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第2539話、わたくし、異世界においても『極超音速ミサイル』を実現できると断言しますの☆【解説編①】

 ──現代日本の推定三千万人の、異世界転生希望の、ヒキオタニートのお兄ちゃん&お姉ちゃん、こんにちは☆


 実は『ツンデレ気味の妹(しかも幼女)』と言う、あざといキャラ付けでお馴染みの、『転生法』ちゃんだよ!




 さて、もうすっかり恒例となった【これぞ最強のチートスキルだ!】シリーズですが、第71回目の今回は、またしても本作の作者の別作品の『わたくし、悪役令嬢ですの!』の、既に公開済みの第2538話との連動企画となっておりますので、できましたらそちらのほうも併せてご覧になっていただくと、より理解しやすくなっております。




 ──ちなみに今回のテーマは、「何と異世界においても『極超音速ミサイル』を実現できるのだ☆」です!




 とはいえ、【解説編】まで二作品別々にやるのは、読者様に不親切かと思いまして、今回も【特別編】として、両作品共『同じ内容』にすることにして、またしても【合同座談会】を行うことにいたしました!




 ──と言うことで、今回の【座談会】の『共同司会』をしてくださる、『わたくし、悪役令嬢ですの!』の主人公であられる、HN(ハンドルネーム)『ちょい悪令嬢』さん、どうぞ(この『量子魔導クォンタムマジックチャットルーム』へ)ご入室してください!




ちょい悪令嬢「どうも、『ちょい悪令嬢』こと、アルテミス=ツクヨミ=セレルーナでございます☆」




転生法ちゃん「……ええと、あなたのほうの前回の【突発短編】は、一体何なのよ? この前あなた自身が指摘した通り、『ラムジェットエンジンの異世界における有用性』は、既に私のほうの『転生法』の第45話や第46話で語り尽くしているのだから、今更この【座談会】のテーマに取り上げる必要は無いんじゃ無いの?」


ちょい悪令嬢「それがですねえ、何とまた偶然にも、前回のエピソードをネットに上げた後で、『Yah○○!ニュース』様において、現在日本の誇る『宇宙航○研究開発機構』こと『JA○A』によって、『スクラムジェットエンジン』を動力にした飛行体の開発が本格化していることが取り上げられたことで、本作の作者が『考えを改める』ことになったんですよ」


転生法ちゃん「──あの唯我独尊の作者が、考えを改めるって、珍しいことも有るものだな⁉」


ちょい悪令嬢「それだけニュースの内容が、本作の作者の『意に適って』おきながら、更に『新たなる切り口』を促すものでもあったのですよ」


転生法ちゃん「……何ソノ、どことなく矛盾した言い草は?」




ちょい悪令嬢「順を追って、詳しくご説明いたしましょう。まず一体何の影響を受けたのかと申しますと、『ラムジェット』や『スクラムジェット』を、あえて剣と魔法のファンタジー異世界において活用する場合、『どのような方法』が有るかについてです」




転生法ちゃん「……『ラム』だろうが『スクラム』だろうが、ジェットエンジンである限りは、『航空機』に利用する以外はあり得ないのでは?」


ちょい悪令嬢「まあその見解で問題無いのですが、ちょっと横道に逸れますと、ジェットエンジンとは何かと言うと、大まかに言えば『ガスタービンエンジン』の一種であり、これは別に航空機だけでは無く、陸上兵器や海洋兵器にも使用可能で、事実アメリカ軍の主力戦車である『エイブラムス』のガスタービンエンジンは、ドイツ第三帝国の代表的ジェット機Me262に搭載された、Jumo004を開発したアンゼルム=フランツ博士が戦後アメリカに渡って開発した、AGT1500というエンジンだったりします」


転生法ちゃん「──現在の戦車は、ジェットエンジン(正確にはガスタービンエンジン)で動いているのかよ⁉」


ちょい悪令嬢「だからと言って、異世界にジェットエンジンで稼働する戦車を、登場させようってつもりではありませんけどね。そもそも同じ『ガスタービンエンジン』とはいえ、『ラムジェット』の類いは、戦車等には利用できませんしね」


