表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
69/78

惑星タウリ⓾

時雄:「ちょっ‥ちょっと!離れてくださいよ!‥近いってば!」

高柳:「えぇ〜?いいじゃん!‥減るものじゃないし!‥ほらほら〜♪」と耳元で囁きながら胸を押し当ててくる。


時雄:「うっ‥(柔らかくて暖かいな‥)」

高柳:「ふふっ。もうあなたは私の奴隷なんだからぁ〜♪」


時雄:「何言ってるんですか?俺はあなたの奴隷になった覚えはありませんけど?」

高柳:「じゃあ頑張ってね」と言いつつ女性二人は食べるだけ食べて逃げて行った。


すると店主が

店主:「ちょっと、お金を払ってくださいよ。兄さん……」と突っ込んできた。


時雄:「いや、これは誤解なんです‥」

そうは言ってもこの世界の通貨なんて持ってる訳がない。仕方がないので店主に対しマインドコントロールを行い代金分を皿洗いで働いて返す設定にして一生懸命働いた。

時雄:「あのアマ…なんなんだよ。あのいい加減さは!」愚痴りながらもとりあえず働くしかない。

仕方がなく働くのであった。


1時間ほど経過し、ようやく解放された。

そして店の外に出るとそこにあの二人が居た。


高柳:「お疲れ様~!遅かったわね」


時雄:「アンタらのせいだろ!‥まぁいいですよ。もう帰りますよ」


高柳:「何言ってんのよ。まだまだこれから遊びに行くわよ!」


時雄:「いやいや帰りますよ!」と強引に手を引いて連れて行こうとするが逆に引っ張られる。

時雄:「ちょっと!どこに行くんですか?‥ちょっと待ってくださいよ!」


天川:「しかし、高柳さんてこんな人間味のある人だったんですね。いつもは凛としていて素敵でかっこよく何事にもまじめでロボットみたいに血が通ってない感じだったのに。」とほほ笑んでる。


