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第2487話、わたくし、今期春アニメのトレンドである、『再生』と『分身』について語り尽くしますの☆【前編】

 ──現代日本の推定三千万人の、異世界転生希望の、ヒキオタニートのお兄ちゃん&お姉ちゃん、こんにちは☆


 実は『ツンデレ気味の妹(しかも幼女)』と言う、あざといキャラ付けでお馴染みの、『転生法』ちゃんだよ!




 さて、もうすっかり恒例となった【これぞ最強のチートスキルだ!】シリーズですが、第58回目の今回は、またしても本作の作者の別作品の『わたくし、悪役令嬢ですの!』の、既に公開済みの第2484話と第2485話と第2486話との連動企画となっておりますので、できましたらそちらのほうも併せてご覧になっていただくと、より理解しやすくなっております。




 ──ちなみに今回のテーマは、「今期春アニメのトレンドである、『再生』と『分身』について、再び詳細に語り尽くします☆」です!




 とはいえ、【解説編】まで二作品別々にやるのは、読者様に不親切かと思いまして、今回も【特別編】として、両作品共『同じ内容』にすることにして、またしても【合同座談会】を行うことにいたしました!




 ──と言うことで、今回の【座談会】の『共同司会』をしてくださる、『わたくし、悪役令嬢ですの!』の主人公であられる、HN(ハンドルネーム)『ちょい悪令嬢』さん、どうぞ(この『量子魔導クォンタムマジックチャットルーム』へ)ご入室してください!




ちょい悪令嬢「どうも、『ちょい悪令嬢』こと、アルテミス=ツクヨミ=セレルーナでございます☆」




転生法ちゃん「……ええと、そちらの『わたくし、悪役令嬢ですの!』の前回までの、【突発短編】三連チャンを受けての、今回の【解説編】なんだけど、テーマである『再生と分身』については、既にこれまで散々語ってきたんじゃ無いと思うんだけど?」


ちょい悪令嬢「それについては、まさしく今回のタイトルに示した通り、今期春アニメの全体としての『トレンド』だから、今回改めて『総まとめ』をしようかと思いまして」


転生法ちゃん「ああ、確かに今期春アニメも、既に『最終回ラッシュ』に突入したから、総括するのなら、このタイミングがドンピシャってわけなのね?」


ちょい悪令嬢「ええ! 何せ今期は、作品同士の『連携』が、ピカイチでしたからね!」


転生法ちゃん「『連携』、て?」




ちょい悪令嬢「『レプ○カだって、恋をする。』の『分身』や、『黒猫と魔女○教室』の『再生』のように、そのものズバリの作品も有りますが、『リゼ○』の『死に戻り』のように、世界をまたいでの『再生』と『使い捨ての分身』と言ったふうに、少々アレンジされていたりする作品も少なく無かったのです」




転生法ちゃん「具体的に言うと、『黄泉○ツガイ』の『解と封』の力とか、『勇者○クズ』の『E4』とか、『また殺されてしまった○ですね、探偵様』の主人公とか、『スノウボールア○ス』の再生怪獣とか、『神の庭付き楠○邸』の山神様の分身のオコジョたちとか──って感じかしら?」




ちょい悪令嬢「そもそも『異世界転生』そのものが、『再生』みたいなものですしね」


転生法ちゃん「そういえば、そうよね」




ちょい悪令嬢「先日『これぞお手本のような最終回』を見せてくれて、ネット上の評価もうなぎ上りの、『女神「異世界転生何になりたいですか」 俺「勇者○肋骨で」』なんて、毎回のごとく何度も異世界転生を繰り返していますが、あれこそが『無限自己再生』であり、『別の世界の自分自身』と言う、『分身の無限の使い捨て』そのまんまですしね」




転生法ちゃん「……なるほど、『死に戻り』どころか、もっと基本的な『異世界転生』の時点で、『再生と分身』を繰り返していると言えるのか」


ちょい悪令嬢「もっと言えば、『再生と分身』自体が、同じようなものとも言えますからね」


転生法ちゃん「は?」


ちょい悪令嬢「『レプリカ』の考察の時に、詳しく説明したではないですか? 分身体である『レプリカ』は、『本体』が無事ならば何度でも復活できるのだから、本体自身の『無限自己再生の外部化』を行っているようなものだと」


転生法ちゃん「ああ、そうそう、そういやそうだったっけ?」


ちょい悪令嬢「更に今回の総まとめにおいては、春アニメだけでは無く、期間中に発刊された、『杖と剣のウィスト○ア』の最新ノベライズ版の『土○姫君』も絡んでくるから、話が更に複雑になるのですよ!」


転生法ちゃん「……あの、コレ○トちゃんの一族の、『土の魔法』を中心にしたエピソードが、どう『再生と分身』に関わってくるって言うのよ?」




ちょい悪令嬢「そもそも『杖と剣のウィスト○ア』は、これまでの原作漫画版やアニメ版において、『再生と分身』については大々的に採り入れてきているのです。何せエル○ィちゃんの『白○芸術(アルスワ○ス)』は、自分そっくりの分身を多数展開して、各々が魔法すら発動可能な自律行動ができ、エル○ィちゃん自身が無事である限りは、いくらでも増産できると言う、まさしく『レプ○カだって、恋をする。』同様の、『無限自己再生の外部化』そのまんまですしね」




