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怠惰魔王と兄姉勇者  作者: saltcandy
4/10

さぁ蹂躙してもらうだけの簡単なお仕事ですよ?

「魔王!この金属をすぐにダンジョンで現れるようにしてくれ!」

「分かったから近寄るな。

  僕はむさ苦しい男の顔を間近で見たくない」


  カジの手には怠惰(アケディア)之液体星銀が入ったトレイがあった。

  どうやらカジはこれを持っても大丈夫な程に知力と魔力があるらしい。

  しかし、この星銀を僕を殺しに来た人間が持つとどうなるのか気になる。まぁ、五年程待つが。


「これが出現する場所はこの城の周り数百メートルしか出ないからね。

  あんまり出すと魔力が常時必要になっちゃうから」

「そうと聞いたら、儂は少し外に出てくるぞ!」


  カジは、星銀を僕に渡して一目散に外に出た。精神魔法で操ってないのに行くとは凄まじい。


「まぁ、僕も僕でダンジョンの増強をしようか」






  僕の魔物達は人型が多い。多分だがその理由は叡智之管理者のお陰だろう。

  現在、僕が出現させる事が出来る魔物は中級吸血鬼、下級吸血鬼、屍鬼、ブレイングループ、ハイブレイン、ミドルブレイン、レッサーブレイン、エルフ、ドワーフである。

  取り敢えず下級吸血鬼を出してみるか。まぁ、試しで五人くらいかな?

  僕は紫色のヴィンドウを出し下級吸血鬼を呼び出す。因みに場所も指定でき今回は外にしてみた。


「さて、どう・・・

  あれ?何でもう死んでるの!?」

『主、外は貴方が使った魔法で殆どの者がミンチ化します』

「あっ、成程!

  まぁ、ダンジョン内では死なないし別にいっか」


  まぁ、慈悲としてそれぞれ1万程の魔力を譲渡するが。命令としてこの城に来るようにとする。

  現在、このダンジョン周辺にいる魔物は重力をものともしない程の強さであるから何時になるか分からないが。


「まっ、景品としてカジが作った星銀の武器でもあげるか」

『主、私は貴方を少々侮蔑します』


  その後、レッサーブレイン、エルフ、ドワーフも五づつ増やして吸血鬼達と同じ事をしてみた。

  人間だったら頃なら忌避していた行いだが魔王になってかどうかか分からないが特に何も感じなくなった。

  これが、サングエやレイン達眷属ならば違っただろうが。



 




  「さて、僕のユニークスキルの一つの神器作成をするか」

「「「『おおっ!』」」」

「俺もするぜ!」


  次に、僕は眷族達を集めて神器作成をする事にした。ズィルバアとその眷属達も遊びに来ている。

  ズィルバアの眷属達は、一言で言えば悪魔である。既に七人の側近の眷属がいる。

  他にも、七十二の眷属がいるらしい。うん、名前はお察しの通りです。


「今回使いますは、此方の怠惰之液体星銀と怠惰之魔形硫黄、怠惰之知導岩塩、そして僕の腕です。

  【攻撃魔法・深風刃】」

 

  そう言うと僕は腕を風の魔法で思いっきり切る。これで叫ばないのはみんな流石である。

  レインに至っては見向きもしていない。

 

  さて、僕は腕をさっさと魔法で再生させて虹色の水銀と最早金色の硫黄、ドス黒い色をした塩を取り出す。

  実は、魔力を譲渡して変化するのは金属だけでなく物質もであるのである。

  そして、僕は硫黄と塩を魔道金属ではなく魔道物質を創った。

  何故硫黄と塩かというと何かの本で錬金術師達は水銀、硫黄、塩を重要視して使っていたとあるので魔力の影響を受けやすいのでは?と思ったからである。

  結果は、


 name怠惰之魔形硫黄

 ◆怠惰の魔王にして魔法と叡智、星を管理する神の一柱ヴァイスにより創られた魔道物質。

  元は硫黄であったが怠惰の魔王ヴァイスが魔力を調整するのがめんどくさいという理由で魔力を過剰に流し込んだ結果出来てしまった。

  一定の知力及び魔力が無いと持つだけで何もしたくなくなるという呪いがかかってしまう。

  しかし、魔力の限り魔法を消し去る事ができ、サマエルが創ったスキルの情報次元に侵入し相手よりも知力が高ければ一部のスキルをランダムで使用不可にさせる事ができ、星の光を浴びる事により魔力を蓄積させる事もできる。

