第2508話、わたくし、今期夏アニメのお薦め作品をご紹介いたしますの♡【後編】
ちょい悪令嬢「──それでは、前回に引き続いて、『今期のうち、どなた様にもお薦めできる、良アニメ』の第2弾として、今回は『手札が多めのビクト○ア』について、存分に語りたいかと存じます☆」
メリーさん太「……こっちのほうは、どういった話なんだ? 珍しくも『万人にお薦めできる』と言うことは、普段うちの作者が好んで視聴している作品のような、『ひねくれたところ』が少ない作風なのか?」
ちょい悪令嬢「……そうですねえ、一言で言えば、『清く正しいスパイフ○ミリー』と言ったところでしょうか?」
メリーさん太「──うおいッ⁉ まるでどこかに、『清くも正しくも無いスパイフ○ミリー』が、有るみたいな言い方はよせ!」
ちょい悪令嬢「……ここであらかじめお断りしておきますけど、この連載をご覧の方は既にご承知かと思いますが、本作の作者は『スパイフ○ミリー』の大ファンであり、ネットにおいて散々『攻撃の対象』となっている部分をも含めて、『全肯定派』と言っても過言ではありません」
メリーさん太「『攻撃の対象』、って?」
ちょい悪令嬢「『ヨ○さん問題』ですよ」
メリーさん太「……ああ、『あれ』か? ホント、しょうもないよなあ。何でフィクションのキャラに、現実の『倫理観』を押しつけてくるんだよ。そんなんじゃ、『殺人鬼』と『暗殺者』が山ほど出てくる、西○維新先生の作品なんて、一生読めないぞ?」
ちょい悪令嬢「まあでも、彼らの気持ちもわからないでも無いんですけどね。ヨ○さんてば、『お仕事』の時は冷徹なプロフェッショナルに徹しているくせに、日常生活においては、いかにも『純真無垢な天然さん』て感じで振る舞っていて、『お仕事の時の自分とは別人ですよ?』と言わんばかりで、まったく『罪の意識が無い』じゃないですか?」
メリーさん太「う、うん、むしろ冷徹な本性を隠すための、『演技』とか『二重人格』とかなら、納得できなくも無いけど、あの『プロフェッショナル』なヨ○さんは、『一体何なんだ』?──って話になるよな?」
ちょい悪令嬢「今思いついたんですが、実はヨ○さんは代々暗殺者の家系で、一子相伝の『暗殺術』を受け継いでいるんですけど、病弱で気の優しい弟に引き継がせるのが忍びなく、自らの意志で後継者となり、自分の代で負の連鎖を断ち切ろうとしているなんてのは、どうでしょうか?」
メリーさん太「──おいやめろ! 何でたった二、三分程度の思いつきで、下手すると『原作越え』を成し遂げようとしているんだ、あの自称『希代の鬼謀家』は⁉ 『スパイフ○ミリー』は基本的に『ほのぼのコメディ作品』なんだから、そんなシリアスな設定は要らないんだよ!」
ちょい悪令嬢「ま、まあ、本作の作者自身はまったく気にしていないとはいえ、『ヨ○さん問題』こそが、『スパイフ○ミリー』における最大の『ネック』になっているのは、間違いなくて、
──実はそれを見事に解決したのが、今回ご紹介いたします、今期夏アニメの注目作の一つである、『手札が多めのビクト○ア』だったりするのです☆」
メリーさん太「……話はそこに繋がるわけか? その流れからすると、当該作品の主人公のビクト○ア嬢とやらが、ネットで指摘されている諸問題が解決された、『理想的なヨ○さん』と言うことになるのか?」
ちょい悪令嬢「ビクト○ア嬢は、某国において、不可能なことは何も無く、特に変装の名人である、凄腕の工作員だったそうです」
メリーさん太「──それって、ヨ○さんでは無く、むしろロ○ドさんじゃねえの⁉」
ちょい悪令嬢「いえ、『戦闘能力も抜群』だそうですから、実績が有るのかどうかはわかりませんが、仮に『暗殺』なんかをやらせてもピカイチなのでは?」
メリーさん太「……つまり、ヨ○さんとロ○ドさんの合体版なのかよ、最強(最凶)じゃん。まさかこれに、『ア○ニャちゃん』まで登場してくるんじゃ無いだろうな?」
ちょい悪令嬢「すっかり工作員としての過去をすべて捨て去って、実在する『ビクト○ア=セラーズ』と言う女性の戸籍を乗っ取って、誰も知った者がいない国へと流れ着いた、自称『ビクト○ア』嬢なのですが、ふと通りかかった公園で、何時間もたった一人でベンチに座り続けている幼女を発見して、とても見捨てておけないから街の警察署みたいなところに連れて行って保護してもらうものの、オッサンばかりの詰め所に泊まらせるのも忍びないから、自分が泊まっている宿屋に連れて帰って世話を焼くと言う、『お人よし』っぷりを発揮した挙げ句、次の日引き取りに来た孤児院の職員さんに対しては、急に『この子は私が育てます!』とか言い出して、何とまだ定住先も定まっていない女手一つだと言うのに、『子持ち』になってしまいましたとさ♡」
