女だけの世界⑨
??:「はい……」と言い、服を脱ぎ始めた。どうやら観念したようだ。全裸になると綺麗な身体つきだ。スタイルは良く肌の色は透き通るように白かった。しかし表情は暗く怯えきっている。
??:「あの……お願いがあります。どうか命だけは助けてもらえませんか?」
かぐや:「それはあなたの態度次第で変わるわ。素直に従えば命まではとらない。ただ私達の質問には正直に答えてもらう。拒否権はないの。わかるわね?」
??:「わ、分かりました」
かぐや:「それとここからは気を緩めない事!もし妙な行動をすれば即座に制裁を与えるわよ!」
??:「は、はい!承知しました」
かぐや:「それじゃあ、改めて自己紹介から。私はかぐや」
羅夢:「私は羅夢だ」
??:「私はアスカ・カーマインです」
かぐや:「アスカさんね。まずはあなたのことについて聞かせてもらえる?」
アスカ:「はい」
かぐや:「まず最初に、この遺跡みたいな場所はなんなの?」
アスカ:「ここは我が国の最重要機密事項のひとつです。なので外部の人間には教えられない決まりとなっております」
かぐや:「そう……。では、あなた達はなぜこんなところで待機しているの?」
アスカ:「それは……」
羅夢:「黙ってねぇでさっさと答えろ!」
アスカ:「実は……」
かぐや:「もしかして門番?」
アスカ:「はい」
かぐや:「ここってどこに繋がってるの?」
アスカ:「それがわかりません。以前は定期的に開いていたのですが最近は開かなくなりました」
かぐや:「えっ!?門番なのに知らないの?」
アスカ:「はい」
羅夢:「…仕方がない。もう一度絞めとくか…」
アスカ:「ひぃ!」
かぐや:「やめて!その人、嘘言ってないかもしれないじゃない!」
羅夢:「ほぉ。根拠はあるのか?」
かぐや:「だって、嘘言ってるとしたら私たちを見て逃げ出すと思うもの!この様子だと本当に知らないんだと思う」
羅夢:「だが知ってるのかもしれない。絞めて様子をみよう」
アスカ:「ひぃー、知らない、知らない、嘘なんて言ってません‥ヒィ‥」
羅夢:「だめだな」
かぐや:「やめなさいって!」
しかし言うことを聞かず首に手をかけたので、仕方なく時雄人形をだした。
かぐや:「ほら!これあげるから止めてあげて!」そう言って人形を渡した。
すると羅夢は急に嬉しそうな顔になって、人形を受け取った。そして抱きしめながら言った。
羅夢:「えへへへへ、ダーリンの人形だ‥はぁ~、可愛い♪」
かぐや:「…相変わらず気持ちが悪い…」
かぐや:「さて、アスカさん、着替えは終わった?」
アスカ:「はい」
かぐや:「じゃあ聞きたいんだけど、ここって何処なの?」
アスカ:「ご存知ありませんか?」
かぐや:「知らないから聞いているのよ!」
アスカ:「あ、すみませんでした」
かぐや:「いいから早く!」
アスカ:「ここはエルデラシア大陸中央に位置する国です」
かぐや:「大陸?つまりここは島じゃなくて大陸って事ね。それで、国名は?」
アスカ:「アルガルンド王国です」
かぐや:「聞いたことないわね」
羅夢:「ダーリン!愛してる♡」もう周りが見えていない。
人形にしか興味がなくなっている。
アスカ:「あなた達は一体誰なんです?どうしてここに来たんですか?どうやって入ってきたのですか?」
かぐや:「答える必要がある?」
アスカ:「わ、私も仕事ですので!教えて頂けないと困ります!」
かぐや:「そう、じゃあ、教える前にあなたは何を知ってるの?言ってみて。もし答えに納得いかなかったら……わかってるわよね?」
アスカ:「はい、わ、わかってます……」
かぐや:「まずは私達についてから。私たちは異世界から来たの。理由はあなたに関係ないけどね。そしてここは私たちの知る限り、あなたたちの言う大陸と全く違う場所。これで理解できた?」
アスカ:「えっと、その世界はどの様なところなのですか?」
