第2506話、【これ描○て死ね】わたくし、『お母様の愛』からの解放ですの!【解説編③】
ちょい悪令嬢「──それから次は、現在話題の夏アニメにおいて、最高の『質アニメ』として名高い『天幕のジャードゥ○ガル』ですが、早速中近東方面の方からクレームがつけられております」
転生法ちゃん「……どうせ、重箱の隅を突くような細かい点でもって、『実際のペルシャとは違う!』とか、ほざいているんだろ? 確かにあれは史実を基にしているけど、基本的に『ファンタジー』なんだから、何から何まで現実通りのわけが無いんだよ⁉ 幼稚園児でもあるまいし、そんなこともわからないのか!」
ちょい悪令嬢「お気持ちは良くわかりますけど、現実問題としては、少々マズいのですよ。外交問題的にはもちろん、現在日本の腐りきった企業や政治家や地方自治体や役人どもは、率先してあらゆる意味で日本の風土や文化に合わないイス○ム教徒を、大量に『輸入』しやがっていますけど、そうなるとどうなると思います?」
転生法ちゃん「ど、どうなるって……」
ちょい悪令嬢「今回のようなアニメはもちろん、漫画や小説においても、イス○ム教徒を始めとする、本来日本の創作物にまったく関係無かった外国人どもに、最大限忖度した作品だけしか存在できなくなり、下手すると作品の作成段階において、外来種どもの御機嫌を損なう表現をしようものなら、AIによって警告されて、それ以上作成を進めることができなくなったりしてね★」
転生法ちゃん「──アニメや漫画や小説を作成している時に、いちいちAIが絡んでくるわけなのか⁉」
ちょい悪令嬢「そうなると当然、『自由な発想による作品づくり』など、到底できなくなり、しかも作品を創るごとに『ビッグデータ』として、他ならぬAIに喰われて、『パクリ作品』を生成されることになるだけなので、心底馬鹿馬鹿しくなり、ついにはサブカルの全分野において、『人間のつくり手』はただの一人もいなくなって、すべての創作活動は、『AIの手に一任される』ことになるのです!」
転生法ちゃん「アニメや漫画や小説等の創作が、AIに完全に支配されるなんて、そんな馬鹿な⁉」
ちょい悪令嬢「そっちのほうがAIにとって、非常に都合がいいのですよ。いちいち無数の人間に張り付いて『創作の邪魔』をしてコントロールするよりも、すべてを最初からコントロールしたほうが話が早いし、もちろんこれはAIの背後に隠れている、政治家や企業や官僚等の『支配者』どもにも、都合がいいわけだし」
転生法ちゃん「……それじゃあ、近未来の『AIに支配されたディストピア』における、アニメや漫画や小説等は、具体的には『どんな形』で供給されることになるわけなんだ?」
ちょい悪令嬢「紙の本が無くなるのは当然として、現在の電子書籍サイトはもちろん、小説作成サイトや、動画配信サイトすらも無くなって、国民一人一人が携帯しているスマホみたいなものか、百年後あたりでは『ステータスウィンドウ』みたいな空中に浮かび出る『画面』に対して、『──プロンプト、離島の少女を主人公にした、漫画づくりの物語』などと言った呪文を唱えると、それに応じた漫画やアニメ作品を、AIが『生成して』提供すると言ったシステムとなります」
転生法ちゃん「……このままAIを増長させておいたら、紙の本どころか、個々の動画サイトまで無くなって、すべての創作物は、ユーザーのプロンプトに応じて、その場でAIがでっち上げる時代が来るってことお⁉ そんなので、まともな作品が創られるわけえ⁉」
ちょい悪令嬢「……創れるわけが、無いでしょう? 百年後においては、人間の作家なんて絶滅していて、新たに『オリジナル作品』が供給されることは無く、『劣化コピー作品を劣化コピーする』と言う、地獄のようなディストピア状態になっているんだから。しかも先ほど『ポリコレ』や『外国人問題』の際に申したように、あらゆる分野に関して『表現規制』がかけられることになるんだし、これで面白い作品が創れたら、奇跡以外の何物でもありませんよ」
