよ!




 さて、もうすっかり恒例となった【これぞ最強のチートスキルだ!】シリーズですが、第74回目の今回は、またしても本作の作者の別作品の『わたくし、悪役令嬢ですの!』の、既に公開済みの第2544話との連動企画となっておりますので、できましたらそちらのほうも併せてご覧になっていただくと、より理解しやすくなっております。




 ──ちなみに今回のテーマは、「『ゲーム転生』で最強なのは当然、『ゲームの外』で普通に遊んでいる、『ゲームプレイヤー』なのだ☆」です!




 とはいえ、【解説編】まで二作品別々にやるのは、読者様に不親切かと思いまして、今回も【特別編】として、両作品共『同じ内容』にすることにして、またしても【合同座談会】を行うことにいたしました!




 ──と言うことで、今回の【座談会】の『共同司会』をしてくださる、『わたくし、悪役令嬢ですの!』の主人公であられる、HN(ハンドルネーム)『ちょい悪令嬢』さん、どうぞ(この『量子魔導クォンタムマジックチャットルーム』へ)ご入室してください!




ちょい悪令嬢「どうも、『ちょい悪令嬢』こと、アルテミス=ツクヨミ=セレルーナでございます☆」




転生法ちゃん「……ええと、あなたのほうの前回の【突発短編】は、一体何なのよ? 『ゲーム転生』なの? 『フルダイブRPG』なの? 『AI等によるすべてのNPCの自由行動化』なの? それとも主人公たちは、『単なるゲーム』をやっているだけなの? しかも【突発短編】の中に似たような話が二つも続いていて、余計にわかりにくくなっているんですけど?」




ちょい悪令嬢「そもそもですねえ、普通はそれほど気に留めていませんが、『異世界転生作品』全体の中において、『ゲーム転生』と言うのは、結構な割合を占めているのですよ。最近トップレベルのシェアを誇る『悪役令嬢モノ』なんて、ほぼすべてが『(乙女)ゲーム転生』と言っても過言でありませんからね。──だったら、『なろう系作品』における、最強のチートスキルは何か?』を談義している当座談会としては、『ゲーム転生における最強のチートスキル』と言うものを、考察せざるを得ないのでは無いでしょうか?」




転生法ちゃん「ああ、なるほど、これまでみたいに個々のスキルでは無く、『枠組み』に注目して考察するのも、『切り口』として必要かも知れないわよね」


ちょい悪令嬢「各アニメ作品においても、単にフォーマットとして『ゲーム転生』であるだけでは無く、『ゲーム転生』ならではの特色をアピールする作品も少なく有りませんからね」


転生法ちゃん「ほう、例えばどんな?」




ちょい悪令嬢「良く有るやつでは、ゲーム知識によって主人公が無双し続けていた時に、いきなり事態の進行がゲームのシナリオから外れていって、何かと『うまくいかなくなる』と言ったパターンが有って、そういうのって多くの場合は、『魔王軍』とか『軍事大国』とかの、主人公の『敵勢力』の中にも、『ゲームの知識に詳しい転生者』がいたりするってパターンなのです」




転生法ちゃん「ああ、それって結構有るよね」


ちょい悪令嬢「このパターンで、更にひねっていて感心したのが、『異世界黙示録マイノグ○ラ』ですわね」


転生法ちゃん「あれは基本的には、『ゲームプレイヤー』同士の戦いなんだけど、何とそれぞれのゲームのジャンルが異なっていて、そこのところをちゃんと理解していないと、どんなに自分のほうのジャンルにおいては『最強キャラ』であっても、あっさり負けてしまうんだよね」


ちょい悪令嬢「逆に、いかにも『最弱キャラ』と思われていたのが、そのジャンルの『お約束のシチュエーション』になった途端、一気に形勢を逆転したシーンには、正直舌を巻きましたわね」


転生法ちゃん「うちの作者は、同じ『反則技』でも、姑息なやつでは無く、このように大々的に大どんでん返しとして使われるやつが、大のお気に入りですものね♡」


ちょい悪令嬢「似たようなパターンとして、『即死チ○トが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。』や、『盾○勇者の成り上がり』のように、今いる世界が、各キャラの認識ごとに、『異世界』か、『ゲーム』か、『小説』か、『夢の中』か──と言ったふうに、根本的に異なっているのも有りますけどね」


