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第2526話、わたくし、超小型原子炉を動力とする非武装偵察ドローンを開発すれば、合法的に『核抑止力』が手に入ると思いますの★【解説編】

ちょい悪令嬢「……ああ、愛しのロ○シちゃん。できたら彼女のことを、『飼いたい』ですわあ♡」







メリーさん太「──うおおおおおおおおおおおおおおおおい⁉」







ちょい悪令嬢「な、何ですかメリーさん、いきなり大声を出したりして?」


メリーさん太「大声も出するわ! 何だよいきなり、『飼いたい』って⁉」


ちょい悪令嬢「?………………私の現在の気持ちを、率直に述べただけですけど?」


メリーさん太「なお悪いわ! 仮にも『人格』を有する存在に対して、『飼いたい』とか、『貴族の変態趣味』丸出しじゃんか⁉ さすがは『悪役令嬢』!」







ちょい悪令嬢「何言っているんですか、『人格を有する』からこそ、あくまでも『家族として』、飼えることができるのでは無いですか?」







メリーさん太「へ? ペットを、『家族として飼う』、だと?」


ちょい悪令嬢「本作の作者は前々からの計画として、父親の介護が終わった後で、一人暮らしに戻った場合、何かペットを飼おうと思っていたのですよ」


メリーさん太「……ああ、以前の東京暮らしとは違って、実家はド田舎の一軒家だからな。犬や猫どころか、アヒルや山羊や大型インコでも何でも、飼い放題だっけ?」


ちょい悪令嬢「でもですねえ、具体的に話を進めようとしたところ、いろいろと問題が有ることがわかったのですよ」


メリーさん太「と、言うと?」


ちょい悪令嬢「最近の日本て、夏はむちゃくちゃ暑くて、冬はむちゃくちゃ寒くて、丁度いい季候の春と秋が有って無いようなものじゃないですか? 動物と言うものはそれぞれ、『暑さに弱い』タイプや、『寒さに弱い』タイプがいて、一年を通して飼うには、いろいろと支障が生じるのですよ」


メリーさん太「ああ、ペットを飼うには、家の中の『温度調節』に神経を使うって、よく聞くよな」


ちょい悪令嬢「最悪、どんどん弱って、死んでしまいますからね」


メリーさん太「でもそう言うのって、専門の書籍やネット上の情報とかで、細かく注意や指導をされているものだろう? そう言ったアドバイスにちゃんと従っていたら、問題は無いのでは?」


ちょい悪令嬢「それがですねえ残念なことに、最初のうちはちゃんと注意を払っていても、しばらく経つと、『……このくらいの暑さや寒さなら、それ程空調に気をつけなくても大丈夫だろう』とか、手を抜き始めたりしがちなんですよ」


メリーさん太「──有り得るッ!」


ちょい悪令嬢「そしたら、気がつけば、既に『手遅れ』になっていたりしてね」


メリーさん太「……うんまあ、言いたいことは何となくわかったけど、それが『アークナ○ツ・エンドフィ○ルド』と言うゲームの、超人気ロリキャラを『飼いたい』と言うのと、どう繋がってくるわけなんだ?」







ちょい悪令嬢「だって『意思の疎通』が可能だったら、『ペット』のほうから、『……今日は暑くてとても我慢できないから、早くエアコン入れて!』とか言ってきて、適切な対応がとれるじゃないですか?」







メリーさん太「──ああ、なるほど! むちゃくちゃ腑に落ちたよ⁉ 確かにそれって、理想の『ペットとの関係』だな!」


ちょい悪令嬢「ご理解いただけたようで、何よりです。──これは別に、超絶ロリ美少女人狼(ワーウルフ)のロ○シちゃんを、あらゆる意味で自分の意のままにしたいと言う、スケベ根性によるものでは無いのです!」


メリーさん太「……そっちのほうの疑いも、完全に解消したわけでは無いけどな」


ちょい悪令嬢「──何でです⁉ わたくしはあくまでも、ペットのほうから、『アイスクリームが食べたい』とか、『お散歩したい』とか言ってくれたほうが、何かと楽しいし、何よりも助かるって、言っているだけじゃありませんか⁉」


メリーさん太「……それってむしろ、うちの作者の親父さんの『介護』と、何が違うの?」


ちょい悪令嬢「──ああ、確かに! 本作の作者の父親は、かなり末期になっても、ちゃんと自分の要望を言葉にして伝えてくれたので、非常に助かっておりましたわ!」


メリーさん太「趣味でペットを飼うよりも、父親の介護のほうが楽だったと豪語できるなんて、一体どういう人間なんだよ、うち作者って?」


ちょい悪令嬢「やはり『コミュニケーション』こそが、大事と言うことですよ! 人間同士ではちゃんと、『意思疎通』ができてこそ、真の関係が築けるのだと言う、作者からのメッセージなのです!」


メリーさん太「無駄に綺麗にまとめるなよ⁉ それよりも『前置き』はもういいから、そろそろ【本題】に入りやがれ!」


ちょい悪令嬢「………【本題】、って?」




メリーさん太「──前回の【突発短編】に対する解説だよ⁉ 何なんだよ一体、あのかつて無いほど『危ない内容』は!」




ちょい悪令嬢「いえむしろ、『危なくない』ようにするために考案した、エピソードなんですけど?」


メリーさん太「はあ?」




ちょい悪令嬢「周囲を完全に『核保有国』に取り囲まれている、日本だからこそ、『核抑止力』を確立するのは、喫緊の至上命題であるはずなのに、『平和憲法』や、それに基づく『専守防衛ドクトリン』に、『非核三原則』や、国内において日本の弱体化を企てている『左派勢力』や『エセ市民団体』等々が、ネックとなり、実現化はほぼ絶対に不可能だと見なされております」