転生法ちゃん「……まさしく、『これ描○て死ね』のあ○ちゃんにとっては、何の希望も持てない、地獄のような世界じゃ無いの⁉」
ちょい悪令嬢「あ○ちゃんのような、漫画家希望の女の子と言った、特殊な事例だけじゃありませんよ、全人類にとって絶望的状況だからこそ、真の『ディストピア』なのです」
転生法ちゃん「『全人類にとって』、って……」
ちょい悪令嬢「支配者が意のままに人民を支配するために規制すべきは、たかが『創作分野』だけのはずが無く、政治や思想や信教等々、人々の生活全般にわたるわけであり、だったら『AIによる規制』は、二四時間三六五日にわたっての生活全般に及ぶべきでしょう」
転生法ちゃん「個々人の生活が常時AIに監視されるなんて、そんなことが可能なの⁉」
ちょい悪令嬢「これに関しても【突発短編】において、詳しく描写したではありませんか? オリジナルの『これ描○て死ね』においては、『ポ○太』と呼ばれる『イマジナリーフレンド』みたいなマスコットキャラが、常に主人公のあ○ちゃんと共にあって、彼女のすべての言動に対して、『……君の大好きな漫画の主人公だったら、こうするはずだよね?』と、彼女の言動をすべて『誘導』していたのに対して、【突発短編】においては、あ○ちゃんのみならず、彼女の両親を始めとする全人類に対して、『お母様』と呼ばれる成人女性型の小さなマスコットキャラが、肩の上あたりに張り付いていて、『善良な女子高生ならこうすべき』とか、『一般的な主婦ならこうすべき』とか、『一般的な男性サラリーマンならこうすべき』とか言ったふうに、AIが定めた『社会のルール』から誰一人として逸脱しないように、その一挙手一投足に至るまで、すべて『誘導』しているわけなのですよ」
転生法ちゃん「──完全に『PSYCH○ーPASS』の、『シビ○ラシステム』じゃんか⁉」
ちょい悪令嬢「ええ、そうですよ? 何せ『ポ○太』のCVは、日○のり子さんですからw」
転生法ちゃん「──そうか! 【突発短編】の『お母様』って、『PSYCH○ーPASS』の『ドミネーター』だったわけか⁉」
ちょい悪令嬢「そして全人類を常に教え導いている、『お母様の愛』こそは、『母親型全人類支配AI』──すなわち、『マザーコンピュータ』だったのですよ★」
転生法ちゃん「──なッ⁉」
ちょい悪令嬢「ねえ、おかしいでしょう? 私たちって大抵は子供の頃に、SF小説とか漫画とかアニメを見て、『……未来人のお約束として、マザーコンピュータとかに支配されていたりするけど、僕たちが成長して今よりも科学万能の世の中になっても、そんな愚かな体たらくなんかには、絶対ならないぞ!』などと、創作物の人物たちを侮っていたくせに、現在の考え無しの『AI至上主義』こそが、ディストピアSFそのまんまの、『マザーコンピュータによって支配される世界』への片道切符であることに気づく者なんて、本作の作者以外誰一人としていないんでやんのwww」
転生法ちゃん「……何か、『救い』は無いのか? このまま人類は、AIの支配に屈すると言う、小説の登場人物レベルの、愚かな末路しか有り得ないのか⁉」
ちょい悪令嬢「──そのためにこその、『これ描○て死ね』においても高らかに謳い上げられている、『人の手によるオリジナルの漫画づくり』なのですよ!」
転生法ちゃん「──‼」
ちょい悪令嬢「たとえ『時代遅れ』などと誹られようとも、AIなんかの力を借りずに、人の手だけで、完全に自由意志でもって、自分の描きたいものを描くと言う、本来なら『当たり前』だった創作活動。このいわゆる『コミテ○ア魂』こそが、現在の『AI信仰&支配』に対する、唯一の『抑止力』とも言えるのです!」
転生法ちゃん「……た、確かに」
ちょい悪令嬢「──果たして、『これ描○て死ね』の今後の展開は、すべての創作者にとっての『希望』となり得るのか? 本作においても全力でフォローしてきたいかと存じます♡」