  また、相手とのステータス差が大きければ大きいほど半径数十メートルの生物の魔力を止める事が出来る。

 ※サマエル「ほぼ格下専用ですね分かります」

 

 name怠惰之知導岩塩

 ◆怠惰の魔王にして魔法と叡智、星を管理する神の一柱ヴァイスにより創られた魔道物質。

  元はスーパーで買った岩塩であったが怠惰の魔王ヴァイスが魔力を調整するのがめんどくさいという理由で魔力を過剰に流し込んだ結果出来てしまった。

  一定の知力及び魔力が無いと持つだけで何もしたくなくなるという呪いがかかってしまう。

  しかし、周りの魔力の流れを狂わせ、近くの生物の考えていることが分かり、周りの重力を狂わせる効果がある。

  また、近くの生物の情報をコピーし大量の魔力を消費し全てが全く同じ生物を作り出せ、知力が×2になる。

 ※サマエル「スーパーの岩塩から出世したな〜」


 である。

  チートだ。まぁ、ズィルバアの創ったのも僕のに引けも取らずやばいけど。


「さて、創りますか」


  この神器作成だがいくらでも創れるという訳ではない。ランダムに之くらいの間までに一度創れますよとなるのである。

  まぁ、そのランダムが数十年だったり数百年、数千年なんだがね。


「まずは、自身の血を垂らしその上に素材を置く」


  僕は、自身の血を地べたに垂らしその上に素材を置いた。そして、目を閉じる。


「魔力を全てやるつもりで譲渡し、神器作成を使う」


  嗚呼、魔力が吸われ眠たくなるこの感じとても心地よいといつも思う。

  そして、いつも通り魔力を枯渇し倒れる。

  ふと横を見ればズィルバアも倒れていた。







「いやはや、之は何とも奇妙な事でしょう。

  皆さん同じ瞬間に神器を創っちゃって」


  目を覚ますといつぞやの円卓の机に僕はいた。周りにはそのほかの魔王がいた。


「さて、皆さん自身の神器を見てください。素晴らしいですよ」


  そう言われ僕達は、自身の手に何かを握っているのに気が付く。僕の手には一つの杖があった。

  その杖は白を基調とし、先端に知導岩塩で出来た真っ黒の梟、その梟が掴んでいる金色の魔形硫黄、蔦のように巻き付いている虹色の星銀、杖の真ん中辺りに不死鳥(フェニックス)の絵柄。

