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女だけの世界④

羅夢はヴァリオスブレードを具現化した。もちろん時雄から渡された鍵のアイテムを使っての具現化だ。

羅夢:「かぐやさんどうしよう?どうします?」

かぐや:「逃げるしかないんじゃない?」

羅夢:「そうよね!」

女性A:「逃がすものか!男は絶対に渡さない!」と大勢の女性たちが襲い掛かってくる。


かぐや:「仕方ないわね。面倒だけどやっつけちゃいましょうか」

羅夢:「そうね」

かぐやと羅夢は攻撃を開始する。次々と薙ぎ払われていく女性たち

女性A:「くそぉ、このガキ共がぁ……」

かぐや:「なんだ、思ったより弱いじゃない」

羅夢:「この程度の連中に負けるはずないわよ」


かぐや:「その割には汗だらだらだけど?」

羅夢:「うるさい!しょうがないじゃない!」

かぐや:「ほらまた増えたわよ」

羅夢:「え?マジ?」

かぐや:「これではラチがあかないわね」

かぐやは具現化能力を使い時雄人形を作成した。

かぐや:「こんなことしたくないけど‥このコピー人形は時雄そっくりの耐久力と多少の受け答えができるのでこの場はしのげるはず」


羅夢:「時雄さんの人形を作ったの?」

かぐや:「そう、こいつを囮にする」


羅夢:「あら、可愛い」


かぐや:「人形だよ!人形」

羅夢:「いいじゃない。男が居なくなってみんな落ち着くでしょ?それにしてもよくできてますね。表情とかそっくり」

かぐや:「作り込みには自信があるの」

羅夢:「それでどうするんですか?」


かぐや:「まず、こいつを放り投げて逃げましょう」

羅夢:「なるほど!わかりました!」

かぐやは時雄の人形を全力で投げつけた。すると女性たちは一斉に人形を取り合い始めた。

女性A:「ああ、私の男が‥私の男がぁ!」と叫びながら人形を奪おうと必死に引っ張る。


かぐや:「よし、今のうちに逃げるわよ!」

羅夢:「はい!」

かぐやと羅夢は急いでその場から離れた。

遠くで女性同士での壮絶な争奪戦が始まっている。


その光景はとても恐ろしいものだった。


かぐや:「なかなかすごいわね。時雄ってあんなにモテるの?」

羅夢:「うーん、どうでしょうか?でも、私にとっては魅力的ですよ!」

かぐや:「羅夢さんは相変わらず時雄の事が好きなのね‥」

羅夢:「もちろんです。大好きです!時雄さんさえいれば他に何も要りません!」

かぐや:「重い愛情ね……」

羅夢:「そうだ!あの人形私も欲しい!ねえ作ってくれない?」

かぐや:「嫌よ、だってあんなものいらないでしょ?」

羅夢:「ほしい!」


かぐや:「なんでよ?」

羅夢:「だって、時雄さんそっくりの顔立ちじゃないですか?それにあんな風に可愛く動くんですよ?かわいいと思いません?」


かぐや:「だからと言って必要ないじゃない。第一あんなの持って歩いてたら変な目で見られるわよ?」


羅夢:「大丈夫ですよ!そんなの気にしません!」

かぐや:「でも、あなた今も結構注目浴びてるわよ?」

羅夢:「本当ですか?でも、時雄さんの為ですから平気です!」


かぐや:「はぁ、もう勝手にしてちょうだい」

羅夢:「わーい、ありがとう!」

かぐやは呆れ顔でため息をつきつつ時雄人形を羅夢に渡す。

かぐや:「はい、これで満足した?」

羅夢:「うん、満足!大事に使いますね」と言ってるが目が笑っていない。

理性が崩壊し抱き着きまくる。

それはもう時雄そっくりなのだ。

羅夢:「ああ、時雄さん♡、うう、う、もう限界だわ♡」


かぐや:「えっ、ちょっ……」

羅夢:「ちゅぷぅ……れろ……はむぅ……ぴちゃ……」

かぐや:「ちょっとやめなさいよ!汚いわね!」

羅夢:「うっさいわね!ちょっと黙ってて!」

かぐや:「えーもう最悪」

羅夢:「ぷはぁ……ふぅ……幸せ……」

かぐや:「気持ち悪いわね」

羅夢:「うるさいわね!」

かぐや:「あー気持ち悪い!」そういって人形を消滅させてしまった。

羅夢:「ああ!私の時雄さんがぁ!」

かぐや:「いいじゃない、あんなの無くても良いでしょ?」

羅夢:「ダメです!あれは私の宝物です!」

かぐや:「あーそう、じゃあ好きにして。まったくあんな人形で喜ぶなんておかしいわよ」

羅夢:「おかしいですって!あんな素晴らしい人形なのに!」

かぐや:「人形に命吹き込んだ人形師でもないのにさ。そこまで入れ込むってどうかと思うわ」


