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「何だよ! 危険な奴が来るのか? 俺達、若いやつらでやっつけてやるぜ!」
リーダーは握りこぶしをつきあげる。
『盗賊とかじゃないぞ。来るのは禍神じゃ』
「禍神って? 盗賊とかが崇めている神か?」
それを聞いて“水鏡に映る”神はため息を着いた。
『リーダーは昔から脳筋だから理解しとらん。』
『うむ、その残念さわかるぞ』
「俺がな!」
脳筋というよりもストーカーの二次被害にあっている四郎がツッコム。
『盗賊とかが崇めている神は総じて闇神と呼んでいる』
『殺人を推奨したり人の物を奪いとる事を楽しむ神達だが無くてはならない神だ』
闇神と呼ばれる神達はこの世界の暗黒部に関わる神だ。人間の悲しみや苦しみ、復讐心を糧とする。
『しかし、闇神でもあれにはかなわない。下手すれば堕ちる』
神達は禍神に堕ちる事はあっても敵うことはない。
「禍神にはあったがあれはヤバい」
『禍神を倒したんだったな』
『四郎は取り込まれてアタシ達も手も足もでなかった』
「そんなにヤバいのかよ……」
『だから逃げろと言っておるんじゃ』
リーダーはそんな風に言う“水鏡に映る”神を睨んで言った。
「俺達がいなくなったらどうすんだよ!」
『大丈夫じゃ。ワシも逃げる』
「嘘つけ! そんな事考えてないだろ! 逃げるならこの村の加護を外して逃げればいいだけだろ!」
『良くわかったな。そのつもりじゃ』
「なら、今外して逃げればいいだろうが!」
『…………』
「そんな気は無いんだろ! ここで消える気か? 俺はそんな事させない!」
『リーダーの癖に生意気な』
「あの、さーせん。お話があるのですが……」
「何だよ!」
「来るのはわかってんならうって出るのはどうでしょう?」
『…………』
「…………うって出る?」
“水鏡に映る”神とリーダーが顔を見合わせて聞いてくる。
『これだけの神がいればどうにかなるだろ』
『ウチはお姉さまに従うだけです』
『禍神は料理に使えるかな?』
『土の中に……いる……ZZZ』
カーリン達も禍神をどうにかしたいと思っているようだ。……最後の神はわからんが。
「そんな訳で作戦会議をしたいと思います!」
神殿の中で作戦会議が始まった。
「ところで、“水鏡に映る”神様」
『どうしたんじゃ?』
「いや、やけにリーダーがなついてると思ってね」
『ああ、それはな、昔あいつの母親が流行り病で泣くなってな』
「慰めたと?」
『そうじゃ。母親の姿になって毎晩一緒に寝てやったんじゃ。その時に何でかおっぱいに吸い付いてきての……思わず母性に目覚める所じゃったわい』
「リーダーが母親のおっぱいに?」
『そうじゃ。もう10才になると言うのに甘えての』
「見てみたいですね」
『よし、見せてやろう』
そう言うと水面に波紋が広がるようにしてその姿が変わる。そしてその姿を見た四郎は、
「ははーー!」
思わず平伏した。そこにはローレを越える豊かなおっぱいがあった。
「この神は滅ぼさせん!」
『いや、訳がわからんのじゃが……』




