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適当作品1 『階』  作者: ミゼットくん
女だけの世界 惑星タウリ編
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女だけの世界26

かぐや:「両方よ!見つけたくないけど、見つけたい気持ちもある!」


恵那:「あはは、何ですか?それ?」


羅夢:「本当にお前は変な奴だな‥」

かぐや:「あ!あんたこそ、その露出高い服どうにかならない?恥ずかしいでしょ?」


羅夢:「なっ!?」

恵那:「え?あら、素敵!」


羅夢:「お前、いつの間に‥ビキニアーマー着せやがって…」いつの間にか羅夢は戦闘服のビキニアーマーを換装させられていた。

かぐや:「似合うじゃん!時雄の趣味丸出しの奴だしね。」

恵那:「うわぁ〜カッコいい!」


羅夢:「ま、まあビキニアーマーはダーリンの趣味だからいいとして、勝手に着替えさせるな!お前は着替えな…いつの間に…」

かぐやもいつの間にかビキニアーマーに着替えていた。

しかも時雄の趣味丸出しの朝霧陽子と麻生優子のコスプレスタイル。

かぐや:「意外といいかも!それにこの格好なら熱くないし動きやすいし」

恵那:「お二人ともお似合いですよ!」


かぐや:「あ!羅夢さんはどうするの?さっきから黙ってるけど‥」

羅夢:「ま、まあいいけど‥それより城はどこだ?」

恵那:「えぇと、あの遠くに見える建物かもしれません!」

かぐや:「ならそこへ向かいましょう!」


かぐやと羅夢と恵那は三人でゼウス帝国の首都に向かった。


##ゼウス帝国首都 城に近づいていくと人が集まっていた。

いや、集まっていた。というより集結していたというべきか…

城全体を透明感漂う結界が囲んでおりその結界を打ち破ろうと多くの女性たちがまるでゾンビのように引っ掻いたり叩いたり棒やハンマーで打ち破ろうと必死だ。中には裸になって結界を舐めたり噛みついたりしている者もいる。

異常事態だ。

かぐや:「羅夢さん!これがいわゆるハーレム男の周りで起こる事件なのね!」

羅夢:「え?これが?冗談だろ?」

恵那:「え、え?これって何?どうなってるの?」


かぐや:「恵那ちゃん大丈夫?ちょっと気持ち悪いでしょ?」

恵那:「うん‥すごく臭いがする‥あの人たち何を食べてるんだろう‥」


羅夢:「おい、恵那はまだお子ちゃまだから知らないと思うがな。ここにいる奴らみんな、あの中にいる神人の男性と××したいっていう欲望に支配されているんだ」

恵那:「セック‥!?」


かぐや:「いいの!あんたは気にしないでいいから!」

恵那:「う、うん‥でも、あの人達は何をしているの?何で裸なの?」

羅夢:「あいつらは神人の男が発しているフェロモンによって脳が興奮状態になっている。要するに××中毒患者になっているんだ」


かぐや:「もう!子供の前で変な話しないで頂戴!」


恵那:「え、えぇ‥」

かぐや:「まったくもう‥」


羅夢:「お前こそ子供の前で何言ってんだよ!」

かぐや:「え?」

恵那:「あの‥なんですか?よくわかりません‥」

かぐや:「そ、そうね‥ちょっと難しい話かもしれないわね‥」

羅夢:「そうだな‥」


恵那:「でも、皆さん必死な感じが伝わってくるというか‥」

羅夢:「ああ、そうだな‥、おいかぐや、私はこいつを連れて離れた場所にでも行ってるから後はよろしくな!」


恵那:「え、え?どこに行くんですか?」

羅夢:「いいから来い!こんなとこにいたらお前までああなっちまうだろ!」

そういって恵那の手を取ると走り去った。

かぐや:「まったくもう‥しょうがないわね」


かぐやはため息をつくと城の入り口へと歩いて行った。


かぐや:「仕方がないなあ。このままでは中に入れないからとりあえず結界は破壊しておきますか…」

かぐやは前回結界を壊した時と同様に両腕をあげて腕をクロスさせエネルギーを溜め始めた。とすると城の中から男性の姿が。どうやら神人本人らしい。

しかし予想を大きく外し一人で歩いてきた。女性が誰もいないとは。


どういうこと?