  どうもこれが僕の神器らしい。


  周りを見ればそれぞれでっかい剣やら銃やらと様々である。


「皆さん、それぞれの相棒はどうですか?これから長い間使用していく唯一無二の武器なのですから大事にして下さいね。

  それで、今日集めた理由何ですが皆さんには世界に悪名を轟かせて欲しいのです」

「ふむ、それは人類に対して攻撃しろという事かの?」

「そうですロートさん」


  人類に対しての攻撃。魔王としての本格的なお仕事をする事になった様だ。

  まぁ、適当にやるだけだけど。


「それでですね。皆さんはそれぞれ組を作って幾つかの国を攻撃して欲しいのですよ。

  あっ、あまり殺し過ぎないで下さいね。後々面倒ですから。


  そして、最後らへんで私とは違う神が貴方達を攻撃して撃退する。

  人類は守られ、その神に感謝をし導かれるというのが大まかな流れです。

  その神まぁ善神としますか。善神は、人類達を魔王にぶつけます。ただ、それでは人類が負けるので勇者と言う者達を善神が作りますね。

  それで、人類VS魔王という構図を作りダンジョン内で殺し合いをして魔力を世界に補充する。


  そんな流れですね。因みに、他の魔王達(はこの構図を知らせません。死にたくないと言って人類に降る魔王が出ますからね」

「ねぇ?質問いい?」

「何でしょうか牛お・・・、色欲の魔王プヒィルズィヒさん?」


  ズィルバアが鼻を伸ばしながらプヒィルズィヒを見ていた。この中で頭が悪い奴ってズィルバアだろうな。


「ダンジョンの本にダンジョンは魔力の発生装置及び制御装置って書いてあったけど魔力って何なの?」

「嗚呼、それでしたか。

  魔力とは、出ていった神達が入れないようにする為にこの世界の者ではない者には毒となる力です。

  本当は、彼等には効かないのですが出ていった為この世界の者では無いと魔力から判断された為毒となります。

  それで、魔力を手っ取り早く増やす方法が生物の魂が溜め込んでいた魔力を殺して奪うというものです。

  個体差がありますが強ければ強い者程魔力の数は多く、それは経験して来た濃厚さで変わります。

  それを最も最大限に吸収出来る場所をダンジョンとしたのです。これが発生装置と私は考えます。

  それで、魔力はあまり濃すぎると生物が異常な進化をしたり環境が荒れたりして大変なのでダンジョンで使っていこうという考えです。これが制御装置です」


  つまり、魔力は世界を守るが多すぎても大変だし有限だから調整するの大変。そうだ、魔王にさせよう。という訳。

 

「この事により、神視点から世界は平和になるという訳です。

  まぁ、人類視点からだと最悪ですけど仕方ない事ですね。さぁ、頑張って下さいね!」

「「「「「「「えっ?」」」」」」」


  僕達の下に魔方陣が敷かれる。之は、テレポートを実現してくれる素晴らしい魔法だったと思うが。

 






『さて、皆さん世界一周の旅楽しんで行きましょう!

  最後は合流させるんで』

「此処は、日本?」


  そこにあったのは日本の都会の光景。どうやら、日本の首都にいるらしい。現在、僕達は魔法で上空にいる。


「ほぉ、此処が日本ですか。儂も、久しぶりじゃな」

「ロートは行ったことあるのか?」

「うむ、儂が持っていた日記帳に妻と行ったと書いてあったからな。日本は、意外に儂の国から近いし」


  僕の他にはロートさんとズィルバアがいた。


  ロートさんの格好は、古びれたコートに片手にシャシュカと言うサーベルと真っ直ぐの剣の中間辺りのロシアの剣を持っていた。その剣は、全体的には金色で持ち手の所は白色の門が彫られており、その門に様々な宝石が小さく散りばめられていて、中心にはユニコーンが彫られれていた。


  ズィルバアは、今度はアラビア語で書かれたTシャツを着ていた。手には、赤黒い二丁の銃を持ち片方に片方に白色の玉、もう片方に黒色の玉が付いている。その玉に、逆十字架とそれを背負うグリフォンの絵柄。


「それじゃあ僕が最初に魔法を打つか。

【召喚魔法・黒死病】【攻撃魔法・十頭雷龍】」


  僕は、まず雷で作った龍を十個作り円で囲む様にして待機させる。

  この龍だが、作り方はまず雷魔法で巨大な雷の玉を出現させ形を変え、精神魔法と死霊魔法で擬似的な魂に入れるだけである。


  もうひとつの方は、自身の叡智之管理者の力で過去に遡り黒死病を再現しただけである。これは、効果に時間がかかるが。


「どうして、即効性の無い魔法を使ったのじゃ?」

「うん?

  一応、考えとしてはこの黒死病を人類が助ける善神に治療させようという考えだけど?」


  ロートさんが疑問に思っているので答える。これによって、人類はますます善神を信仰するだろう。


「それじゃあ俺らも行くか!」

「ふむ、ひと暴れするかの」

「さて、雷龍達行け」






「なっ、なんだよこれ!」

  俺の頭上には龍がいた。一週間前程から様々な異変が世界各地で起き、まるでライトノベルの様な事が現実になった世界。

  引きこもりの高校生の俺、藤原左京はワクワクしながら外に出た。

  因みに、俺のステータスは


 name 藤原左京(フジワラサキョウ)Lv1

 体力1000

 筋力100

 俊敏力500

 知力1000

 魔力1500

 ユニークスキル

 勇者

 スキル

 火魔法Lv1

 光魔法Lv1

 剣術Lv1

 筋力強化Lv1

 俊敏力強化Lv1

 鑑定Lv1

 魔力操作Lv1

 火耐性Lv1

 光耐性Lv1

 闇耐性Lv2

 称号

 勇者


  一般人が体力は100程度で筋力、俊敏力は10前後、知力、魔力は500とすると驚きの強さだろう。

  他にも、スキルも色々と揃っていて初っ端からチートである。

  之は、ユニークスキルと称号の勇者の力だろう。あの、魔王と名乗るもの達を倒す役割なのだろうと思っている。

 

