第2495話、わたくし、これぞ『レプリカ』を使った『ギャグ』パターンですの☆【解説編②】
ちょい悪令嬢「──せっかくナ○ちゃん自身が、『……そうか、私って、本当はいなかったんだ』とか言った、むちゃくちゃエモい台詞を言ったかと思ったら、何とその直後で『完全なぶち壊し』! この作者事も有ろうに、『レプリカと我々が存在している「階層」は違うのだ』とか、『レプリカが見えたりするのは、たまたま二つの「階層」が重なっている時だけなのだ』とか、『……実は「レプリカの国」なんて有るんだぞ、どうだ、恐いか?』とか、奇天烈極まることを言い出しやがったのです!」
転生法ちゃん「……何だよ、『階層』とか『レプリカの国』とかって、SFにしたいのか、ファンタジーにしたいのか、せめて統一しろよ⁉」
ちょい悪令嬢「いやいやいや、『ナ○』とか『ア○』とか『リ○ウ』とかって、ちゃんと本体が、それぞれの理由で生み出していたじゃん⁉ 別の『階層』とか、『レプリカの国』とかから、大昔の『子供向けアニメ』みたいに、『呼ばれ○飛び出てじゃじゃじゃじゃーん』したわけじゃ無いだろうが⁉」
転生法ちゃん「うん、今更『SF』や『ファンタジー』なんかにするよりも、『イマジナリーフレンド』や『二重人格』のほうが、よほど現実的で腑に落ちるよね」
ちょい悪令嬢「……多分、そんな『ありきたり』なオチにしたくなくて、最終段階に来て無駄にあがき続けたものだから、かえってわけがわからなくなったんでしょうね。どう考えても、最終的にスナ○とナ○が合体して、『完璧な愛川スナ○』になって、『ありきたりのハッピーエンド』で終わっていればいいのに、『レプリカが独立して生きていく』などと言った、どう考えても無理筋のオチなんかにしてしまうなんて」
転生法ちゃん「ええっ、条件によっては他人から見えなくなったり、本体の意思によって消えたり出て来たりして、極めつけには、もしも本体がお亡くなりになったら、突然消滅すると言う、『怪奇現象』をぶちかましたりするのに、独立して普通の人間として生きていくなんて、どう考えても不可能だろう⁉」
ちょい悪令嬢「作者さんとしては、たとえ『つくりもの』といえども、ナ○を消滅させるのが忍びなかったのでしょうかねえ」
転生法ちゃん「──いやいやいや、二人が合体すれば、それは『スナ○』でもあり『ナ○』でもあるわけだから、『ナ○』だけが一方的に消滅するのでは無くて、ちゃんと理想的な『ハッピーエンド』になるでしょうが⁉」
ちょい悪令嬢「そうですよね、たとえありきたりとはいえ、『イマジナリーフレンド』や『二重人格』だったほうが、よほどふさわしかったことでしょう。──と言うことは、やはり『俺様ルール』は、百害あって一利無しってことですよ。読者や視聴者の皆様に納得してもらうためには、ちゃんと『筋が通った論理ベース』を、しっかりと打ち立てなくては!」
転生法ちゃん「……『筋が通った論理ベース』、って?」
ちょい悪令嬢「本作の作者で言えば、『集合的無意識とのアクセス方式』とかですね」
転生法ちゃん「──結局、それかあ⁉」
ちょい悪令嬢「だって、これまでこの連載において、散々申してきたように、『集合的無意識とのアクセス方式』だったら、論理的かつ現実的に、土くれや氷の塊から、いくらでも血の通った分身を生み出すことができるし、あたかも実体が有るかのような『イマジナリーフレンド』や、まるで自分とは完全に独立しているかのような『二重人格』さえも、実現可能なのですからね」
転生法ちゃん「……前半のは、主に『杖と剣のウィスト○ア』の考察の時に、詳細に述べていたから理解できるんだけど、後半のはどうなのよ?」