メリーさん太「──完全に、『スパイフ○ミリー』じゃんか⁉ もしかしてその幼女、人の心が読めるんじゃ無いだろうな⁉」
ちょい悪令嬢「まるで人の心を読んでいるかのように、何かと聡くて気配り上手であることは、間違い有りませんね」
メリーさん太「はあ?」
ちょい悪令嬢「言ったでしょう、今回ご紹介しているのは、大豊作の今期夏アニメにおいても、特に万人にお薦めできる良心的な作品であって、登場人物はほぼ全員『善人』だと。同じ『家族ごっこ』がテーマでも、うちの作者が大好きな、ひねくれ回った幼女が登場する、某作品とは全然違うのですよ」
メリーさん太「──本当にうちの作者は、その『某作品』とやらの、熱狂的なファンなんですかねえ⁉」
ちょい悪令嬢「ビクト○ア嬢自身としては、若い女の一人暮らしよりも、『子持ち』のほうが怪しまれることが無いし、『虫除け』にもなるしで、あくまでも『利用価値』が有るから側に置いておこうと思っていただけだったのですが、さっきも言ったように、幼女ちゃんことノ○ナ嬢が、あまりにもいい子だったので、つい情が移ってしまって、本気で親子になろうとし始めるのですよ」
メリーさん太「おお、まさに『嘘から出た実』そのまんまに、ガチで『お母さんになる』決意をしたわけか⁉ それなら『某キャラ』みたいに、『ヘイト』を集めることなんてあり得ないよな⁉」
ちょい悪令嬢「しかも某作品の自称『スパイや暗殺者大好き』な、『口だけ幼女』とは違って、こっちの幼女は、ガチで『工作員』として大成していきます☆」
メリーさん太「……………え? 何ソレ」
ちょい悪令嬢「いわゆる『事情持ち』である自分と一緒にいることで、ノ○ナちゃんにも危害が及ぶことを危惧したビクト○アさんが、もしもの時のために簡単な『護身術』を伝授したところ、元々そちら方面に『才能』が有ったのか、むちゃくちゃ飲み込みが早くて、しかも勉強熱心なものだから、つい次々とプロフェッショナルなテクニックを仕込んでいるうちに、いっぱしの『工作員予備軍』にまで育ってしまって、アニメ版よりも数年後を描いている原作版のほうでは、実際に様々なミッションにおいて、ビクト○アさんの助手を務めるまでになられているのです」
メリーさん太「──ええっ、元工作員による、ほのぼの家族ごっこじゃ無かったの⁉」
ちょい悪令嬢「でも、いつまで経ってもお互いに秘密を抱えたまま、一応は家族であるはずの相手を騙し続けるなんて、あまりにも不健全では無いですか? その点、お互いに真に信頼し合って、お互いのすべてを打ち明け合うこの作品こそ、『光のスパイフ○ミリー』と言えるのでは?」
メリーさん太「──だ・か・ら、どこかに『闇のスパイフ○ミリー』みたいな作品が有るような、言い方をするなって言ってるんだよ⁉」
ちょい悪令嬢「──と言うわけで、ここからは本家本元のほうの『スパイフ○ミリー』に関する、『重大ニュース』を発表したいかと思います!」
メリーさん太「……へ? いきなり何なの⁉」
ちょい悪令嬢「本当は、今回の『手札が多めのビクト○ア』と前回の『ヒロイン?聖女?いいえ、オールワ○クスメイドです(誇)!』以外で、今期夏アニメのお薦め作品を簡単にご紹介しようと思ったのですが、とんでもない新情報が舞い込んできたのです!」
メリーさん太「『とんでもない新情報』って、本家の『スパイフ○ミリー』関係で?」
ちょい悪令嬢「ええ、どうやら最新エピソードにおいて、ついにア○ニャちゃんとドノバン=デズモ○ド氏が、『初対面』しそうなのですよ!」
メリーさん太「──そ、それって⁉」
ちょい悪令嬢「そうです、以前本作において予想したように、デズモ○ド氏が本当に予知能力を有していて、そしてそれが移植された『彼女』の脳みそによるものだとしたら、彼とア○ニャ嬢との間で、テレパシーによる、
『──久し振りね、A○IA』
『………………お○○さん?』
──なんて、やり取りが有るかも知れないのですよ!」
メリーさん太「──‼」
ちょい悪令嬢「……まあ、これはあくまでも、本作の作者の『妄想』のようなものに過ぎませんが、もしも同じ『読心能力者』同士だったら、ストーリーの核心に迫る急展開も大いに有り得るので、ファンの皆さんは是非とも必見ですぞ☆」