時雄:「いや、俺は知りませんけどね‥いつも通りだと思うけど」

高柳:「うるさいわねぇ。いちいち細かい事を気にしないの!」と強引に腕を引っ張ってくる。


時雄:「いやいや、もう帰りますから!」


天川:「高柳さんて可愛いところあったんですね。あの凛として毅然とした姿の面影もない」

高柳:「いいからあんたは黙ってなさい。もう!本当に邪魔者なんだからぁ」

時雄:「いや、あなたが邪魔だと思いますけどね‥」


高柳:「‥もう!うるさいわねぇ!私はあなた達みたいに軟弱者じゃないのよ!」


時雄:「いやいや、十分軟弱ですよ?‥今だって俺のこと掴んで引きずられてるじゃないですか」

高柳:「うるさいわね!‥このクソガキがぁ!」

天川:「うふふ。仲が良いですねぇ~♪」

時雄:「いや、良くないですって‥」


天川:「そう言わずにさぁ~♪‥ほら行きましょう!」

そう言いながら肩に手を乗せてくる。

高柳:「そうよ!さぁ、早く行くわよ!」

時雄:「はぁ‥わかりましたよ」



道端で道路の掃除をしているらしいロボットがいた。それをみた女性たちはまたもや好奇心で近寄り話しかけたりボタンを押したりレバーをいじったりして楽しんでる。

すると突然スピードが上がりその上に女性たちはまたがり楽しんでる。しかし‥

時雄:「おい!何をしてるんだ!危ないだろうが!」と注意する。

高柳:「え?‥大丈夫よ!これぐらい平気よ!ほら乗ってみなさい!」

天川:「本当に気持ちいい♡」

高柳:「ほらほら乗ってみて!‥気持ちいいわよ~♪」

時雄:「いや、俺は遠慮します‥」

天川:「何言ってるのよ!‥ほらほら来て!」

時雄:「もう乗る場所もないでしょ。俺が乗ったら二人の胸に挟まれてしまいますから」


高柳:「もう、恥ずかしがり屋さんなんだからぁ~♡‥ほらほら!怖がらなくてもいいのよ!‥私の胸に埋まってきなさいよ!‥ね?」

時雄:「いや、そういう問題じゃなくてですね‥」


高柳:「もう、しょうがないわねぇ~。じゃあ私が押してあげる!‥さあ、行くわよー!」と言って思いっきり背中を押してくる。


時雄:「いやいや!やめてくださいよ!‥ちょっと!‥押すんじゃない!」

高柳:「ほらほらぁ!早く来なさいってば!」と足で蹴ってくる。

時雄:「いやいや!何してんすか!‥やめてくださいよ!」

騒ぎを聞きつけて野次馬や警察が駆けつけてきたのでまたしても女性たちは逃げていき時雄は置いてけぼりに


されてしまった。

そして騒ぎを起こしたということで警察官に捕まり事情聴取を受けることに‥

時雄:「いやいや‥なんでこうなるんですか!」と泣き言を言いながらも大人しく従う。

その後長い取り調べを受け、釈放されたのは夜になってしまった。

帰り道を一人寂しく歩きながら思わず愚痴ってしまう‥

時雄:「‥全く‥あの二人はいい迷惑だよ。勝手な行動して被害者になるなんてあり得ないって‥」

しかし、こうなった原因は自分にもあるのだということは重々承知しているので責められない。このまま二人を置いて逃げたい気分だったがそうもいくまい。


時雄:「とりあえずお金どうすっかな?そもそもここでの任務も解らんのだがどうしよう。あの馬鹿二人は放っておくか…」

いい事を思いついた。ギャンブルで金を稼げばいいんだ。だが種銭は‥仕方がない…透視‥ってあれ!まだ使えないか…かぐやちゃんは色々使えるのに俺は全然か‥

仕方がない乞食でもやるか…種銭さえあればいいんだから‥こうして時雄は適当な空き缶を拾って道路に座り込み目の前に置いた。




すると案の定多くの通行人がちらほらとコインを入れてくれた。2時間ほど粘って113円まあ種銭としては上出来か。


時雄:「これでよし‥と。さぁて‥行くとしますか」と競馬場らしき場所へ行った。馬ではなく見たこともない動物だったがこの際どうでもいい。

時雄:「掛け金はミニマム100円からか‥かろうじて買えるか…」まあ、賭けることさえできればこちらの物。10分程度の未来なら未来透視で見れるので勝った馬券を選ぶだけ。

本来はインチキなしで楽しみたいのだがそうも言ってられない。


それにこの能力を使っているので実質チートなので結果的には同じだろう。

この方法で5万円ほどに増えたのでこれでひとまずは安心だ。

時雄:「さて‥これからどうするかなぁ‥」と呟きつつ一晩泊まれるホテルを探す。

途中コンビニで夕食と飲み物を購入した後、安ホテルを見つけ一泊することにした。ベッドに横になると途端に眠気が襲ってきた。

時雄:「ふわぁ~あ‥眠くなってきたなぁ‥」と目を閉じるとすぐに夢の中へ堕ちていった‥。

翌朝、目が覚めると時刻は朝6時。シャワーを浴びて身支度を整えると出かけることにした。まずは朝飯だな‥食堂兼喫茶店を探し歩いていたら、それらしい店があったので入ることにした。

店内に入ると早速メニューを見る。ん~どれにするか迷うなぁ~‥朝はさっぱりとハンバーガーみたいなのでいいか?

早速店員を呼び注文することに‥ちなみにここでの言語は能力上普通に理解できる。

待つこと数分で注文した料理が届いた。いただきます!

うん、なかなか美味いな‥値段も手頃だし。まあ、味は二の次としてとりあえず腹ごしらえもできたし次は服を買いに行こう。

服装も髪型もいかにも目立つのでまずいだろうし‥。

結局、普通のTシャツとズボンというシンプルなものにした。

(しかしあの二人は大丈夫かな?お金もないし俺みたいに稼げないだろうし)と考えていると。

時雄:「そろそろ昼時だし飯でも食うか‥」とレストランに入った。メニューを見ると値段は高めだがおいしそうだったので迷わず選んだ。

食べた後に宿代を考えると後悔してしまうが。

時雄:「ん~やっぱ高い店は美味いな‥」と思いつつ完食したあとに支払いを済ませ外へ出た。

そして日が暮れると、もう一度競馬場に行ってさらに資金を増やし宿に戻って寝た。

三日目の昼過ぎ‥今日こそあの二人を探そうと思いながら街を歩いていると公園のベンチで二人が項垂れているのを見つけた。

近寄ってみると‥

時雄:「お前ら‥こんなところで何してるんだよ?」


高柳:「あ、時雄?どこ行ってたの?心配したんだからぁー!」と抱きついてくる。相変わらず距離が近いな‥こいつは‥と思いながらも振りほどく。

時雄:「いや、まあちょっと色々あって‥」と言葉を濁しながらも答える。


高柳:「色々って何よ!‥まさか浮気したわけ?」

時雄:「いや、違うって。そんなことよりお金稼がなきゃだし」

高柳:「えっ?お金稼ぐ?何言ってるのよ!私たち女よ!普通に稼ぐなんて無理に決まってるじゃない!」

時雄:「いや、だからこうして探してるんじゃないか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