『ヴァイスの奴も張り切ってんな』

『ふむ、儂は南方面へ。お主は、北方面の方を担当とするか』


  しかし、現実は違った。俺は、今雷の龍が放った攻撃で瀕死の状態となっていた。頭上を二人の魔王が飛んでいる。

  周りはまさに死屍累々。雷で殺された人間の山である。


『まずは、手勢を集めるとしようかの。

  【開け、召喚魔法・天国の門】』

『そうだな【開け、召喚魔法・地獄の門】』


  頭上に神々しい真っ白な渦と禍々しい真っ黒の渦が現れる。そこから、天使や悪魔が出て来た。その目は、見るだけで震えが上がりそうである。


『お主らは西へ行け』

『お前らは東だ』


  この日から四日間世界は悪夢の四日と名ずけた。






『止まれ!そこの老人、今すぐ武器から手を離し投降しろ!』

「止まれと言って止まる奴が何処におる」

 

  儂の周りには大量の死体。そのどれもが幸せそうな顔をして死んでいる。ズィルバアの小僧やヴァイスの小僧の様に苦しんで死んでいる者は誰もいない。

  それにしても日本の警察は腑抜けであるな。さっさと撃ってしまえば良いものを。アメリカによって平和ボケした国にそれを求めるのは酷か。


「せめて、安らかに死んでいけ」

『うっ、撃て!』


  銃弾が跳ぶ。儂は全てを切り裂く。儂の剣術はLv10を超え既に上位の剣術に達していた。

  この血に濡れた匂い、懐かしいと思える。儂は、首を飛ばしていく。儂はにこやかな顔でそれを見る。

 

「【転生魔法・死者行進】」


  死んでいった者は儂の魂之管理者の力の片鱗でアンデッドになっていく。生きたいと思う力が強い程アンデッドは強くなると

  彼等は皆突然の死で相当強く生きたいと思ったのだろう。儂は、その生きたいという気持ちが好きだ。

 

  だからだ、儂はその生きたいという気持ちの結晶に怖がる人間達に怒りを感じる。奴らは、その顔を恐怖に染める。


「死ぬがよい」


  儂は一言そう言い前に出る。





『ひっ、ひいいいい!し、死にだくない』

「お前等は、罪人だから死ぬんだよ」


  銃弾が当たった所から地獄の業火の様な禍々しい炎に焼かれる人々。

  その火の強さは様々で酷い者なら一瞬、軽い者でも苦しみながら死んでいく。


「黙って裁きを大人しく受けろ」


  そして、周りは全て焼け野原になっていた。哀しいものだと思う。この世界には多くの罪深い者達がいる。俺は、そういった者達を見下しているのだ。

  決して人間を見下している訳ではない。

  だからだろう。


「このガキをどうするかだな」

『うええん』


  俺の前には、赤ん坊がいた。俺は、この赤ん坊を見下す事はしない。何故なら、未だに罪人ではないからだ。

  この俺の罪人という区別は力がないのにそれをわけまえず傲慢に生きたかという事である。赤ん坊には、その思考がない為俺の銃弾が当たっても生きてたのだ。


「このままでは死ぬだろうしな。

  俺が育ててもすぐに死ぬ未来しか見えない。

  生き残った景品として少し力をやるとするか」

 

