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惑星タウリ①

時雄の方では‥

惑星タウリのジャポンという国で生活を始める。肉体年齢を操作し高校生活を満喫

生活基盤はというとまあ神人の能力を使えば一定の記憶捜査、情報操作はお手の物。学力レベルは比較的に上の学校にしておいた。その方が何かと便利かなと思っただけなのだが。

時雄:「うわぁ〜、やべぇ‥完全に遅刻確定だわ‥」

時雄は現在、学校に向かう途中だった。しかしいつもより出発時間が遅くなってしまい既に遅刻寸前である。なので急いで学校へ向かっていた。

時雄:「どうにか間に合ってくれよ!」

そして始業ベルの合図が終了直後に教室に入るとクラスメイトたちの視線が一斉に自分に向けられた。


時雄:「お、おはようございます」

恥ずかしさもありながら挨拶をした。

教師:「んー‥アウチ!」


時雄:「げっ!終わった!」

教師:「アウトだな」

時雄:「ですよねぇー‥」

教師:「これで遅刻3だな。」

時雄:「先生!違うんです!今日はたまたま寝坊してしまって‥」


教師:「ほう、それは災難だったな。明日から気をつけろよ」

時雄:「はい‥」

時雄は席に着いた。

時雄:(はぁ、朝からツイてないなぁ‥テレポートすりゃ楽なんだが‥まあ、なるべく普通に暮らしたいしな‥でもなんかいいな。この懐かしい感じ。遅刻で注意されるって80年ぶり位か)と空想に浸って窓から景色を見てる。

天気は晴れ。絶好の飛行日和だった。


授業が始まり先生の声はほとんど頭に入ってこない。どうやら早速授業中につまらないと感じるようだ。そりゃまあ、そうだ勉強しなくても解るんだから。

時雄:「ふわぁ〜、ねむっ」

あくびをしながら欠伸をする時雄。だが教科書は開いておらず机に突っ伏している。



すると後ろから女子生徒に話しかけられた。その女子生徒はクラスメイトである。


女子生徒:「ねぇ、起きてる?」

時雄:「ん?ああ、すまない‥少し眠くて‥」

女子生徒:「そうなの?大丈夫?」

時雄:「うん、大丈夫だけど(え?今どきの女子高生って話しかけてくんの?昔なんて相手にすらされなかったのに‥俺一応モテない設定だよね、何で?)」理解に苦しみながら返答した


女子生徒:「よかった。それよりさっきからずっとボーッとしてたみたいだけど具合でも悪いんじゃない?」

時雄:「あ、いや、そういうわけじゃなくて‥ちょっと考え事してただけだから心配しないで」

女子生徒:「そうなんだ。それなら良かった。もし困ったことがあったら私に言ってね。力になるから」


時雄:「え?あ、ありがと(一体どういうことだ?こんなに親切にしてくれるなんて‥)」

女子生徒:「じゃあ、またね」

時雄:「うん、また今度」

女子生徒が立ち去ると時雄は考える。

時雄:(おかしいな。今までこんな事なかったのに‥)

放課後、時雄は所属する天文部に向かった。オタクばかりなので妙に居心地がいいのだ。それにオタクならあんまり目立たないしちょうどいい。

しかしどうにも時雄は馴染むことができなかった。天文部には似合わないような女子高生がいてそれを目当てに天文に興味もないのに入部してくる輩が多いからだ。

女子高生は高柳響子3年生でいつか宇宙飛行士になりたいと本気で思ってる先輩だ。天文知識も半端なく取り巻きはもちろんそこそこの天文マニアでもついていけないほどだ。

時雄:(あーうぜー。何なんだこいつら鬱陶しい。退部して別な部でも入るか)と考えていた。

しかし他の部活だと自分があまりに目立ってしまう。それに他にもやりたいこともあるし悩むところではある。

結局天文部はやめて同好会を作ることにした。名前はあんまり人が入りそうもないUFO研究会とでもしておくことにした。

会員は募集せず自分一人で運営することに決めた。


##時雄のUFO研究会

時雄は同好会を作るために必要な申請書を出し受理された(本来は最低人数が決まってるようだが心理操作でどうにでもなる)ので早速部室へ向かった。場所は3階の廊下の一番端だった。中に入るとそこには誰もいない教室があった。


時雄:「よし!ここにするか!」

早速荷物を置き作業に入る。

まず最初に行うべきことは掃除だ。埃っぽい空間で作業するわけにはいかない。窓を開けて換気し掃除機を使って床や壁などを綺麗にする。さらに机や椅子などの家具も磨き上げる。更に校長先生の権限により許可をもらい校舎内全てに冷暖房を完備することにした。

