第2504話、【これ描○て死ね】わたくし、『お母様の愛』からの解放ですの!【解説編①】
転生法ちゃん「──いやいやいや、前回の【突発短編】、むちゃくちゃ凄かったじゃん⁉」
ちょい悪令嬢「そうでしょう、そうでしょう」
転生法ちゃん「多分今期夏アニメにおいて、うちの作者が最も感銘を受けたと思われる、『これ描○て死ね』をベースにしていて、『オリジナル漫画』の創作の素晴らしさを謳いながら、前々回までの『AI』ネタを『裏テーマ』にして、ヒロインにしか見えない『マスコットキャラ』のポ○太の『中の人』が、超ベテラン声優の日○のり子さんであることをいいことに、かのカルトSFアニメの金字塔の『PSYCH○ーPASS』のドミネ○ターに絡めて、実はこの世界が『自由でオリジナリティ豊かな創作活動』なぞもっての外で、それどころか人類個々人すべてが、感情任せの自由意志を持つことさえ禁じられて、すべては一人一人に付随している、『マスコットキャラ=ドミネ○ター』にして、人呼んで『お母様の愛』=『母親型ドミネ○ターAI』=『マザーコンピュータ』に支配されている、近未来SF的『ディストピア』だったと言う、驚愕の事実が判明するなんて⁉」
ちょい悪令嬢「あはは、本当はもっと素直に、『これ描○て死ね』の感想を述べるだけの内容にするつもりだったんですけどね」
転生法ちゃん「へえ、今期夏アニメはまだ各作品共スタートを切ったばかりだと言うのに、既に特定の作品がそんなにも心に刺さったんだ?」
ちょい悪令嬢「それと言うのも、ビッグサイトのコミテ○アの会場を初めて訪れた時の、主人公の安海あ○ちゃんて、まさにうちの作者に言わせれば、『……これ、私のことだッ!』だったそうですw」
転生法ちゃん「──はあ⁉ まさかそのセリフを、あの冷笑系Web作家の口から聞くことになろうとわッ⁉」
ちょい悪令嬢「いや、東京暮らしが長かったとはいえ、基本的にはただの『勤め人』だから、『サブカル』の知識なんて『田舎の中学生』のレベルで止まっていて、漫画なんてものは、この現実世界とは隔絶されたどこかの『非日常的領域』において、『魔法使い』的な存在が、それこそ『魔法』みたいなものを使って、生み出しているものと信じ込んでいたのですよ」
転生法ちゃん「……ああ、何かわかる。例えば少女漫画界のレジェンドであられる『萩○望都』先生なんか、とても自分と同じ人類とは思えず、まさしく『神様』的な存在で、西洋のお城みたいな所に住んでいて、そこで霊験あらたかな原稿をしたためられているものと思いたくなるよね」
ちょい悪令嬢「まあ、そこまでは行かなくても、一般庶民である自分なんかと、『同じ生物』とは到底思えませんよねw」
転生法ちゃん「……そんな認識しか無い、『サブカル音痴』の田舎者丸出しのうちの作者が、どうしてあ○ちゃん同様に、オリジナル同人漫画即売会の『コミテ○ア』に参加しようなんて、思い立ったのよ?」
ちょい悪令嬢「実は前期春アニメのショートアニメに、『百鬼夜○抄』と言うのが有ったのですが、本作の作者はその原作漫画版の大ファンなのですよ」
転生法ちゃん「え、そうなの? その割には、全然話題に挙げなかったじゃん?」
ちょい悪令嬢「……アニメのほうは、いわゆる『うごイラ』みたいなやつで、むしろ原作のイメージを壊しそうだったので、どうしても見ることができなかったのです」
転生法ちゃん「て言うか、うちの作者って、あの手の『省力アニメ』を、そもそも『アニメ』として認めていない節が有るからね」
ちょい悪令嬢「それで、コミテ○アに行けば、当時某サークルとして参加なされていた、原作者の今○子先生に会える──さっきの説で言えば、『神様に会える!』と言うことで、その当時オタクでも何でも無かったただの『平凡な勤め人』が、万難を排して『同人即売会』に初参加したのです!」
転生法ちゃん「うおッ、思い切ったことをしたものだな? それで実際に参加してみて、どうだった?」
ちょい悪令嬢「もちろん、最高でした! 当然今○子先生にお会いして、差し入れのお菓子をお渡ししつつ、新刊も購入し、『百鬼夜○抄』から受けた感動について直接お伝えできて感無量だったのですが、まさかそれだけで会場を後にするわけが無く、コ○ケなんかと比べると結構狭い会場内にひしめいている多数のサークルさんを、開催時間いっぱいかけて、すべて巡っていろいろな本をGETしましたよ!」
転生法ちゃん「……その『いろいろ』の内訳を聞いてもいいか? ──あ、それとも『コミテ○ア』は、『エロ厳禁』だったりするわけ?」
ちょい悪令嬢「……いや、尊敬する先生にお会いしに行って、『エロ同人誌』を購入したりしませんよ。──ただし、『コミテ○ア』は『二次創作厳禁』ですが、『エロ』に関しては制限有りません」
