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新宝島  作者: たかたか
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18/21

第18話:宝までの道のり

一行は岩場を下り、ジムの傷を手当てしながらも先を急いだ。


ケローネが先頭に立ち、ヘレンがジムを支え、アダムスが後方を警戒する。血の匂いを残しながらさらに進むと、岩壁の隙間に不自然な裂け目を見つけた。


「ここ……」

ジムが息を切らしながら指差した。「地図にあった隠し入り口かもしれない」

隙間は人一人がやっと通れるほどの狭さだった。ケローネが最初に体を横にして入り、松明に火を点けて中を照らした。

「入るぞ。気をつけろ」


洞窟内は最初は極端に狭く、肩を擦りながら進まなければならなかった。


ジムは傷ついた左腕を庇いながら、歯を食いしばって体を横にし、岩の突起に服を擦りながら進んだ。

「くっ……狭いな、ここ」

後ろからヘレンが心配そうに声をかける。

「ジム、無理しないで。腕の傷が開いたら大変よ」

「大丈夫……みんな、頭を低くして。天井が尖ってる」

松明の炎が壁を橙色に揺らめかせ、影が不気味に踊る。


空気は冷たく湿り、苔の生えた岩からは水滴がポタポタと落ち続けていた。

さらに奥へ進むにつれて、徐々に天井が高くなり、道幅も広くなっていった。


足元には無数の動物の骨が散乱しており、白い頭蓋骨が松明の光を受けて不気味に光った。

ケローネが低い声で警告した。

「気をつけろ……ここは獣の通り道だったようだ。虎か、もっと大きなものが住んでいたのかもしれん」


道は複雑に折れ曲がり、迷路のように分岐していた。

アダムスが地図を松明に近づけながら言った。

「右だ……次の分岐は左の細い道。潮の匂いが強くなってきたぞ」


ヘレンがジムの袖を軽く引いて支えながら、

「聞こえる……遠くで波の音がするわ。海と繋がってるのね」

やがて一行は、急に視界が開ける大きな空洞へと辿り着いた。

そこは洞窟の中でありながら、海と繋がっている不思議な場所だった。

天井の一部が崩れ、陽光が筋状に差し込んでいる。床は潮の満ち引きで現れる岩棚になっており、ジムたちが到着したちょうどその時、潮が大きく引いていて、宝が眠っているはずの場所に普通に立っていられる状態だった。

ケローネが松明を高く掲げ、地図と照らし合わせた。

「……ここだ。地図の最後の印と完全に一致する。潮が満ちればこの場所は海に沈む。まさに、トム・ゴールドが最後に仕掛けた隠し場所だ」


全員が息を飲んだ。

岩棚の中央には、明らかに人が掘った跡のある地面があった。大きな石がいくつか積まれ、目印のように置かれている。


ジムは傷の痛みを堪えながら、興奮と緊張が入り混じった声で言った。

「ここを……掘るんですね」

ケローネはゆっくりと頷き、持ってきたシャベルを地面に突き立てた。

アダムスと残った船員たちも道具を構え、ヘレンはジムの傷を気にしながらも、他の船員たちを見守った。

潮が引いている今が、唯一のチャンスだった。松明の炎が揺れる中、ジムたちはついに宝を掘り始める直前、固唾を飲んで地面を見つめた。


宝島の奥深く、トム・ゴールドが命を懸けて守り続けた財宝が、今まさに目の前にあった——

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