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女だけの世界11

かぐや:「まじ?」

アスカ:「はい!」

かぐや:「本気の目してる……」

アスカ:「お願いできますか?」


かぐや:「‥その前に条件があるわ」

アスカ:「なんでも言って下さい!」


かぐや:「この建物へ入りたいので鍵を開けてくれない?」


アスカ:「え?」

かぐや:「もう一度言うわよ。この施設へ入りたいから鍵を開けなさい」

アスカ:「でも、ここは誰も入れないようにロックされているんですよ」

かぐや:「はあ……面倒くさいなぁ‥じゃあ、今すぐ私の命令に従ってくれるなら考えてあげる。どう?」


アスカ:「命令と言われましても……。これも仕事ですので」


かぐや:「ふーん。じゃあ仕方ない。この建物破壊するしかないわね。そろそろあの子も限界みたいだし」

アスカ:「えっ?」かぐや:「いいのね?」


アスカ:「ちょ、ちょっと待って下さい!や、やめてください!」

かぐや:「どっち?」

アスカ:「‥‥解錠します……」


かぐや:「素直じゃないのね」

アスカ:「申し訳ありません。しかし、これでも抵抗している方なのです」


かぐや:「あらそう。いいから早くしなさい!」

アスカ:「はい‥」


かぐや:「そういえば、さっき言ってた男性ってどういう存在?」

アスカ:「男性と言いますと?」かぐや:「この国の男性について聞いてるのよ!」

アスカ:「あー、男性でしたら昔から存在していたようですよ」

かぐや:「存在していた?」

アスカ:「はい。存在してたというより異世界からきたようですがここにきて数百年いるようです。世界中に何人かいるようですが…私はお会いしたことがありませんが…」

「さっきの人形が男性という者なんですよね。素敵ですよね。見てるだけでなんかこう体中から湧き出るものがあるというか‥」


かぐや:「そういうもの?私は別に……」


アスカ:「女性同士ですから何となくわかります。その人は大切な人ですね」

かぐや:「そんなんじゃない。それより、神人の事については教えてくれたから、そろそろ開けてくれる?」


アスカ:「はい。では、こちらに来ていただけますか?」

かぐや:「わかった」

そして二人は外に出た。

アスカ:「えーっと、確か‥この辺だったと思います」

かぐや:「この建物の鍵を持っているの?」


アスカ:「はい。一応管理者として鍵を預かっています」かぐや:「そう。じゃあ早く開けて」アスカ:「はい。あの、開ける前に一つ確認してもいいですか?」

かぐや:「何かしら?」

アスカ:「‥あの、この建物の中には何があるのか知りませんか?」

かぐや:「知らないわ」

アスカ:「そうですか‥」

かぐや:「どうしたの?早くしてちょうだい」


アスカ:「わかりました‥」

そして二人は再び施設の鍵を空け中へと入っていった。


羅夢はというと…スタミナも化け物レベルのため今だ荒れ狂って、いやどんどん過激になっていく。おぞましい光景だ。見ていたら吐き気がしてくる。

羅夢:「ああ~ん♡ダーリン♡もっとだよ!」と叫んで時雄人形にキスをしながら自慰行為をしている。

時雄人形:「いや……いや……助けてくれぇ~!」

羅夢:「ああ~ん、カワユイ、カワユイ、ウマウマ」

「ダーリン!大好きだよ。えへへ♪」

嬉しそうな笑顔を見せる羅夢。しかしまだまだ続くらしい。ほっとくしかない。

このまま放置しても誰かに迷惑がかかるわけでもないし……



と思っていたかぐやであったが、そんな事はなかった。アスカは外で悶えてる羅夢の様子が気になって仕方がないようだ。

かぐや:「ほら!行くわよ!」

アスカ:「え!でも助けなくていいんですか?必死に助けを求めてますけど。」

かぐや:「もういいわよ。たかが人形だし。どうせ本物はスケベなんだから本望でしょ。」


アスカ:「……本望ですかね‥」

かぐや:「そうよ」

アスカ:「……あの、もうひとつ質問宜しいですか?」

