剣と魔法の世界編20
かぐやはさらに攻撃のスピードを上げてくる。
ソフィア:「凄いな!私の目でギリギリ捉えられるかどうかだ!」
タケル:「でもまだ当たらないね」
時雄:「くっ!なかなかやりますね!」
と、その時、かぐやのコブシが時雄の腹に触れた…と瞬間。
かぐや:「かぐや圓明流奥義ただ押すだけ!」と言い全体重をかけて拳を押し付けてきた。
時雄:「ぐふぁぁぁ!」
時雄は吹き飛ばされてしまった。
かぐや:「ふぅ……、こんな感じでいかがでしょうか?時雄さん?」
時雄:「はぁ……はぁ……お前、すげぇな……はぁ……はぁ……」
かぐや:「あら?まだ元気じゃないですか?」
時雄:「元気じゃないです!こういう密着バトルはヒメカちゃんとが一番だな」
かぐや:「なんですって!」
かぐやは再び時雄に殴りかかった。
時雄:「ぎゃああああ!」
ソフィア:「なんだ、これは?なんだ、この威力は?」
かぐや:「まだ、甘いですよ!」
時雄:「ひぃぃぃ!助けてくれ!」
かぐやは連続パンチを浴びせる。
時雄:「ごめんなさい!もう勘弁してください!」
かぐやはようやく攻撃を止める。かぐや:「どうですか?反省できましたか?」
時雄:「はい!心から反省致しました!」
かぐや:「よろしい!それでは続きといきますよ!」
かぐやは再び殴り始めた。
かぐや:「食らいなさい!」
かぐやは右手で時雄の頭を掴み左手で持ち上げて叩きつける。地面に大きな亀裂が走った。
時雄:「ぐあぁぁ!痛い!死ぬ!」
かぐや:「もう一度聞きますよ?本当に反省してくれたんですね?」
時雄:「はい!心の底から!」
かぐや:「本当に?嘘だったら酷い目にあわせますからね?」
時雄:「はい!本当です!」
かぐや:「わかりました。今回だけは信じてあげます。次はありませんよ?」
時雄:「はい!」
かぐや:「では、戻ってから治療しますね!」
時雄:「え?」
時雄が見たものは鬼のような形相で睨みつけるかぐやの姿だった。
かぐや:「覚悟しなさい!」
時雄:(ほんと、かぐやちゃんは怒らすとマジ怖い…、これが羅夢ちゃんやヒメカちゃんだったらな‥ムフフ♡)
「はい!」
時雄は元気よく返事をした。が、
かぐや:「全部聞こえてるわよ!羅夢ちゃんがなんだって?」
かぐやに耳元でささやかれた。時雄:「ひぃぃ!許してください!」
かぐや:「ダメ♡いいかげんに変な想像やめなさい!閉じろ懲罰房」
時雄:「ぎゃああああああ!」
時雄は叫びながら懲罰房へ閉じ込められてしまった。
かぐや:「いいかげんになさいね。今日はちょっと本気で怒ってるから」
懲罰房の中が液体で埋まっていく
時雄:「ちょっ、なにこれ?ドロドロして…な、お、おい、何か動けないんだけど」
かぐや:「いいでしょ。今日はね、懲罰房改造計画実施中なの。これからあなたには特別な懲罰を受けてもらうわ。ほら、懲罰房の中にいろんなものが入ってるでしょ。あれ、全部あなたのことを責め立てるために作ったものなのよ」
時雄:「えぇ!?まさか、そんなことが……」
かぐや:「そうよ。この前から思ってたんだけど、あなたが懲罰を受けてる時、いつも楽しそうに笑ってるじゃない?」
時雄:「そ、それは……」
かぐや:「だから、懲罰房の中でどれだけ苦しめることが出来るか試してみることにしたの。ちなみに今日は時雄は羅夢ちゃんやヒメカちゃんと懲罰を受けるのが楽しみって言ってたわよね」
時雄:「いや、それは違う!そ、そもそもなんでそういう発想になるのか知りたいんだが……いや、それよりこの液体何とかしてくれ。これじゃヒッ〇リトにブロンズ像にされるウル〇ラ兄弟じゃねーか」
かぐや:「なに、ヒッ〇リトって?まあ、いいわ。懲罰を受けたくないの?」
時雄:「懲罰は嫌だ!」
かぐや:「そうよね。でもね、安心してちょうだい。今日は特別な懲罰を受けてもらうだけなの。それが終わったら解放してあげるから」
時雄:「な、なんだって?」
かぐや:「いい?今日はね、懲罰房の中で懲罰を受けるってことを覚えておきなさい」
時雄:「そ、そんな……」
かぐや:「まずはこの懲罰房を改造するために用意したアイテムを使ってみましょうか。名付けて『拷問器具セット』よ!」
時雄:「拷問器具セットって、何それ?」
かぐや:「フフフッ、それは見てのお楽しみよ。さあ、まずはコレよ!」
時雄:「こ、これは……」
かぐやが手に持っていたのは鉄球だった。
かぐや:「そう!鉄球よ!しかもただの鉄玉じゃないわ!この懲罰房専用に作られた特製の鉄玉なのよ!」
時雄:「どういう意味なんだ?それ……」
