Ⅳ その場所は ~ナチュラ村~
すいません!
よく見たら4日あいてしまっていた。
「つもる話もあるだろうから、白美達はここに居て置け。私は直ちに集合命令を出し、戦闘用意できしだい、往く」
いきなり、ローズはかけだす。
その場に残された4人のうち、群像がローズの落とした紙片を手に取る。
「これは…………」
他の3人は群像の手元をのぞき込んで、勘づいた。
「――もしかして神隠しにあったっていう、例の少女から!?」
「……ローズさんの反応から見て……そうでしょ……」
「でも、どこにいるとか、そう言うのが書かれていないけど」
「この、△マークがそうだとか…………」
「△? ってことは……」
「……岩地獄」
「関係があるのか……? 神隠しにあった少女と、『招かざる者』に…………」
「……関係がないとは一概に言えないからな……。だけど、今考えても仕方がないだろ。今は、今すべきことしなければ」
「すべきことって?」
白美が群像の顔をのぞきみる。
「ローズさんにこれ以上迷惑をかけられないし、それにもう……」
手遅れ、と白美は続けた。
それとちょうど同じタイミングで、ヘリが飛び立つ音がする。数秒後、ヘリが群像達の頭上を通り越えていった。
「…………信じて、待つくらいしかできないのか……」
群像は必死に悩むが、全くと言っていいほど思いつかない。
「すること…………できることはないのか?」
群像はなぜか、なぜか神隠しにあった少女を助けたいと思っていた。知っている、彼女を、と。
どんな正確だったか、自分とどういう関係だったのか。
そもそも知っていたのかどうかさえ、覚えていないしわからない。
でも。
なぜか知っていた。
放って置くことができない。
と、そんな彼らへ。
信じられない音が流れる。
たちまち村中を覆ったそれは。
「これって!?」
「もしかしてっ!!」
「……ローズさんのと同じ……」
3人は、一瞬でその答えにたどり着く。
『招かざる者』が、現れた。




