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玄米茶の香りに、淡い想いをそえて  作者: みこくるみ
第五章

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何も言わずに、ふたり、お互いを凝視している…

数分が経った頃、私は、スーッと、タオルで体を隠す。

いや、全部は、隠せないけど…



私は、内心、ため息をつきながら、ちょっと冷静になろう、落ち着こうと、決める。

だって、私が札を変えなかったのと、バスタオルを忘れたのが、いけないんだから。

弁明をしようと口を開きかけると、先輩の



「誘っているの? そんな、格好で、俺を誘ってる!?」



ハァ〜〜?!

なにをぬかしとるんだ!!



私は、カーッとなり、文句を言おうと口を開く―



だけど…

私の口は、言葉をつむがなかった―



なぜなら…

先輩の唇が、私の口を塞いだから―!?



押し付けられるように、口を塞がれ、徐々に、深く、貪られる。



ううっ、く、苦しい。



私は、タオルを持ってない手で、先輩を叩く。



一瞬、身じろぎする先輩。



そして、唇をはなされて、息も絶え絶えな、私。

キッと先輩を睨むも、私に向けられる視線に驚いてしまう。



なんで、そんな目で、私を見るの?

熱のこもったような目で。



ドギマギしていると、先輩が近づき、抱き寄せられる。



びっくりしていると、今度は、抱き上げられた!



抱き抱えられ、先輩に貸してる部屋につれてこられる。

そして、そのまま、床に寝転がされ、また、口付けを受ける。



な、なにが、起きてるのぉ――!!





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