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玄米茶の香りに、淡い想いをそえて  作者: みこくるみ
第五章

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8 〜征司 ver 2 〜

「それじゃあ、先輩、いってきますね。」

「もう、そんな時間?」



ダイニングで、のんびりしていると、わざわざ、声をかけに来てくれたらしい。



「いろいろと準備が必要なので、時間がかかるんです。」

「…準備?」



そういうと苦笑いする彼女。



「人前に出れるように、メイクや服装を用意してくれるんです。 私が、ゴネたら、用意してくれるようになって……」

「そうなんだ。」

「はぁ〜、嫌だけど、そこまでされたら、断れなくて。 アッ、担当さん、来たみたいなんで、行きますね。」



手にしていたスマホを見ると、俺にあいさつし、ダイニングを出る彼女についていく、俺。

靴を履いて、俺を見る彼女。



「別に玄関まで、来なくても…」

「いや、俺もついていこ『こなくていいです!』…」



俺の言葉を遮られる。

冗談だけど…、ちょっと、本気だったかな?



ため息をつく彼女を見ながら、笑う。



「見送りたいなって、思ってね。 なんだろ、不思議だね…」

「そうですか…」

「うん。」

「私も…、ちょっと不思議です。」

「?」

「見送られる事、ないですからね。 じゃあ、いきます。」



そう言うと、彼女は、ドアを開けて、出かけた。






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