案の定、厄介ごとがやってきた
今回はストーリーの展開嬢短いです。
なので2話一気に公開します
あれからはハンナちゃんが怖いので、おとなしく別荘の内風呂で我慢している。
さすが源泉を直接引いてくれてるとのことでハンナちゃんもお肌がモチツルって感じで嬉しそう。
アベルは…態度変わらずだけど、やけに肌ツヤが良くなっている。おまけに髪まで天使の輪ができるほど艶々だ。
もともとイケメンなのに、なんだかツヤツヤピカピカでハリもあってイケメン度が増しているような気がする。
というか、私より肌ツヤ良くない?
なんか悔しい。
それはともかく、空気がいいのか、プレッシャーから解放されたせいなのか
魔力は相変わらずほとんど感じられないんだけど、不思議なことになんだか体が軽くなった気がする。なんとなくじわじわ元気になってきた気がするのよ。よく寝てるから細胞活性化しているのかしら。
ま、順当に回復しているってことね。いいことだわ。
ただ、まだ王室側にはさとられないようにしなくちゃね。
そろそろお父様が婚約者候補を辞退する話を通してくれているはずだけど、完全にカタがつくまでは、病気の令嬢を装わなくちゃ。
そうして、のんびりお茶を堪能したり、読書したり、四阿でお昼寝したりと至福の時間を満喫していたのに…やっぱり闇落ち令嬢、ただでは過ごさせてくれないのね。
案の定、厄介ごとがやってきた。
「お嬢様、公爵家からの伝令です」
別荘管理の家令がそう言い放ったことで、私の華麗なるスローライフに陰りが差した。
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