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第2494話、わたくし、これぞ『レプリカ』を使った『ギャグ』パターンですの☆【解説編①】

ちょい悪令嬢「──うおっと、危ねえッ⁉」




転生法ちゃん「な、何よ、冒頭からいきなり、奇声を上げたりして?」




ちょい悪令嬢「……いえね、前回に引き続いて、『レプ○カだって、恋をする。』のギャグヴァージョンを作成していたんですけど」


転生法ちゃん「あれって、まだ引き延ばすつもりだったのかよ⁉」


ちょい悪令嬢「それで、その参考として、アニメ版の『最終話』において、本体の愛川スナ○ちゃんが、自分のレプリカのナ○ちゃんを、修学旅行中の京都に呼び出すシーンを『モチーフ』にしようと思ったのですが」


転生法ちゃん「う、うん」




ちょい悪令嬢「『初期構想案』としては、そのようにわざわざ京都に呼び出したと言うのに、『レプリカ』の召喚能力的に、『瞬間移動』そのままに忽然と現れたナ○ちゃんの姿を目にした途端、今度はすかさず『消えろ』と命じて、あっと言う間に消滅させてしまうことにしたのです」




転生法ちゃん「──一体、何がしたいんだよ、スナ○ちゃん⁉」




ちょい悪令嬢「『金儲け』ですよ」


転生法ちゃん「……はい?」


ちょい悪令嬢「彼女ってば、修学旅行中に、すっげえ『金儲け』を思いついたのです」


転生法ちゃん「な、何だよ、女子高生が京都に修学旅行に行って思いつく『金儲け』って?………………まさか、外国人旅行客目当ての、『パ○活』だったりするんじゃねえだろうな?」


ちょい悪令嬢「本体が『新品』である限り、何度『使い古そう』が、再召喚ごとに『新品』になるレプリカにとって、『パ○活』は非常に有効な金儲けの手段ですが、それをやったらマジに各方面からお叱りを受けるので、違いますよ」


転生法ちゃん「じゃあ、修学旅行中と言う、非常に限定された状況下で、一体どんな金儲けができると言うのよ⁉」


ちょい悪令嬢「『京都』と言えば、『着物』じゃないですか? 『西陣織』とか、世界的に非常に価値が有ると思われていて、それが『ただで手に入る』としたら、どうです?」


転生法ちゃん「はあ?」


ちょい悪令嬢「ほら、ナ○ちゃんが列車に轢かれた時とか、もり○ん元生徒会長が全校生徒の前で演説している時とかに、レプリカの肉体そのものは忽然と消えたものの、衣服だけはその場に残ったじゃないですか? ナ○ちゃんてば、これを金儲けに利用しようと思い立ったのですよ」


転生法ちゃん「と、言うと?」




ちょい悪令嬢「まず修学旅行で行った京都において、観光客目当てのレンタル着物に着替えてから、レプリカを呼び出すと、『レプリカは呼ばれた時に本体が着ている服と同じ服を着ている』と言う法則に則って、レンタルの着物姿で現れるのだけど、そこで『消えろ』と言えば、どうなると思います?」




転生法ちゃん「……レンタルした着物だけが、その場に残る?」




ちょい悪令嬢「しかも、この手順を何度も繰り返せば繰り返す程に、その場に無限に着物だけが残ることになるわけです」


転生法ちゃん「──それって当然、所有権なんか無いはずだから、全部スナ○ちゃんがガメても問題無いってことで、確かにむちゃくちゃ金儲けできるじゃん⁉」







ちょい悪令嬢「……などと、思っていた時期が、このわたくしにも有りました(泣き)」







転生法ちゃん「えっ、何でいきなり、トーンダウンしているのよ⁉」


ちょい悪令嬢「……実はこれこそが、今回の【解説編】のテーマである、『俺ルールはやめろ!』なのですよ」


転生法ちゃん「……『俺ルール』、って?」




ちょい悪令嬢「確かに先程挙げたアニメ版における印象的なシーンでは、レプリカは消滅しても着ていた衣服は残りましたが、これには条件が有って、レプリカが本体に呼ばれた時に着ていた服をそのまま着続けていたのなら、消滅と同時に服も消えるけど、途中で着替えた場合においてのみ、消滅しても衣服だけが残るそうなんです」




転生法ちゃん「えっ、そんなルールが有ったの⁉」


ちょい悪令嬢「まあ、論理的には納得いくんですけどね。呼ばれた時に着ていた服は、『レプリカの一部』みたいなものだから、一緒に消滅すべきだし、後から着た服は、レプリカとは独立した『別物』なんだから、むしろ一緒に消滅したほうがおかしいですからね」