  俺は、手から橙色の炎を出す。それを赤ん坊の中に入れる。

  この炎は簡単に言うと火を食料とする事で成長する炎である。それを人体に入れたという事は炎を食べて生きれる事になる。


「【攻撃魔法・灼熱地獄】」


  俺の周りは炎の海とかしていく。







「さて、もう一つ魔法を放つか」

『目標を確認!これより迎撃します』


  魔法を放とうと思っていた僕の横から戦闘機がやって来た。一人を殺す為に豪華な者だと思える。

  まぁ、潰しますけど。高速思考のスキルにより戦闘機がスーロで見える。


「【錬金魔法・邪金変化】」


  僕は、戦闘機の金属を別の者にする。


 name邪金

 ◆現在、この世界に二柱しかいない大神サマエルにより創られた金属。

  持っているだけで精神を発狂させる。

  ※サマエル「私が創ったものですが知りたいならば

  御自身でどうぞ」


  戦闘機はらドス黒いオーラを放ちながら一般人が多く行く場所へと向かう。これによりどれ位の者が死んだだろうか。

  しかし、それを考えるのもめんどくさい。別に計算するのがという訳ではない。

  その人がどの様に生き、そしてどの様に思い死んだか。それを考えてこそ人の死に罪悪感を思ったり悲しんだりする事が出来ると思う。


  出来るのは出来るが僕にはそれを受け止めるのがめんどくさい。


「だからだろうね。

  僕がこんなに人間が心が醜いと思えるのは」


  人間は、結果に直結しない事は一切しない。ボランティアだって自身の自己満足を楽しむ為にやっているのだろう。

  それがどうしても醜くて仕方ない。そんな考えを持つ僕も醜いのだろうが。


「まぁ、あーだこーだ考えるのもめんどくさいし。

  さっさと終わらせるか【攻撃魔法・罪滅堕星】」


  僕は、最高威力の魔法よりも二段階落ちる十八階位の魔法を使う。僕が無詠唱で使えるギリギリの魔法である。

  即ち、一つの隕石を落とす。その隕石は人が多くいるだろう所へと落ちていく。

  涙が流れるのを感じる。しかし、許される事はないだろう。それならば、考えるだけ無駄である。


「さて、次は何処かな?」





「ロシアの裏で跋扈してい悪をただ復讐の為に殺してきた世界最高峰の殺し屋。

  アメリカの人の死に魅入られ、多くの人を殺し、恐怖に沈めていたシリアルキラー。

  日本の人のあり方に疑問を持ち、兄と姉を使い世間へ埋没してきた謎の天才。

  貴方は彼らをどう思いますか?唯一私以外で此処に残ったゼウスさん?」

「私は、ただこの世界を終わらせたく無いだけだ。

  しかし、一言で言うなれば悲しき者達だな。

  これは記憶を消してやる事が功を奏した」

「そうですね。さて、次に行かせますね」





  その頃、眷属達は。


「どうする、主達が何処かに言ってしまわれたぞ!」 「落ち着くのよ!サングエ、きっとすぐに帰ってくるわよ」

『そうですね、お茶でも飲んで落ち着きましょう。

  他の皆さんもお茶をどうぞ』

「うむ、かたじけない」

「またか、またなのかよ我らの主は!」

「ちくしょおおおお!

  儂に神器を見せると約束しただろう魔王!」


  色々と混沌としていた。





 閑話休題


「さて、終わりましたか。

  それでは次は、お隣のロシアに行きますか」


  元いた場所にサマエルさんが待っていた。僕達はそこに集まって次の命令を聞く。


「貴方達には、そのままロシア、アメリカそして最後にイタリアで合流してもらいます」

「何故イタリアなのじゃ?」

「イタリアの方が宗教的に善神が来るのがいいかなと思ってですね。

  それではレッツラゴー!」





 《ロシア》

「うっ、寒!【補助魔法・体温上昇】」

「おい!俺等にもかけろ。

  なんで一人だけ温まろうとしてるんだよ!」

「はいはい。【補助魔法・温度上昇】

  嗚呼、めんどくさい。さっさと終わらせてココアを飲みたい。【攻撃魔法・十頭氷龍】」

「お前って、その魔法好きだな」

「イメージが簡単だからいいんだよ」


  そのまま、日本と同じ繰り返しであった。違う事と言えばミサイルが飛んできただけだが氷龍の一頭に迎撃させて落としてやった。


  次はアメリカ。



 《アメリカ》

  『来たぞ!慌てるな』

 

  アメリカは、二日で日本とロシアが攻撃された事により相当な警戒がされていた。辺り一面軍人さんだらけ。

  まぁ、虫けらと同じだっんですけどね。


「【攻撃魔法・斬撃空間】」


  風魔法と空間魔法の応用で半径二キロメートルの場所にいるだけで切り刻まれるという魔法を使い後は二人に蹂躙してもらうだけの簡単なお仕事である。辺り一面血塗れになっているが。


  そして、最後はイタリアである。




 《魔法之管理者》

  怠惰の魔王ヴァイスが与えられた管理者スキル。全ての魔法を扱う事が出来、魔法系スキルを全て詰め込まれている。魔法系スキルの最高峰。

  また、人間が新たな魔法を作ったり、これを使えば辺りの魔力が空になるという魔法を見た時は対処する事になる。

  ただ、その魔法を扱うにも簡単な魔法でも並大抵の集中力が必要な為魔王の中でも扱えるのは実際は怠惰の魔王ヴァイスだけである。

 ※サマエル「えっ、これ取っちゃたの!ハズレスキル

  取っちゃって残念だね。

  って、何故か使いこなしてる?」

此奴等マジモンのチート野郎ですね(笑)

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