すると神人から声をかけられる。


神人:「待て待て待て!君は私の結界を破壊するつもりだね?」


かぐや:「そうよ。あなたのせいでここにいる人たちがおかしくなっちゃってるんでしょ?今度は私が助けに来たの!」


神人:「そ、それは違うのだ!逆だ。そこの女性を寄せ付けないために結界を張ってるんだ。余計な真似はしないでくれ!」



かぐや:「え?どういうこと?」

神人:「お前、オリンピアで神人の男性を見てきたんだろう?だったら理由位解るだろ!」

かぐや:「いや、全然、ハーレム気取りで楽しそうだったけど。」


神人:「どこがだ!四六時中あんな発情した者たちの相手をするんだぞ!それも際限なく無理やりに」

かぐや:「あんたは楽しんでないの?」

神人:「楽しめるか!おまけにここの連中は本当に厄介なんだ。なんせ私は力をほとんど持ってない。お前たちが想像する以上に危機的状況なのだ」

かぐや:「ふーん、そういうの興味ないんだけど。じゃあ何してるの?」


神人:「そ、それは‥いろいろあるのだが、一言で言えば避難しているのだ」

かぐや:「へぇ、避難ねえ‥」


かぐや:「まあ、あなたの言い分は解ったわ。じゃあ『クリスタルロッド』だけ頂戴。それさえもらえたらここには用はないから」


神人:「『クリスタルロッド』?それはやれん!それを使って『階段』の結界を破るつもりなんだろう。その結界はこれがなくては見つけることもできんからなあ」



かぐや:「ふーん、やっぱりそうなんだ」


神人:「ああ、その通りだ」

かぐや:「ねえ、ちょっと質問なんだけどさ。あなたさっき自分は神人だって言ってたけど、本当にそうなの?私には全然そんなふうに見えないんだけど」


神人:「ん?当たり前じゃないか。私が神人なのは間違いない!」


かぐや:「でもさ、神人ってもっと強い力を持ってるんじゃないの?」

神人:「そ、それは‥今は力を蓄えてる最中だからだ」


かぐや:「そうなんだ、まあいいわ。とりあえず『クリスタルロッド』を渡してもらえない?そうしたらあなたの言い分を信じてあげてもいいけど」


神人:「いや、それは出来ない!」

かぐや:「どうしても渡せないと言うの?」


神人:「ああ!『クリスタルロッド』で封印を解き『階段』を上ることなど絶対に許さん。だから簡単に手放すことなどできん!」


かぐや:「もしかしてそれってただの嫌がらせでしょ!自分が階段を上れないことへの僻みよね?ああ、いやらしい。」


神人:「ち、違う!そんなことはない!」

かぐや:「じゃあどうして渡せないの?」

神人:「お前のような女が『階段』を上るなどとはおこがましい!」


かぐや:「なによその言い方!やっぱり僻みじゃない!どうせ女達の色香に惑わされてしまって階段に上る資格を失っただけの落ちこぼれでしょ!」


神人:「お、落ちこぼれだと‥‥女の貴様に何が解る!お前は女性ってだけでここの試練が試練になってないだけだろ!」


かぐや:「そうかしら?」


神人:「そうだとも!ここでの神人同士の戦いは男女で全く違う。そして神人の男が受ける試練はこの世界の女性に対しどれだけ理性を抑えられるかということだ。そしてそれを乗り越えた時、初めて次への進化となるのだ!だが私は抑えられなかったので資格はなくなったが。それを女性だからと言う理由で簡単にこの世界をクリアできるなど納得がいくか!」


かぐや:「へー、そうなんだ。で、結局あなたは『クリスタルロッド』をくれるの?くれないの?」


神人:「く、くれる訳なかろうが!」


かぐや:「そう、じゃあいいわ。力づくで奪うまでね。」

そう言ってエネルギー弾を放ち結界は吹き飛んだ。

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