転生法ちゃん「……でもそう言うのって、『ゲーム転生者』に対しては、否定的なニュアンスのものが多いよね?」


ちょい悪令嬢「自分以外を『ゲームの駒』として見下しているってことになりますからね、他のキャラからすれば、あまりいい気分では無いでしょうよw」


転生法ちゃん「そこが本当に『ゲームの世界』だったら、そいつこそが『最強』になれるのに、そう言った展開の作品も皆無だしね」


ちょい悪令嬢「いえいえ、もしもそこが『ゲームの世界』であったとしても、最強なんかになれませんよ?」


転生法ちゃん「何でよ、『ゲーム転生』だったら、まさに『主人公』みたいなものになるんでしょう?」




ちょい悪令嬢「確かに自分が転生だか転移した世界が、自分のやり込んでいるゲームだった場合、()()()()トンデモないアドバンテージが有る()()なのですよ。




・たとえ平民に転生して、本来は『無知』のまま一生を終えるような立場にいながら、『世界のシステム』から始まり、『魔法系の世界』なら、すべての魔法に関する知識を、『物理的軍事上等の世界』なら、すべての武術や兵器に関する知識を、更にはストーリー上重要な役割を演じるキャラたちの、使命や性格や人間関係に至るまで、もはや『全知』レベルのとんでもない知識を有していて、


・しかも、各シナリオルートの展開をすべて頭に叩き込んでいる場合は、もはや『未来予知』レベルと言っても過言では無いでしょう。


・更には、それぞれのルートにおける、各キャラの言動まで把握しているとなると、実際にそのキャラに出会った場合においては、『読心能力』レベルの対応が可能でしょう」




転生法ちゃん「──言われてみれば、確かに! もはや『やり込みゲーマー』であるだけで、『ゲーム転生』においては『最強のチートキャラ』確定じゃん⁉」


ちょい悪令嬢「いえいえ、それがそうでも無いから、面白いのですよ」


転生法ちゃん「えっ、どうして?」




ちょい悪令嬢「今期夏アニメだけでも、『ヒロイン?聖女?いいえ、オールワ○クスメイドです(誇)!』や、『ヘルモ○ド 〜やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する〜 はじまりの召喚士』や、『乙女ゲー世界はモブに厳し○世界です』や、『追放された転生重騎士はゲーム知識○無双する』なんかが有りますけど、各『ゲーム転生者』たちが、余裕で『最強ムーブ』をカマしたり、世界のすべてをコントロールできたりしていますか? むしろゲームの知識なんて、あまり役に立たず、下手すると足を引っ張ってばかりで、結局自分のスキルや知恵と勇気を振り絞って、目の前の困難を切り開いて行っているだけでは無いですか?」




転生法ちゃん「──言われてみれば、確かに! どうしてなのよ? 『ゲーム転生者』と言うのは、全知で未来予測や読心なんかが、やりたい放題のはずなのに⁉」




ちょい悪令嬢「いつも通りの話ですよ、たとえそこが『ゲームの世界』であったとしても、世界である限りは、『未来には無限の可能性が有り得る』と言うのが、量子論に基づく現代物理学の大原則ですからね。そもそも『他の転生者』等の『不確定要素』が存在しているのですし、ゲーム知識通りにいくはずが無いのです」




転生法ちゃん「今期夏アニメで言えば、『オールワ○クスメイド』が顕著だよね。あれは本来『ゲーム版主人公』であったはずのメ○ディちゃんが、『聖女』では無く『メイド』なんかをジョブに選んだことこそが、いかにも最大のトラブル要因みたいに描かれているけど、そもそも『ゲームのシナリオ通りに進めよう』としているはずの『朝倉杏○(ア○ネマリー)』嬢自身が、肝心の『悪役令嬢ムーブメント』を放り出しているんだから、その時点で『本来のシナリオ』が狂ってくるのは当然の仕儀よね」




ちょい悪令嬢「それにそもそもですね、その世界が『ゲーム』だろうと、『夢』だろうと、『小説』だろうと、その世界の中にいる限りは、真の意味での『全知全能的な最強』にはなり得ないのですよ」


転生法ちゃん「……何で? 『ゲーム転生』はともかくとして、『その世界を夢として見ている張本人』や、『その世界を小説として生み出している作者』なら、文字通り『神様』レベルの『全知全能』そのものの、『最強ムーブメント』をぶちかますことができるのでは?」




ちょい悪令嬢「……あなた、自分で『小説』とか『作者』とか『神様』とか言っておいて、肝心なことに気づかないのですか?」


転生法ちゃん「へ?……………………………って、ああ、そうか! 本作の作者ご自慢の、『内なる神(インナー・ライター)』と『外なる神(アウター・ライター)』の理論か⁉」







ちょい悪令嬢「そうです、たとえ()()『ゲーム転生』であろうと、()()『作者』であろうと、()()『夢を見ている本人』であろうと、その世界の中にいる限りは、『一登場人物』でしか無く、その世界の外側にいる、本物の『ゲーマー』や、本物の『作者』や、本物の『神様』によって、己の運命を翻弄されるだけの『哀れな存在』に過ぎないのですよ」







転生法ちゃん「──‼」







(※次回に続きます)

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