転生法ちゃん「だったら、何に活用しようって言うんだよ?」







ちょい悪令嬢「……おやおや、『スクラムジェットエンジン』と言えば、むしろ決まりきっているでしょうが? ご存じ、『極超音速巡航ミサイル』ですよ」







転生法ちゃん「へ?…………………………って、はあああああああああああああ⁉ よりによって異世界にいきなり、現在においてまだどこの国も完全には実用化していない、最新鋭の超ハイテク兵器を、持ち込んでくるつもりなのかよ⁉」







ちょい悪令嬢「……ホント、まったくの盲点でしたよ。『JA○A』の記事を読まなかったら、気づかないところでしたわ」


転生法ちゃん「気づくも気づかないも、そんなの科学技術がそれ程発展していない異世界においては、不可能なんじゃ無いのか⁉」




ちょい悪令嬢「いえいえ、むしろ人が乗る航空機よりも、使い捨てのミサイルのほうが、『スクラムジェットエンジン』の使い途としては、よほど適していると言えるのですよ?」




転生法ちゃん「へ?」




ちょい悪令嬢「そもそもスクラムジェットエンジンの『デメリット』って、何でしたっけ?」


転生法ちゃん「……いろいろ有るけど、現実問題として一番ネックになっているのは、原理上エンジン内部がかなり高熱になってしまうのを、どう『冷却』するかについてかな?」


ちょい悪令嬢「これまでは『氷魔法』とかで冷却すればいいとか言っていたけど、それでは根本的な解決にはならず、そんな無茶なやり方をしていたら、エンジン自体の寿命が早々に尽きてしまいますよ」


転生法ちゃん「だったら、元々熱に強い金属で造るとか? 異世界なんだから、ジェットエンジンの高熱に耐え得る素材なんて、『後出し』でいっぱい創ればいいじゃん?」


ちょい悪令嬢「……そんな『御都合主義』がまかり通るなら、最初から『完全無欠の魔法のエンジン』を創ればいいのでは?」


転生法ちゃん「うぐぅッ……………た、確かに、それはそうかも知れないけどさあ」







ちょい悪令嬢「答えは既に、現実世界において出ているのですよ。スクラムジェットエンジンは、『人が乗る』航空機では無く、『使い捨て』の超高速ミサイルにでも利用しろ──と」







転生法ちゃん「最高性能のジェットエンジンを、『使い捨て』にするですってえ⁉」







ちょい悪令嬢「……言ったでしょ? その『高性能』こそは、エンジン自体が『ただの筒』と言っていいほど、『簡素シンプルな構造』をしているからもたらされているのだと。つまりこの程度のエンジンなら、科学技術の遅れている異世界において大量生産が可能だし、しかも他のジェットエンジンどころか、乗用車のエンジンと比べても、むちゃくちゃ『ローコスト』で造られるから、『使い捨て』にしてもそれ程惜しくないのですよ」




転生法ちゃん「え、そうなの?」




ちょい悪令嬢「そう考えると、別に無理して人を載せたりする必要は無いんですよね。他にも最高速度がマッハ5以上なんて、人体がとても耐えきれるものでは無かったり、そもそも最初から高速に飛行していないとエンジンが始動しないんだから、大型機に運搬されたり、補助用のロケットエンジンで離陸したりする必要が有るのだから、とても『旅客機』なんかには使えないでしょう」




転生法ちゃん「……以前の見解では、そこら辺のところも『魔法』で無理やり解決するつもりだったけど、そんな面倒なことをするくらいなら、『使い捨て』にしたほうがマシかもね」




ちょい悪令嬢「て言うか、最大のメリットは、これまでの『なろう系作品』では、科学技術のレベル的に有り得なかった、超強力な現代的な兵器を導入できることなのですよ!」




転生法ちゃん「──確かにそっちのほうが重要だよね⁉ そもそも現在においても最先端兵器である『極超音速巡航ミサイル』を、異世界にぶち込んでくるなんて考えつくのは、うちの作者くらいなものでしょうよ!」







(※次回に続きます)

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