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Ⅳ その場所は ~アズ・ハン・セル第二訓練場~


 アズ・ハン・セル第二訓練場。

 そこに4機のヘリが降り立つ。

 寝たままのローズとナチュラ村の者、それから群像たち4人が、4機のヘリの内もっとも小さいヘリから降りる。すでにほかの村の対『招かざる者』の人は帰っている。

 そして4機の内2機からは窮屈そうに対飛竜組織アズ・ハン・セルのメンバーが降りてくる。

 すると残り1機は、というと。

 中にも外にも、飛竜の死骸を持ち運べる最大限の大きさに斬り分け、詰め込んだりぶら下げられたりしていた。

 さすがは空の王者・飛竜だけあり、重量が大きい。

 そのヘリのスピードは遅く、訓練場に到着するまでまだまだかかると思われる。


 非戦闘員や凌が率いる部隊ではなく、他の部隊らがすでに訓練場に来ていて、慌ただしく仕事をしている。

 彼らは凌等を出迎えるためではなく、得られた飛竜の死体の解剖――つまりは研究をするためにそこにいた。

 ハナからそういうことを理解していて、凌は気にせずブル以外のメンバーを休憩させて、ブルと群像、そして白美たちとローズやその仲間を引き連れて、会議室の1つへと向かう。

 何の変哲もない、ただの部屋だった。ホワイトボードが1つ、机が何個か、イスも複数。

 そこに凌はブル以外に座るように言い、全員が座った後に、ブルを座らせず、自分も座らずに、口を開いた。

「え~、とりあえず先ほども言いましたが我々の自己紹介をさせていただきたいと思います。我々の組織名は『アズ・ハン・セル』、人を遙かに凌駕する飛竜に対抗するための、つまりは対飛竜組織です。……それから、あなたがたは?」

「、わ、わたしが言わせてもらいますねっ。わたしはシム――ナチュラ村『招かざる者』対策組織の副リーダーという立ち位置ですが……あまり働けてません」

 それでも副リーダーという自覚があり、そして副リーダーとして行動しているのは、ある意味すごいことだろう。

「…………他の村とのまとまりとしての名前は、つまり全体的な組織名は特にありません」

 と他の人が補足する。

「そうですか。ところで…………『招かざる者』とはいったいどんな者なのですか? そして、ローズさん、でしたっけ? とにかく彼女が今現在陥っている状況――先ほどまでのあの戦い方――つまりは彼女が持っていた、彼女と融合していたあの剣は、なにですか? …………質問を多くにしてすいませんが、とにかく我々は情報がほしい」

 凌がそういった直後、タイミングを計ったかのようにカートに横たえられたローズが入室された。運んできた人は速やかに扉からでていく。

「では……簡単な方から、で構いませんか?」

 そういって、シムはローズとともにおかれている《加速剣》を取り上げた。

すいません

今日書いている途中で寝ちゃったみたいなので変なところで切るはめに……

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