メリーさん太「……まあ、そりゃそうだろうな。何せ人類史上『唯一の被爆国』なんだから、『国民感情』的にも、抵抗力が大きいだろうよ」




ちょい悪令嬢「──だったらいっそのこと、攻撃手段はおろか迎撃手段にすらなり得ず、事実上『兵器』とは呼べない代物を、あくまでも『けして使わない』のを前提として、製造して保有だけしていればいいのではないかと、思いついたのですよ★」




メリーさん太「はあ? 『けして使わない』ことを前提とする、『核兵器』だと? ──ああ、いや、攻撃力どころか防御力すら持たないんじゃ、『兵器』とも呼べないのか? でもそんなんじゃ、肝心の『核抑止力』になり得るのか?」


ちょい悪令嬢「これは『存在するだけで抑止力』になるタイプのやつですので、大丈夫です」


メリーさん太「まあ『核兵器』ってのは、大体そんなものだけど、それって『兵器』では無いんだよな? 具体的には、どういったカテゴリィの代物なんだ?」


ちょい悪令嬢「『ドローン』です」


メリーさん太「……ドローンだと、『核弾頭搭載の自爆ドローン』あたりを想像するけど、『兵器』では無いとすると、違うんだろ?」


ちょい悪令嬢「ええ、主に『偵察用ドローン』を考えております」


メリーさん太「『偵察用』? それに、『主に』、って……」


ちょい悪令嬢「何なら『気象観測用ドローン』にしてもいいかなと思ったのですが、せめて『軍事用』にしておこうと言うことで、最も差し障りのない『偵察型』にしたわけです」


メリーさん太「いやいや、『偵察型』にしろ『気象観測型』にしろ、とても『兵器』として利用しようのないドローンが、どうして『核抑止力』になるんだよ? ──当然、核爆弾とかは、積んでいないんだろ?」







ちょい悪令嬢「爆弾等の武装は、一切積んでおりませんが、ドローンとしての『動力』が、最新型の超高性能小型『原子炉』なんですよ☆」







メリーさん太「──はあああああああああああ⁉ ドローンの動力が、『原子炉』って、何ソレ⁉」







ちょい悪令嬢「実はこれって、まったく荒唐無稽な話では無く、遙か昔の『冷戦時代』においては、アメリカと旧ソ連の超大国の両方共が、『原子炉を動力とした軍用機』の開発に勤しんでいた時期が有ったのです」




メリーさん太「──ええっ⁉ 軍用機といえども、飛行機に原子炉を積んでいたわけ⁉ そんないかにも危なそうなのには、乗りたくねえ!」


ちょい悪令嬢「原子力を動力にすること自体は、別に珍しいことでは無いでしょう? 原子力空母や原子力潜水艦なんかは、むしろポピュラーだし。日本にもかつて『むつ』と呼ばれる、実験用原子力船が存在したくらいですからね」


メリーさん太「でも、いくら何でも、航空機は無いんじゃ無いのか? その性質上、機体はギリギリまで小型軽量に作られているんだから、そんな手狭な機体の中で任務に当たっている搭乗員たちとしては、原子炉から放射能が漏れ出たりしたら、アウトじゃん?」


ちょい悪令嬢「実はその点が一番危惧されていたようでして、何回か実験飛行を行った後で、両陣営とも実用化は断念したそうです」


メリーさん太「ほら、やっぱりぃ〜」


ちょい悪令嬢「でも、本作の案では、『ドローン』ですので、人的被害は考慮しなくて済むのでは?」


メリーさん太「あ…………………いやいやいや、騙されないぞ⁉ 艦船とは違って、航空機の場合は、『墜落』の危険性が常にまとわりついていて、その場合核兵器までとは行かないまでも、『事故を起こした原発』並みの、放射能汚染の被害が無視できないんじゃ無いのか⁉」







ちょい悪令嬢「むしろそこが、『狙い目』なのですよ」







メリーさん太「──なッ⁉」







ちょい悪令嬢「以前本作において、たとえ日本が核兵器を有さないとしても、敵国の原発や巨大なダムをミサイル攻撃できる態勢を整えておけば、核攻撃並みの成果を得ることができるものの、こういった攻撃は国際条約で禁じられていることについても、述べたかと思いますが、だったらこちらから『原発事故』そのものを、お膳立てしてやろうと言う主旨なのですよ☆」




メリーさん太「──そんなこと企てたんじゃ、むしろ何らかの国際条約に違反するんじゃ無いのか⁉」







ちょい悪令嬢「いえいえ、何度も申すように、この新型ドローンは、動力として原子炉を積んでいるものの、断じて『兵器』では無いので、『核兵器』には当たらず、しかももしもの時のために『大量生産』しておきますが、日本からは絶対に使用するつもりは無いと誓えますので、『平和憲法』並びに、『専守防衛ドクトリン』、それに『非核三原則』のどれにも抵触せず(そもそもこのどれかに抵触するのなら、『むつ』は製造並びに試験航海はできなかったはず)、更には当然『国際条約』にも何ら違反していませんので、どこからも文句を言われる筋合いは無いのです☆」










メリーさん太「……ホントすげえよ、この作者。『原子力』と言うものを、『兵力』では無く、あくまでも『動力』と位置づけるだけで、日本に『核抑止力を有するドローン』を、大量生産する口実をでっち上げやがったんだからな。今すぐにも防衛省は、こいつをコンサルタントとして、スカウトしたほうがいいんじゃ無いのか?」

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