かぐや:「説明が難しいわね。そうね……。地球と呼ばれる星があってそこに人類が住んでいる。今の私たちがいる場所は地球にある日本という国よ。」
アスカ:「ニホン‥‥聞いたことがありません」
かぐや:「でしょうね。当然よ。そこは日本という小さな島国。ちなみに日本の首都は東京。そこに住んでいる人たちが多い」
アスカ:「えっと、つまりそこを占領して領土としているという事ですか?」
かぐや:「占領してない!そっちの世界の常識で物を言わないで!日本の政治家が何かやってる訳じゃないから。私たちは『階段』というものを探してるの」
アスカ:「『階段』?」
かぐや:「そう、そこを上ると異次元の力が手に入るの。まあ、もっとも普通の人には見えないんだけどね」
羅夢:「ほら、もっと可愛くしなさいよ。そうよそうよ可愛い可愛い♪」
かぐや:「うるさいね、まったく…」
アスカ:「あの‥‥質問しても宜しいでしょうか?」
かぐや:「何?言ってみて」
アスカ:「えーっと、あの、先程、異次元の力と言われましたが‥」
かぐや:「それが何か?」
アスカ:「えっ!あの、あの‥私たちでもその力を手に入れられるのでしょうか?」
羅夢:「えへへへ…」どんどん理性を失っていく反面人形は小さな抵抗をして抗ってる。
まだ自我は保てている。
かぐや:「出来るかもだけど、資格というか素質というか‥それを持ってないとみることもできないのよ。」
羅夢:「ダーリンはこうすると喜ぶかな〜?」
時雄人形の耳を甘噛みし始めてる。目つきがかわり涎を出し始め理性がなくなってる状態だ。
アスカ:「えっ?あの‥人形を愛撫する行為にはどんな意味が?」
かぐや:「その質問、意味があるの?」「ないね」
羅夢:「ダーリン‥もっと‥舐めてあげる♡」
もう完全にアウトだ。
アスカ:「すいません‥あまりのことで混乱しております」
かぐや:「別に構わないわよ。私にも良く分かってないから」
アスカ:「‥‥」なにか様子がおかしい。
かぐや:「あっ、しまった!また忘れてたわ…そういえば男はタブーだった」
アスカ:「…」やばい、アスカも目の色が変わり理性が失いかけてる。
アスカ:「へっ?あ、あの?あの?‥」
羅夢:「ダーリン♡」と時雄人形を舌で激しく舐めながら言ってる。
時雄人形は悲鳴を上げてるが構わず続ける羅夢は完全に狂ってる。
アスカ:「これが男‥男だ…私にも頂戴!へへへ…」ついにアスカも理性が飛んで羅夢と一緒に狂い始めた。時雄人形がもがいてるが羅夢は手を離さない。
アスカ:「これが……これが男……ハァハァ‥」と息を荒げながら涎を垂らす。
羅夢:「へへ……ダーリン、ここも感じるのね……。ああ〜ん♡」と悶絶してる
アスカ:「これが……男の味……甘くて美味しい……最高……」と呟くと更に興奮状態に陥った。
アスカ:「これ、もっと……もっとちょうだい……」と懇願するように叫んだ。
かぐや:「もう!こいつらときたら…あーもう。はい、終わり終わり」と叫びながら人形を消滅させた。すると、理性を取り戻したらしい。
羅夢もアスカも呆然とした表情をしている。そして、次の瞬間、二人とも頬を紅潮させて涙を流した。
羅夢:「……あれ?」
アスカ:「‥えっ?」
かぐや:「ごめんね。とりあえず整理しましょう」
まず、アスカに質問してみた。「あなた、男性とはどういうものだと思っているの?」
アスカ:「‥うーん。わからないです。今、私どうなったのですか?」
羅夢:「狂ったんだよ、まさに獣だな」
かぐや:「あんたがそれゆう?」
羅夢:「‥」
かぐや:「それより話を戻しましょう。ここの事をもっと教えて頂戴。」
アスカ:「分かりました。じゃあ、私が知ってる限りの事を話しますね」
かぐや:「ええ」
アスカ:「まず、ここはエルデラシア大陸中央に位置する国です」
かぐや:「‥‥」アスカ:「ご存知ありませんか?」かぐや:「いいから続けて」
アスカ:「アルガルンド王国の門です」