約1時間後全ての作業が終わり時雄は一息つく。


時雄:「ふぅ、これで完成だな。後は望遠鏡でも作れば良いかな‥でもかぐやちゃんと違って具現化苦手なんだよね‥どうしよ?」

適当に望遠鏡を具現化してみたがかなりいびつな形になってしまった‥がまあいいか。性能的には問題ない。

そしてとりあえず活動はしてるぞという外見だけは見せ、実際は適当にお茶を飲んだり読書をしたりしてくつろいでいたのだが時々ざわっと寒気が走る。

かぐやちゃんや羅夢ちゃんの影響なんだろうけど彼女たちに聞いても何も教えてくれないが、まあ二人とも無事で元気ならそれでいいかと思っていた。

そのため、まさか自分そっくりの人形が作られて羅夢ちゃんや他の女性たちの玩具になってることなど思いもしなかった。

そして時雄人形を作った張本人、かぐやちゃんの影響でその世界の女性たちが発情モードに突入してしまうことも気づかずにいたのだ。

この世界は異常だ。女性しかいないのだ。しかも彼女たちは常に発情状態である。そのため男に対して非常に積極的である。だからこそ時雄のような男が現れたら大変な事になるのだが‥時雄はまだ知らなかった。


時雄:「よし、こんなもんでいいだろ。明日は活動報告のために天文台にでも行ってみるか。電波望遠鏡でも適当に見学してれば活動してる感でるし」


こうして活動開始1日目が終わったのであった。


時雄は翌日天文台に赴き望遠鏡を見学していた。周りは職員ばかりだが神人の能力を悪用して関係者設定にしておいたのだ。


なぜか天文台の職員は女性しかいなかった。

望遠鏡を覗いている時雄の姿を見て職員達は普通に接してくれてる。

時には電波望遠鏡も使わせてもらった。

時雄:「なんかいいなこういうの。まさに特権って感じなんだよねー」

望遠鏡を見学し終えた後は資料室に案内されて色々な資料を見せてくれた。

中には貴重なものまであって大満足だった。

職員:「最後に質問とかありますか?答えられる範囲ならお答えしますよ」

時雄:「いや、特にないんで帰ります」

満足した気分で家に帰った。


次の日、部室でのんびりしてると顧問になると一人の男子生徒が訪ねてきた。

男子生徒:「入部したいです」


時雄:「えー‥」

あまりに突然のことで時雄は困惑するしかなかった。

男子生徒:「俺、UFO好きだからさ」

時雄:「いや、そういう問題じゃないんだけど‥(これ以上目立ちたくない)」

男子生徒:「ダメですか?」

時雄:「いや、別に駄目ってわけでもないんだけど‥(むしろ大歓迎なんだけど‥でもなぁ‥)」

時雄は悩む。確かに新しく入ってくる人材は欲しい。

しかし部員が増えれば増えるほど目立ってしまう可能性もある。悩んだ末、結論を出すことにした。


時雄:「わかりました。入部を認めましょう」

男子生徒:「ありがとう」

こうして新たに部員が1人増えたのだった。

時雄:「改めてよろしくね」


男子生徒:「こちらこそよろしく頼む」


時雄:「ああ、ところで君の名前はなんていうの?僕は富山時雄っていうんだ。よろしくね」


男子生徒:「俺は真田誠司だ」

時雄:「真田君ね。覚えておくよ」

真田誠司という少年はこの学校の中でも数少ないイケメンであり成績優秀な生徒であった。身長も高くルックスもいい。そんな彼は密かに高柳響子に想いを寄せていた。

だが高柳先輩には恋愛感情というものがなくフラれてしまっていた。それ以来彼は告白すらできずにいたのだが、その想いを断ち切るためにも高柳先輩との繋がりを求めていた。

時雄:「ところでこの同好会にした理由は他にある?」

真田:「正直言うとな。本当は高柳先輩と仲良くなりたくてな‥それでここに入ったんだ」

時雄:「なんだそりゃ(笑)」

真田:「笑うなよ!こっちだって必死なんだから!」

時雄:「いやいや、それだったら天文部でしょうが。高柳先輩と仲良くなりたいならなおさらだろ。それにここは逆に高柳先輩と取り巻きがうざいからと理由で作ったんだぞ」


真田:「そうなのか!?マジで!?それは知らなかったな‥」


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