羅夢:「何言ってるんですか!あの綺麗な顔と声にあの身体!何よりも男らしい性格!もう最高ですよ!」

かぐや:「はいはい、わかったから少し落ち着きなさいよ」

羅夢:「落ち着けるわけないじゃないですか!だってあんな素敵なんですよ!? はぁはぁ……」と目がハートになり鼻息を荒げている。

羅夢:「あの胸板に飛び込んで思いっきり甘えたい!」

かぐや:「そういうのは恋人になってからやりなさいよ」


羅夢:「だからまだ付き合ってないんですよ!だからこそ余計にしたくなるんですよ!」

かぐや:「はぁ……あんたって本当に変態ね‥時雄の女版よね‥いやそれより酷いかも‥」

羅夢:「変態じゃないもん!純情な乙女です!」

かぐや:「自分で言わないでよ、それに口調変わってない?」

羅夢:「気にしない気にしない!時雄さんの事になるとテンション上がるんです!」

かぐや:「あーそう、もう好きにして。でもあまり迷惑かけないようにね?私にまで被害及ぶからさ」

羅夢:「わかってますよ、そこは配慮します!ああ~時雄さんに会いたい~」

かぐや:「はいはい、会いたくなったらいつでも呼びなさい。…ひぃ…!」

羅夢:「どうしたのよ。突然変な声だして」

かぐや:「さっき放り投げた人形の状況を見てみたら…女たちに揉みくちゃに‥みんな性獣化してる‥キモイ…」


羅夢:「あら、いいじゃない。時雄さんもきっと喜ぶと思うわ」

かぐや:「まあ、あなたも変態で同類だからね」


場面変わって時雄の方では

時雄:「うおー、何か急に悪寒が…向こうでなんかあったのか?」

かぐやとテレパシーで会話が始まる。

時雄:「大した用じゃないんだけどそっちは大丈夫?なんか悪寒が走ったんだけど…」


かぐや:「なんにも問題ないわよ」

時雄:「そっか、なんか羅夢ちゃんに絡まれてないかなと思ってさ」

かぐや:「大丈夫よ。今は大人しくしてるから。」

時雄:「あんまり酷いようなら僕に言ってくれれば話を聞くよ」

かぐや:「うん、ありがと。でも大丈夫だから安心して」

時雄:「そう?まあ、なんかあったら言ってね。すぐ行くからさ」

かぐや:「うん、わかった。じゃあ切るね」

時雄:「うん、じゃあね~」

通信終了。


時雄はまさか自分の人形が作られ女性たちの玩具になってることは知る由もなかった。そして現在進行形で酷い目に遭っていることも‥

かぐや・羅夢移動中

かぐや:「とりあえず体を洗って着替えなきゃね、でないとまた同じ目にあうだろうし」

近くの川で体を洗い換装能力で着替えも完了した。ちなみに換装するとき使用したアイテムは時雄に貰った鍵のアイテムだ。時雄の趣味全開でやはり露出度は高い衣装に着替えたのだが……

かぐや:「ああ、これが男たちを虜にする格好かしら?」


羅夢:「時雄さんは好きだと思いますよ」

かぐや:「あいつなら好きそうね‥私は嫌いなんだけどね‥」

羅夢:「私はこういうのも結構好きです。開放感があっていいじゃないですか?それにこの谷間とか強調されてますし?」

かぐや:「谷間……私はあなたみたいに大きくないんですけどね‥」

羅夢:「大丈夫です!まだ成長期なんですから!あと十年もすれば私くらいになりますよ‥それはそうとまた時雄人形が欲しいです」

かぐや:「……人形なんかで満足するわけ?」

羅夢:「人形なんかじゃなくて時雄さんそっくりの人形なんです!」

かぐや:「まあいいわよ。ほら作ったげたわよ」


羅夢:「わーい」

時雄人形を受け取るとすぐに抱き着き舐め回すように見る。

羅夢:「はぁはぁ……かっこいい……」

かぐや:「まあ、どうぞご自由に‥」


羅夢再び理性崩壊し時雄人形にキスしたり乳首を舐めたりしている。


羅夢:「はあはあ……はあはあ……はあはあ」

かぐや:「ちょっとやめなさいよ!気色悪い!」

羅夢:「だって仕方ないじゃない!好きなんだもの!もう我慢できない!時雄さん愛してるぅ!好きぃ!好きぃ!好きぃ!好きぃ!好きぃ!」

かぐや:「はいはい、わかったからもうやめなさいってば!」と強制的に消滅させる。


羅夢:「ああー!また消えた!」

かぐや:「まったくもう、あんたって本当に時雄中毒ね‥」

羅夢:「そうですよ!悪いですか!?それに人形と言ってもちゃんと動くし少なからず知性や理性も持ってる上に全力で向かっても壊れないのは最高でしょ!人間だったらちょっと愛情表現するだけで壊れちゃうもん!」

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