第2488話、わたくし、今期春アニメのトレンドである、『再生』と『分身』について語り尽くしますの☆【後編】
転生法ちゃん「──人間の身体が、土や岩や砂に変質するなんて、そんな馬鹿な⁉」
ちょい悪令嬢「でも実際、今期春アニメの最高傑作である、『杖と剣のウィスト○ア』のノベライズ版においては、『土○姫君』として覚醒し始めたコレ○トちゃんの肉体は、ドラゴンの鱗のような岩石化を開始しましたけど?」
転生法ちゃん「──うッ」
ちょい悪令嬢「もちろん、コレ○トちゃんの魔力を吸収したからって、ウ○ル君がただの『土人形』になってしまうわけではございません。ある『特殊な状況』においてのみ発動する、『特別な仕様』のようなものなのですよ」
転生法ちゃん「『特別な仕様』、って?」
ちょい悪令嬢「当然、コレ○トちゃんの土魔法を装塡しての、『魔剣《ウィ○ス》状態』の時ですよ」
転生法ちゃん「あ」
ちょい悪令嬢「そもそも『装塡』状態である際には、完全にその『魔法と一体化』するわけですからね。これはノベライズ版にも明記されていますが、その魔法体系の歴史そのものもしっかりと認識するようになると言うことなので、本作のパターンで言うと、『集合的無意識とアクセス』状態そのまんまだし、肉体そのものにも歴代の土魔法の使い手やゴーレムの形態情報をインストールして、変化させたとしても、何もおかしくは無いでしょう」
転生法ちゃん「……確かに肉体そのものを、土魔法の魔法要素である『土』に丸ごと変化させたほうが、土魔法とより一体化が図れるでしょうね」
ちょい悪令嬢「て言うか、肝心の剣である『土姫の魔剣《ウィ○ス》』が、岩石そのものであることこそが、この説を如実に証明していると言えるでしょう」
転生法ちゃん「……となると、『土の魔剣《ウィ○ス》』状態の、ウ○ル君て」
ちょい悪令嬢「当然ゴーレムそのままに、いくら傷ついても周囲の土くれによって無限に自己修復できるし、魔力や体力についても、大地からいくらでも魔力やエネルギーを供給して、無限に戦えるようになるわけなのです」
転生法ちゃん「──もはや、誰もが認めざるを得ないほど、ガチで『最強』じゃん⁉ 『土魔法』って、そんなに凄かったのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「そもそも原作者様の大○藤ノ先生御自身が、『学院同期組』の中ではコレ○トちゃんが最強であるとおっしゃっているし、彼女の魔法の具象化である『界○巨兵』についても、『天上○侵略者に対する最強戦力』と認められているほどですからね」
転生法ちゃん「……つまりは、原作者様のお墨付きだったわけ?」
ちょい悪令嬢「でも、コレ○トちゃんの真の狙いは、実は別のところに有ったりして」
転生法ちゃん「『別のところ』、って?」
ちょい悪令嬢「愛するウ○ル君を、自分の魔力で染め上げて、『自分だけのゴーレム』にして、一生側に居続けさせるためだったりして♡」
転生法ちゃん「──恐ッ! 完全に『クレイジーサイコヤンデレガール』じゃん⁉ 確かにノベライズ版の『根暗コレ○トちゃん』なら、十分に有り得そう★」
ちょい悪令嬢「実はこの、『素のコレ○ト』ちゃんを暴き出すのも、うちのほうの『わたくし、悪役令嬢ですの!』の第2486話の、【突発短編】のテーマの一つだったのですよ」
転生法ちゃん「『素のコレ○トちゃん』、て?」
ちょい悪令嬢「結局ノベライズ版の、ダウナーで排他的な『虚無なコレ○ト』ちゃんこそが、彼女の本質なのであって、今ではウ○ル君にふさわしい女の子になろうと、『陽キャの仮面』を被っていますけど、【突発短編】のようにウ○ル君が活動停止してしまったりしたら、本来の『虚無な彼女』の素顔が出てくるのですよ」
転生法ちゃん「──まあた、『原作にも存在しない設定』をぶっ込んできやがった⁉ でも確かに、有り得そう⁉」
ちょい悪令嬢「──と、ここまでは主に第2486話の解説を中心に行いましたので、これよりは第2484話と第2485話の解説を、簡単にさせていただきます」
転生法ちゃん「そういや、この二本の【突発短編】は、一体何なの? 多分『レプ○カだって、恋をする。』と『黒猫と魔女○教室』をベースにしていると思うけど、オリジナルとは全然違うじゃないの?」
ちょい悪令嬢「そりゃそうでしょう、むしろオリジナルそのままのほうが、問題じゃないですか?」
転生法ちゃん「……ホント、どの口が言うか⁉」
ちょい悪令嬢「だって、『再生』とか『分身』とか言うと、いかにも『異能バトル』向きのスキルなんだしぃ、やっぱり主要キャラの皆様には、戦ってもらわなくては!」
