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女だけの世界⑥

こうして2人は森の中を進み始めた。

かぐや:「それにしてもこの森かなり深いわね‥」

羅夢:「ん‥なんか薄暗くなってきたし‥」


かぐや:「まあ、夜になれば月明かりも出てくるでしょ‥」

羅夢:「夜になったらまた発情しちゃうじゃん!」

かぐや:「大丈夫よ、ちゃんと気絶させるから」

羅夢:「そんなぁ~、ひどい~」

かぐや:「自業自得でしょ!人の忠告を聞かないから‥」

羅夢:「かぐやさんが悪いんでしょ!私から時雄さんを取り上げるんだから!」

かぐや:「取り上げるも何もその人形は私が作ったの!だから私のものなのよ!それをあなたの好きにできる権利なんて無いの!」

羅夢:「ケチ!意地悪!ブス!デブ!アホ!バーカ!」

かぐや:「おいこら!今なんて言った!」

羅夢:「げっ!」


かぐや:「今なんて言ったの!」

羅夢:「す、すみません!調子にのりました!」


かぐや:「ったく、少しは反省しなさいよね」


羅夢:「うん、わかった。これからは気をつけるから許してよぉ‥」

かぐや:「わかればよろしい。それにしても森が深すぎて道が全然わからないわ‥」

羅夢:「ん?ん?あそこに建物があるみたい!」

かぐや:「ほんと?行ってみましょう」

羅夢:「うん!レッツゴー!」


そこには昔ながらの木造建築の一軒家があった。看板には『民宿』と書いてあった。


羅夢:「民宿だって!すごーい!」

かぐや:「ふーん、じゃあ入ってみましょうか」

羅夢:「うん!」

ドアを開けると中から老婆が出てきた。老婆:「おやおや、珍しいこともあるもんだねぇ。こんな所に若い娘さんが二人も来るなんてね」

かぐや:「こんにちは、あのーここって宿泊施設ですよね?」

老婆:「そうだよ。うちの宿は一人一泊銀貨3枚だよ。泊まっていくかい?」

かぐや:「お金ないです‥」

老婆:「そうなのかい。まあ、仕方がないね」

羅夢:「すみません、お金を稼げるところはないですか?できれば今日中に仕事が出来るところを探してるんですが……」

老婆:「お金の稼ぎかねぇ‥。うーん、最近このあたりに怪物が出没するようになったのさ。なんでもそいつは凶暴な熊らしいんだよ。それで、村の女達が退治に出かけたんだけどまだ戻ってこなくてねぇ」


羅夢:「熊退治ですか?面白そうですね」

かぐや:「仕方がない熊退治行きますか‥」


熊退治に向かい…ついに見つけた!熊退治の女性たちもいたがみんな怪我をして動けないでいる。相当危ない状況だったらしい。


羅夢・かぐやの敵ではなかった。それどころか羅夢が引っ搔いただけでバラバラだ。

かぐや:「なんか熊をやっつけたらみんな驚いてたけど仕方がないよね」


羅夢:「まぁ、仕方がないんじゃない?それにしてもあの熊、弱かったなー」

かぐや:「私、結局何にもしてないし…さてこの女性たちつれて帰りますかね」


羅夢:「うん!そうね!」


帰ってきて事情を話し退治してきたことを告げるとものすごく喜ばれ、報酬までもらってしまった。もちろん宿代はタダにしてもらえることになり至れり尽くせりでお礼されまくった。ただし騒がしいが。二人と優しくて強いのだから当然だろう。もちろん歓迎パーティーも行われた。夜通しで……


朝を迎えた。女性たちはみんなベッドで眠っている。羅夢もベッドで寝ていた。しかし横には女性たちがたくさん添い寝していた。

羅夢:「うーん‥なんだかすごく疲れたような気がする‥。でも、昨日は楽しかったよね!」


かぐや:「ええ、すごく楽しかったわよ!でも静かに寝たかったな」

羅夢:「まあね。何が悲しくて女達と寝るなんて…と」言いかけた途端かぐやに口をふさがれ耳元でささやかれた。

かぐや:「不用意に男の名前を呼ばないの!また面倒ごと起きるじゃない!」

羅夢:「あっ、そうか。すっかり忘れてた‥」

かぐや:「まったく‥あなたって人は‥。それより、今日はどこに行くの?」


羅夢:「そうねぇ‥昨日行った熊退治の現場に行ってみようかな。もしかしたら他に仲間がいるかもしれないし」

かぐや:「いいわね!行ってみよう!」

羅夢:「そういや気になってたんだけど時雄人形てその後どうなったの?壊されちゃったのかな?」

かぐや:「え!?えっと‥なんて言うか‥」

羅夢:「うん?」

かぐや:「あのね‥その‥ごめんなさい‥」

羅夢:「どうしたのよ?」

かぐや:「実はね‥あの時雄人形だけど‥、無事な事は無事なんだけど…あんまり見たくない。気持ちが悪くなるから‥」

羅夢:「どういうこと?」

かぐや:「うーん、パッと見は男性が憧れるハーレム状態なんだけど‥」


羅夢:「あー、なんとなく察したわ‥。つまり、酷い有様になってるってことね‥」

かぐや:「うん、そうなるね‥」

羅夢:「うわぁ、聞いただけでゾッとするわぁ‥。?」

かぐや:「いや、あんたがそれゆう?無数の発情状態のあんたに囲まれてる状態ってことよ。」

羅夢:「やだ!想像しちゃったじゃない!ああ、気持ち悪っ!」

かぐや:「自分の姿見てお手上げしてんじゃないわよ!まったくもう」

羅夢:「それにしてもあの程度で理性なくなるなんてどうしようもないわね。」

かぐや:「…」

羅夢:「あれ?」

かぐや:「いや、あなたが言うと説得力ないから」

羅夢:「どういう意味よ!」

かぐや:「そのままの意味よ」

羅夢:「ひどい!」

かぐや:「自覚あるんでしょ?」

羅夢:「うっ‥、それはそうだけど‥」

かぐや:「ほら見なさい。」


羅夢:「うー、否定できない‥」

その後、二人は何も情報がないのでしばらくこの村に滞在することにした。


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