ちょい悪令嬢「そっちについても、私のほうの『わたくし、悪役令嬢ですの!』や、あなたのほうの『転生法』はもちろん、本作の作者の様々な作品において、これまで散々語ってきたことなんですけどね。
──まず、実体の有る『イマジナリーフレンド』については、他でも無く『分身』スキルの応用であって、具体的には『杖と剣のウィスト○ア』の、『ロス○ィ』君が該当しますわね」
転生法ちゃん「ああ、なるほど、エル○ィちゃんにとっては『分身』みたいなものだけど、性別も容姿も異なるんだから、『別人』を──つまりは、『独立した人間』を生み出したようなものだよな」
ちょい悪令嬢「そもそも『イマジナリーフレンド』なんだから、『実体』が無くてもいいのですよ。その場合は単に、何らかの形で集合的無意識とのアクセスを果たすことで、原作で言うところの『階層』に相当する、『別の可能性の世界』の『別の可能性の自分自身』の情報を、自分の脳みそにインストールすることで、あたかも『レプリカ』が実際に存在しているかのように、錯覚すると言ったパターンも考えられるのです」
転生法ちゃん「……その場合、『実体』は有ることになるの?」
ちょい悪令嬢「『触覚』も、最終的に『感じる』のは脳みそなんだから、脳みそさえ『騙せば』、そこに実体としてレプリカがいるように認識することになるのですよ」
転生法ちゃん「──つまりレプリカって、『自分で自分を騙している』ようなものなのか⁉」
ちょい悪令嬢「『二重人格』についても、まったく同じなのですが、こっちは完全に、『別の可能性の自分』に身も心も乗っ取られてしまって、集合的無意識からダウンロードした、『明るく社交的なレプリカ』と言う、『別の可能性の自分』の人格データを脳みそにインストールして、『ナ○』として学校に行って、文字通り『別人』のように振る舞った後で、帰宅してすぐに『消えろ』と言う呪文を唱えることで、集合的無意識とのアクセスが遮断されて、『ナ○』として行動していたのは、ちゃんと『実体』を有する『別個体』で、自分はあくまでも家の中で引きこもっていたと言う、『偽りの記憶』を自分ででっち上げてしまっているのです」
転生法ちゃん「……すげえ、ちゃんと辻褄が合っている。少なくとも、『別の階層』とか『レプリカの国』とか、突然引っ張り出してくるよりも、断然無理が無いよね」
ちょい悪令嬢「結局ですね、どんな作品を創ろうとも、本作の作者の『集合的無意識とのアクセス方式』のように、しっかりと『論理的ベース』を定めていると、揺るぎ無き説得性を得られるのですよ。そう言う意味からも、下手すると後付け的な『俺様ルール』を重なるばかりでは、読者や視聴者をいたずらに混乱させるばかりで、到底理解を得るのは難しいかと思いますよ☆」
転生法ちゃん「──とか言いつつ、今年度の春アニメの中では、『レプ○カだって、恋をする。』は、結構高評価なんでしょ?」
ちょい悪令嬢「本作の作者の個人的意見としては、そうですね。何かとつまらない『お約束』だらけの学園ラブコメの中にあって、間違いなく『独自路線』を貫いてくださったのですから、かなり好感度を持って評価したいかと存じます♡」
転生法ちゃん「……仮に、実際に放映された内容をベースにした、理想的な終わらせ方を模索するとしたら、どういうふうなのにすべきだったと思う?」
ちょい悪令嬢「そうですね、何も一方的に、レプリカのほうを消滅させるとか本体に吸収するとかでは無く、あくまでも本体とレプリカが『一体化』すると言った『落とし所』が、理想的なのでは? そうすると、本体のスナ○ちゃんのほうに、無くしたと思われていた『優しさ』が復活するとともに、どちらか一方に統一したとかでは無く、『スナ○ちゃんでもありナ○ちゃんでもある』と言う、二人にとっても周囲の人々にとっても、最も望ましい結末となることでしょう☆」