転生法ちゃん「──だからって、『学園ラブストーリー』の『レプ○カだって、恋をする。』まで、戦わせるなよ⁉」
ちょい悪令嬢「でも、『本体が無事な限りは絶対死なずに何度でも再生するレプリカ』なんて、絶対バトル向きじゃないですか!」
転生法ちゃん「第2484話の【突発短編】では、本体のスナ○ちゃんも死んでいて、しかもレプリカのナ○ちゃんそのまんまに、再生しているんですけど⁉」
ちょい悪令嬢「それこそが、本作の作者の『独自見解』と言うものですよ!」
転生法ちゃん「はあ?」
ちょい悪令嬢「何で『レプリカ』を生み出せるようなキャラが、ただの人間だと思うのですか? あれって言うなれば、神様レベルの『人体錬成』そのまんまなんだから、自分自身が傷ついた際にも、同じ力を使って『自己修復』すればいいじゃん?」
転生法ちゃん「──ッ」
ちょい悪令嬢「これで、『レプ○カだって、恋をする。』をバトル物にした際における、唯一の弱点だった『本体の脆弱性』も、『不死身化』によって解消できたわけだから、ガチの『不死身の軍隊』の出来上がりってわけですよ♫」
転生法ちゃん「──あんたは、『レプ○カだって、恋をする。』を、一体どうしたいわけ⁉」
ちょい悪令嬢「いやだなあ、他人様の作品をどうこうするつもりなんて有りませんよ。何度も何度も申しておりますように、すべては『自作づくり』のためなんですから!」
転生法ちゃん「……その言い訳が、いつまでも通用すると思うなよ?」
ちょい悪令嬢「(無視)続いての第2485話の【突発短編】については、実はそれこそ『オリジナル作品』として、以前同じネタをやったことが有るんですよね」
転生法ちゃん「ああ、『うちの聖女様はブラックです⁉』とか言う短編か? あれも『某作品』のパロディみたいなものなんだけどね」
ちょい悪令嬢「それとは少々差別化を図っているんですけどね………………主に、『ダン○ち』のスピンアウトの『ヘ○ズさん本』の影響で」
転生法ちゃん「──結局、他人様の作品頼りかよ⁉」
ちょい悪令嬢「『うちの聖女様はブラックです⁉』のほうは、死者すら甦らせることのできる、チートヒーラーが味方にいるせいで、戦場でいくら死んでも無限に甦らせられるもので、『──もう戦争は嫌だ、楽にしてくれ!』と、兵士たちが反乱を起こすと言ったストーリーでしたが、今回の【突発短編】では、何と敵方の兵士たちまでも甦らせたり、重傷者を完治させたりするのです!」
転生法ちゃん「何で? 敵の兵士まで復活させたんじゃ、駄目でしょ?」
ちょい悪令嬢「同じことですよ、両方の陣営が『スタート地点』に戻るわけだから、永遠に戦争が終わらないのです。こんなもの敵味方にかかわらず、文字通りの『無間地獄』じゃん」
転生法ちゃん「──言われてみれば、確かに⁉」
ちょい悪令嬢「むしろ味方側の兵士は、既に慣れきっていて、『戦闘ジャンキー』になっていたりして」
転生法ちゃん「ああ、そこのところが、『ダン○ち』の『フレ○ヤ・ファミリア』の影響なんだ」
ちょい悪令嬢「これによって、敵軍を疲弊させて、自ら降伏を申し出させたり、逃げ出させたりして、勝利を掴むことができますからね」
転生法ちゃん「……ちょっと待て、そんな鬼畜な『再生魔法』を行使しているのって──」
ちょい悪令嬢「もちろん、今期春アニメきっての『再生魔法』の使い手であられる、『黒猫と魔女○教室』のス○カちゃんでございます!」
転生法ちゃん「──謝れ! 原作者様やファンの皆様に、土下座して謝れ!」
ちょい悪令嬢「酷いよね、ス○カちゃん。邪教集団が危険視するのも納得ですわ」
転生法ちゃん「うちの作者が、勝手に曲解しているだけでしょうが⁉」
ちょい悪令嬢「でも、『再生魔法』に、こういった使い方が有り得るのは、確かでしょう?」
転生法ちゃん「──なッ⁉」
ちょい悪令嬢「いわゆる『禁忌魔法』ってやつですよ。『黒猫と魔女○教室』しかり、『とんがり帽子のアト○エ』しかり、魔法が存在する世界の物語においては、『お約束』ってものですわ」
転生法ちゃん「た、確かに……」
ちょい悪令嬢「意外と原作者様におかれても、今後の展開として、ここら辺のことに言及されるかも知れませんよ?」
転生法ちゃん「いくら何でも、そんなこと!………………とは、言えないのか? 事実、邪教集団がス○カちゃんのことを狙っているわけだし」
ちょい悪令嬢「まあそう言う意味も含めまして、『再生と分身』を隠しテーマにしていた今期春アニメの各作品は、それぞれ十分に見応えがあったわけでして、読者の皆様におかれましても、大いに楽しまれたことでしょう☆」