転生法ちゃん「しかもエル○ィちゃん自身の複製体コピーだけでは無く、性別の違うロス○ィ君を生み出したり、その魔法を魔剣《ウィ○ス》に装塡することで、ウ○ル君も分身できるようになるのはもちろん、何と分身体のウ○ル君たちが別々の属性の魔法を同時に行使するなんて、むちゃくちゃな離れ業を既に実現しているんだよねえ」




ちょい悪令嬢「もうそれだけで、『再生と分身』の極みに達しているとも思われますが、ノベライズ版の『土○姫君』においては、更に進化及び深化を実現しているのです!」


転生法ちゃん「あれ以上に深く進化するって、一体どうやって?」




ちょい悪令嬢「一つは、『ロワールの土魔法』の特殊性ゆえですが、それに基づいてのコレ○トちゃんを苛んでいる『ロワールの呪い』の解決策について、本作の作者が例のごとく『深読み』することによって、『ウ○ル君がコレ○トちゃんの呪いによって、彼女だけのゴーレムにされて最強になった☆』と言う、第2486話の【突発短編】を思いついたわけなのです」




転生法ちゃん「『コレ○トちゃんの呪い』? それに、『ウ○ル君をゴーレムにした』って……」


ちょい悪令嬢「順を追って説明しましょう。──まず、こういったファンタジー作品においては、あらゆる魔法を実現する『魔法要素』は、基本的に大気中にあって『マナ』と呼ばれていて、魔法使いや魔物の身の内の個別の魔法要素『オド』と反応して、各種の魔法を行使すると言うのがお約束ですよね?」


転生法ちゃん「ああ、うん」


ちょい悪令嬢「ただし、中には特殊なケースも有って、『杖と剣のウィスト○ア』で言えば、『吸血鬼種』のエ○ザ先生は、『血液』を魔法要素として様々な魔法を行使しているし、エル○ィちゃんは氷を魔法要素として、『分身』を始めとして各種魔法を行使していて、大気中のマナを必ずしも必要とはしておりません」


転生法ちゃん「そういや、『杖と剣のウィスト○ア』には、『マナ』やそれに類するものに関しては、言及されたことが無いわよね」


ちょい悪令嬢「でもやはり、大気中にあって、自分の属性にかかわらず、いつでもどこでも使える『マナ』を利用できたほうが、何かと便利ですよね?」


転生法ちゃん「……確かに、氷とか血液なんかよりも、空気のほうが普遍性が有るよね」




ちょい悪令嬢「実はコレ○トちゃんたちの『土魔法』こそが、まさにその『普遍性』と『特殊性』を両立させた、最も理想的な魔法なのですよ☆」




転生法ちゃん「……つまり『土魔法』では、土や岩や砂なんかを『魔法要素』にして、各種魔法を行使しているってこと? 確かに『特殊性』は有ると思うけど、これのどこが『普遍性』が有るって言うのよ?」




ちょい悪令嬢「『この地球は、陸と海と空とでできている』」




転生法ちゃん「──ああっ、そうか⁉ マナが『大気中』をカバーしているのに対して、その管轄外である『大地』をカバーしているのが、ロワール独特の『魔法要素』ってわけか⁉」




ちょい悪令嬢「しかも基本的に、陸生生物は文字通りに、人間を始めとして大地に根づいて生きていますからね。大地から魔法エネルギー(=オド)を吸収しながら、土や岩や砂(=マナ)を使って、各種魔法を行使するとしたら、理論上無限に魔法を使えることになるのですよ」




転生法ちゃん「すげえ、もうこの時点で、魔法的に『最強クラス』じゃん⁉」




ちょい悪令嬢「しかも、土魔法における攻撃魔法のメインの担い手である『ゴーレム』に至っては、そもそも土くれでできているので、材料費なしに何体でも創れるし、身体が損傷してもその辺の土くれでもって『無限自己再生』できるし、元々命が無いから『不死』だし──と、文字通りの『不死身の兵隊』を実現しているわけなのですよ」




転生法ちゃん「なるほど、人類における『天上○侵略者』に対する『切り札』にもなり得るわけだ」




ちょい悪令嬢「そして問題の、『ウ○ル君にかけられた呪い』についてですけど、これはノベライズ版の『土○姫君』に明記されていたのですが、彼は学院にいる間、コレ○トちゃんが最終決戦兵器『界○巨兵(ゴーレム)』を目覚めさせないように、そのトリガーとなり得る彼女の膨大なる『魔力』を、『魔剣《ウィ○ス》』ならではの『無限魔力吸収能力』によって、吸い取ってやることになったのが発端なのですよ」




転生法ちゃん「──ちょっと待って! コレ○トちゃんの魔力と言うことは、つまり、」




ちょい悪令嬢「ええ、『土の魔力』であり、それに侵されると言うことは、『土の魔法要素』である、『土や岩や砂』に、肉体を改変されるも同然なのですよ」







(※次回に続きます)

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