かぐや:「なに?早く言いなさい」


アスカ:「はい。あの‥さっきの男性について詳しい話を聞いてもいいですか?」

かぐや:「え?えっと‥」


アスカ:「すいません。やっぱり無理ですよね」


かぐや:「無理ではないけれど……あまり教えたくないのよ」

アスカ:「なぜですか?」

かぐや:「いや‥色々と問題がありそうでね」

アスカ:「そうなんですか?でも気になるな……。もう一度質問しますが、その方と何かありましたか?」

かぐや:「特にないと思う」

アスカ:「はあ……そうですか……」

かぐや:「さあ!もういいでしょ!行きましょ!」

アスカ:「はい……わかりました」

かぐや:「よろしい」

そして二人は施設の中へ入って行った。その後、神殿内を探索すると祭壇のようなものがあった。

かぐや:「これ‥何かな?」

アスカ:「この祭壇は神様にお供えをしたりするためのものです。昔から続いてきた伝統みたいなもので代々受け継がれてきたようです」

かぐや:「じゃあ、ここに置けばいいってわけね?」

アスカ:「はい」



かぐや:「んー‥なんかこういったお祈り用の祭壇みたいなものってあったわね」

アスカ:「え?」

かぐや:「この部屋にあるのよ。それ」

アスカ:「え‥は、はい。ここが神殿ですので、当然そういうものがありますけど……」

かぐや:「この祭壇は神様に祈りを捧げるためのもの?」


アスカ:「はい。その通りです」

かぐや:「ふぅん‥。あっ、そうだ。もしよかったら、何か神様にお祈りしてみない?」


アスカ:「え?なんでですか?」

かぐや:「なんとなくよ。何となく」

アスカ:「でも、こういうのってちゃんと決まった作法とかあるんじゃないですか?」


かぐや:「別にないわよ」


アスカ:「そうなんですか‥。わ、わかりました。やってみます」

かぐや:「うん。じゃあ、まずこうやって手を合わせるのよ」

アスカ:「は、はい」

そして二人は祭壇の前で目を瞑って手を合わせている。

だが何も起こらない。

かぐや:「だめね。お供え物がないからかしら?」

アスカ:「えーっと‥お酒とか食べ物でしょうか?」

かぐや:「それもあるけど、お金も必要かもね」

アスカ:「えー‥神殿にお金ですか?」


かぐや:「そういう決まりなのよ。じゃないと、神様がやって来る意味ないでしょ?」

アスカ:「うーん。神様はお金目当てなんですか?」


かぐや:「別にお金ではないけど……信仰心がないとね」


アスカ:「なるほど」


かぐや:「ということで、あなたがやってみてくれないかしら?」

アスカ:「は、はい。わかりました」

そう言ってアスカは祭壇の上にお金を置いた。

そして再び祈るが、やはり何も起きなかった。

かぐや:「やっぱりだめか」

アスカ:「どうしましょう?」


かぐや:「あら、簡単じゃない。もっと捧げればいいのよ。お金だけじゃなくて他のも全部」


アスカ:「え?他に何にも持ってないですけど。私ただの門番だったし…」



かぐや:「いいのよ。とにかく持っているものはすべて置いていけば良いの」

アスカ:「いや、でも‥」

かぐや:「大丈夫!私がついてるから!」

アスカ:「え?えー‥」

かぐや:「さあ、行くわよ!」

アスカ:「は、はい」

かぐや:「ほら!早くしなさい!」


アスカ:「わ、わかりました‥」

かぐや:「あんたの持ち物全部そこに並べなさい!」

アスカ:「はい……」

アスカは財布の中身を全てだした。

かぐや:「これじゃ全然足りないわね」

アスカ:「え?」


かぐや:「言ったはずよね。全てって」

アスカ:「……」

かぐや:「さあ、出しなさい!」


アスカ:「……」

かぐや:「あら、どうしたのかしら?」

アスカ:「いや、でも……」


かぐや:「どうしたのかしら?早く出しなさい!」

アスカ:「はい……」

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