かぐや:「これはね、この懲罰房に入ってきた人間の身体を徹底的に痛めつける道具なの!そして、その痛みを感じさせつつ、相手を逃さないようにするために作られているわ!」
時雄:「ひっ!そんなもので僕を……」
かぐや:「まずは腕ね!」
時雄:「腕って、まさか……」
かぐや:「もちろん、この鉄塊を直接腕に当てるのよ!」
時雄:「やめてくれぇ!」
かぐや:「問答無用!」
かぐやは容赦なく鉄塊を振り下ろした。
時雄:「うぎゃあああああ!」
時雄:「あの‥ちょっとかぐやさん‥聞いて欲しいのだが」
「何かしら?」
「あのですね、変な事を口走っしったらというなら話は解るけど妄想をやめろって酷くないですか?考えることすらやめろって無茶なんですけど…」
「確かにそれもそうかもしれないわね、じゃあ今日の懲罰は終わりね、後で一緒に食事に行きましょうか」
「あ、ああ、そうさせてもらいます‥でも」
「何よ、まだ文句があるの?」
「い、いえ、何でもないです!」
時雄は怯えながら言った。
そのあとかぐやに治療してもらい部屋へ戻った。
時雄:「ふー、なんとか生き延びることができた。やっぱ、あいつ怖えーよ」
かぐや:「誰が怖いって?」
時雄:「ひぃ!」
時雄の背後に立っているかぐやがいた。
時雄:「な、なぜここに‥?」
かぐや:「そりゃあ、貴方がいなくなったから探しに来たんでしょう。それで何の話をしてたの?」
時雄:「い、いや、大したことじゃないんだけど‥」
かぐや:「言えないようなことなの?」
時雄:「ま、まあ、ちょっと‥」
かぐや:「ふーん、なら仕方がないわね」
時雄:「え?」
かぐや:「貴方に拒否権はないわよ。さあ、正直に話すか、懲罰を受け続けるか選んで。どちらか選ぶことだけが貴方の自由なのよ」
時雄:「そ、そんな無茶苦茶な‥」
かぐや:「いいかげんにしなさい、さっさと話なさい」
時雄:「はい!あの、今日は疲れたからそろそろ寝ようかなって独り言です!」
かぐや:「そう。わかったわ」
時雄:「それじゃあ、おやすみなさい!」
かぐや:「ええ、お休み」
時雄は急いで部屋に戻った。そしてベッドに入る。時雄:「今日はいろいろあったな。さすがに眠くなってきた‥」
そのまま眠りについた。
次の日朝起きるとソフィアとアンナたちが盛り上がっていた。
ソフィア:「おはよう!」
時雄:「あっ、おはようございます」
アンナ:「あのねソフィアさんから素敵なアイテムをいただいたの」
エレナ:「私もです!」
時雄:「へぇ、それはよかったね。何をもらったの?」
アンナ:「ほらこれ、とってもかわいらしいでしょ。これで衣装を変えることができるんだって」と見せてくれたアイテムは鍵の形をしていた。時雄:「本当だかわいい!」
アンナ:「そうでしょ!でね、魔法を唱えれば衣装を変えられるんですって!」
時雄:「それでこのアイテムを使い七色の花を探しにいくわけだ。お供に犬と猫がいたっけ」
かぐや:「かぐや七色の花ってなんのこと?」
時雄:「かぐやちゃん、あっ知らなきゃいいんだけど鍵を使って衣装を変えるって聞いたら花の子ル〇ル〇を思い出して‥」
かぐや:「ああ、あのアニメか‥すごくマイナーすぎない?」
ソフィア:「それは面白いのか?」
時雄:「とても面白いよ。子供の頃よく見てたなぁ‥」
かぐや:「私的にはマイナーすぎて覚えてないわ」
時雄:「そうかい?まあいいや、とりあえずどんな衣装を着たいの?」
アンナ:「わたしは可愛いお洋服がいいな!」
エレナ:「私はセクシーなファッションが似合う女性になりたいです!」
タケル:「僕はカッコイイ格好をしたいです」
かぐや:「私は戦闘服とかじゃないと嫌かな‥あと、露出度の高い服もちょっと‥」
時雄:「で、エレナちゃんはどんな能力のアイテムをもらったの?」
エレナ:「私はブレスレット。これを装着して何かに嚙みつけばその物体に変身できるの」
時雄:「おいおい、今度は蘭世かよ。中二病アイテムばっかだな」
ソフィア:「蘭世というのは何者なんだ?」
時雄:「この世界の人物だから他の方々は知らないと思うけど‥」
ソフィア:「そうなのか?」
時雄:「まぁ、簡単に説明すると吸血鬼と狼男いや女のハーフだよ」
ソフィア:「なるほどな。で、どんなストーリーなんだ?」
時雄:「たしか5つの指輪を争って戦う超能力バトルだったと思う。その後平和が訪れて彼女は結婚して弟が主役になるだったと思う」
ソフィア:「面白いじゃないか!ぜひ読んでみたい!」
時雄:「多分無いと思うよ。そもそも日本の漫画だし」
ソフィア:「それは残念だ。でも、きっと似たようなものはあるはずだ!探してみる価値はある!」