転生法ちゃん「それはともかくとして、会場で実際に各サークルを巡ることによって、『これ描○て死ね』の主人公のあ○ちゃん同様に、『漫画と言うものは自分と同じ一般人が描いてもいいのだ』と、衝撃を受けたわけ?」
ちょい悪令嬢「あ、それは『後日』です」
転生法ちゃん「『後日』、って?」
ちょい悪令嬢「実は『コミテ○ア』の本番は、『開催日当日』では無いんですよ」
転生法ちゃん「はあ⁉ 『開催日』が本番じゃなかったら、一体何が『本番』なんだよ⁉」
ちょい悪令嬢「──『読書会』、です」
転生法ちゃん「『読書会』……………って、何ソレ?」
ちょい悪令嬢「即売会当日から一週間後とかに、主に池袋近辺の会議場を借りて、当日出品された同人誌のうち『新刊』のみを、無料ですべて読むことができると言う、『コミテ○ア』独自のサービスなのです!」
※【作者注】Webで調べたところ、この『読書会』は現在も行われており、
次回は、2026年8月の『C○MITIA157』で提出された見本誌を自由に読めます。
日程、2026年8月30日(日)11時~18時。
場所、 北とぴあ ペガサスホール。
参加費、無料。
転生法ちゃん「当日見本誌として提出された新刊を、すべて無料で読めるなんて、すげえ太っ腹じゃないの⁉」
ちょい悪令嬢「『コミテ○ア』の創設の主旨は、けして営利目的なんかじゃ無く、小説で言えば『小説家になろう』や『カクヨム』同様に、『誰でも漫画を描いてもいいんだ!』をキャッチフレーズにして、『創作の輪』を無限に広げていくことなので、こう言う奉仕企画を有志の方々が手弁当で行うのも、極当たり前のことに過ぎないのです」
転生法ちゃん「何と、『コミテ○ア』って、そんなに志の高いイベントだったの⁉」
ちょい悪令嬢「『同人即売会』なら、大小の違いは有れど、どこも似たようなものですよ。例えばビッグサイトの展示ホールをすべて貸し切って行われている『コ○ケ』にしたって、あの大会場の設営は誰がしているかと言えば、けして『業者』とかでは無く、運営スタッフはもちろん、サークル参加者、果てはいわゆる『お客さん』である一般参加者に至るまで、あくまでも無償で前日の設営から、イベント終了後の撤去に至るまで、大勢参加して行われているのですよ」
転生法ちゃん「あの、世界最大規模のイベントの設営って、いわゆる参加者の『ボランティア』で行われていたの⁉」
ちょい悪令嬢「そんな『同人誌即売会』にたまたま参加したために、本作の作者も『創作』の世界に足を踏み入れることになったのですよ」
転生法ちゃん「そうそれだ、その流れを具体的に聞きたいんだけど、『読書会』が決め手になったと言うことは、何かうちの作者を発奮させるような同人誌が有ったわけ?」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ! それもまさしく今期夏アニメの、『これ描○て死ね』そのまんまの内容のやつが!」
転生法ちゃん「ああ、つまり、『同人誌を生まれて初めて読んだ者が、自分自身も同人漫画を描くようになる』話か⁉」
ちょい悪令嬢「主人公が学生だったのかOLだったのか忘れましたが、とにかく一般人で、人生に行き詰まってしまっていたところ、たまたま同人即売会に行って、自分と同じような学生や勤め人風の素人の皆さんが、漫画を描いてそれを実際に公表している姿を見ることによって、昔一度諦めていた『漫画家になりたい』と夢を思い出して、本の内容に力強く『背中を押して』もらうことによって、同人活動を始めると言う物語だったのです!」
転生法ちゃん「なるほど、うちの作者が、『これ、私のことだッ!』と思ったのも納得だね。おそらくまさにその『これ描○て死ね』そのまんまの内容の同人誌を読むことによって、うちの作者も盛大に『背中を押してもらった』んだ!…………………でもねえ」
ちょい悪令嬢「『でもねえ』?」
転生法ちゃん「それだけ感銘を受けたのはわかったけど、ズブの素人の『勤め人』なんかが、ちょっと背中を押してもらったくらいで、漫画を描けるようになるわけ?」
ちょい悪令嬢「ああ、本作の作者は元々『グラフィックデザイナー』志望だったのであり、特に当時最新鋭&最高級パソコンだった『P○wer Macint○sh 8100』と、グラフィックソフトの最高峰であった『Paint○r』を手に入れてからは、本気で公務員を辞めてデザイナーに転職しようと思ったほどでしたから、絵画の基本的技能はちゃんとマスターしているのですよ」
転生法ちゃん「──それじゃあ、『これ描○て死ね』と言うよりもむしろ、前期春アニメの『左ききのエ○ン』じゃねえか⁉」
(※次回に続きます)