転生法ちゃん「何だ、それならいいじゃ無いの?」




ちょい悪令嬢「──いや、そんな細かいルールなんて、いちいち覚えていられないし、あんな印象的なシーンを見せられたら、単純に『レプリカは消えても着ていた服は残るんだ』と思っちゃいますよ!」




転生法ちゃん「……た、確かに」


ちょい悪令嬢「だったら、レプリカが最初に着ていた服は、一体何なんだよ⁉ 『一緒に現れて一緒に消える、レプリカとは一体の物』と言うのなら、着替えられること自体おかしいだろうが⁉ 例えば、ナ○ちゃんがパジャマから制服に着替えて学校に行ったとします、その場合家に残された『パジャマ』って、一体何? ある意味『生き霊の着ている服』みたいな物なんだけど、そんな物に物理的な実体が有るのは、どう考えてもおかしいとは思いません⁉」


転生法ちゃん「ま、まあ、家に引きこもっているナ○ちゃんにとっては、『愛用のパジャマが二つに増える』と言う、何の意味も無い『怪奇現象』が起こるわけだし、どう考えても理解が及ばないんだけど、そんなことを言ったら、『レプリカに実体が有る』こと自体が、論理的におかしくなるのでは?」







ちょい悪令嬢「──そうなんですよ! 実は今回の『最終話』に対する考察における最大のテーマが、『レプリカに実体が有るのはおかしい』と言うことなのです!」







転生法ちゃん「──はあああああああああ⁉ 今更何言ってるの⁉」







ちょい悪令嬢「あのですねえ、『レプリカ』の最も現実的な正体としては、『イマジナリーフレンド』と言うオチであるべきだったのですよ」


転生法ちゃん「──いやいや、あれ程明確に『実体』が有ったのに、それは無理筋だろう⁉」


ちょい悪令嬢「だから、『実体が有ることのほうがおかしい』と、言っているのではありませんか?」


転生法ちゃん「うッ……………………で、でも、今どき『イマジナリーフレンドオチ』なんて、ありがち過ぎるし!」


ちょい悪令嬢「実は最終話において、途中までこの『オチ』で行きそうだったのですよ」


転生法ちゃん「え、そうなの?」




ちょい悪令嬢「またまたいきなり『俺様ルール』を持ち出してきて、『本体とレプリカが同時に存在している時は、他人からはレプリカが見えない』ことが判明したのです!」




転生法ちゃん「──はあああああああああ⁉ 今更何言ってるの⁉(2回目)」




ちょい悪令嬢「その時、主要登場人物たちも気づくのですよ、確かに本体とレプリカが同時に、他人と接触したことは無かったって」


転生法ちゃん「……それ、ガチでうちの作者が言っているように、『レプリカには実体なぞ存在しない』説が、濃厚になってきているんじゃ無いのか?」


ちょい悪令嬢「ナ○ちゃん自身も、『……私、存在していなかったんだ』と、納得しかけておりました」


転生法ちゃん「──切ない! でもむちゃくちゃエモい! もうそのまま、『イマジナリーフレンドオチ』で終わっちゃいなよ!」


ちょい悪令嬢「スナ○が他人に冷たいのも、ナ○に『優しさ』を奪われていたためだったことが判明したし、スナ○とナ○が合体すれば、『完璧な愛川スナ○』となれるわけで、理想的な大団円ですしね」


転生法ちゃん「……でも、学校に行っていたナ○には、明らかに実体が有るように描写されていたような気がするけど?」


ちょい悪令嬢「それって実は、スナ○自身が登校していたりして★」


転生法ちゃん「なッ⁉」




ちょい悪令嬢「まず朝起きた時に、『レプリカよ出てこい』と言う『自己暗示』の呪文を唱えることによって、本人無自覚で、身も心も(実際には存在しないイマジナリーフレンド的な)『ナ○』となって、学校では『天真爛漫な理想的な愛川スナ○』を演じていて、家に帰ると『レプリカに消えろ』と言う『解除』の呪文を唱えることで、現実の実体なんかじゃ無く、彼女の心の中の『ナ○と言う人格』が消え去っていたのですよ」




転生法ちゃん「──『ナ○と言う人格』って、そうか、『二重人格』か⁉ 確かにそれだとすべての辻褄が合うし、何と言っても『王道のオチ』だよな⁉」







ちょい悪令嬢「……などと、思っていた時期が、このわたくしにも有りました(泣き)」







転生法ちゃん「──まあた、そのパターンかよおおおおおおおお!!!」







(※次回に続きます)

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