女だけの世界31
かぐや:「ここまで来れば…羅夢さん、ちょっと兵隊さん達そこの鬼娘にしっかり捕まっててね。羅夢さん彼女らをお願いね。」
そう言いながら全身に神人パワーを集中し気合を込め噴射。バリアもろとも炎をかき消した。が、その衝撃により空中庭園の一部は吹き飛び城壁や建物が次々に崩壊していった。
羅夢:「おいおい!これはやり過ぎだろう!」
かぐや:「しょうがないでしょう!やるしかないのよ!」
羅夢:「そうは言ってもこの惨状を見ろよ!」
兵隊:「わぁ~!」「キャアァー!」
兵隊達はパニック状態だ。
かぐや:「大丈夫よ!彼女たちが落ちないように気を付けるから安心して!」
羅夢:「そういう問題じゃないだろ!それにしてもお前、こんなに火力あったか?」
かぐや:「わからないけど……自分でも驚いてるわ」
羅夢:「とにかく今は神人を探せ!先にそいつらを叩く方が先だ。宝物庫の鍵と『クリスタルロッド』はその後だ!」
兵隊:「いやだぁ!もうこんなのやだよぉ!」
羅夢:「おい、騒ぐな!落ち着け!」
かぐや:「ちょっと静かにして!」
兵隊:「怖いよぅ!」
羅夢:「仕方ねーな!私が捕まえておくから早く神人を見つけ出せ!」
かぐや:「了解!」そう言いながら空中庭園全体を千里眼でチェック。
羅夢:「どうだ?いたか?」
かぐや:「いや、まだ見つからない‥‥」
その時、空間が歪み、そこから3人の男性が現れた。神人だ。しかも3人ともかなりの美形だ。兵士たちはその姿をみてウットリしている。
一人目の男の名はアダムス=ゴーイス。
かぐや:「誰かしら?」
羅夢:「知らん、というか今更出てきたって事は逃げてたな」
アダムス:「貴様らか!我が愛しき妻たちに手をかけた賊は!」
アダムスは激昂しながら声を荒げている。
かぐや:「何を言ってるの?あんたが刺客として送ってきたんでしょ!私たちはただ自分の身を守っただけよ!」
「それより羅夢さん大丈夫?かなりの美形だと思うけど変態になってない?」
「ふっ、舐めてもらっちゃ困る。私は変態を卒業したんだよ!」
「本当かなぁ~」
羅夢:「ふっふっふっ!私がどこで過ごしてきたと思ってる。色欲地獄だぞ!その手のイケメンなんざ腐るほど見てきたわ!」
「それに色欲地獄の女も美女が多いし!」
「うーん、確かにそうね……」
羅夢:「ただ、彼らの名誉のためにも言っておくが、容姿だけではなく性格も良く人格者も驚くほど多かったぞ。ただモテすぎたせいで少々異性にだらしなかったってだけだし。」
かぐや:「まあ、男性にありがちな部分よね……」
かぐや:「だったらなぜ時雄にたいしてだけは変態モードに入るのですかね?」
羅夢:「そ、それは、ただのノリだ!冗談だよ!」
かぐや:「うーん、怪しいですねぇ~」
かぐや:「そう言えば色欲地獄に堕ちてきた方々はどのように刑罰を受けていたのかしら?興味があるわ!」
羅夢:「そうだな、男では一番多かったのは巨乳に埋もれて窒息させられる刑罰だったな。あとは全身を愛撫されたり‥」
かぐや:「なるほど‥それで最後はやっぱり」
羅夢:「そう!最後は死ぬまで搾り取られると言うのが定番だな」
かぐや:「あれ?だったら前に会ったハーレム男と状況一緒じゃない。」
羅夢:「だから私はあの時、必死に助けてくれと懇願してきた時に助けてやればってお前にいったよな!」
かぐや:「あの時はね、仕方ないじゃない!楽しそうに見えたんだもの。」
羅夢:「はいはい、そーですか。まあ、でもここにいる男共はクズだという事だけは解るわ」
アダムス:「我らを愚弄するとは!貴様らなど神である我らに敵うはずはない。我が炎で焼き尽くしてくれる!」
かぐや:「あれが自称神人のアダムスね!さっきの炎もアイツがやったのね!」
アダムス:「何だと!生意気な!」
かぐや:「ほーら、こんな風にこんなに可愛い私に手を上げようとしてる。『階段』の資格を失うはずだわ。あー怖い怖い」
アダムス:「黙れ!お前ごときが神である私に指図するな!」
かぐや:「……」
かぐや:「確かに今、私を馬鹿にしましたね!」
アダムス:「なにを!?」
かぐや:「まあ、いいです。その態度ではやはりダメです!あなたたちには天罰を与える必要があります!羅夢さん、兵隊さん達お願いね!」
羅夢:「ああ、わかった!」そう言うと瞬時に兵士達を掴む。
かぐや:「ちょ!乱暴に扱わないで。さっきも言ったけど、彼女たちは……」
羅夢:「分かってるって!兵士達、捕まっててくれ!」
兵士達は無言で頷き、羅夢にしがみつく。
かぐや:「準備OKね。じゃあ一気に……」
アダムス:「フンッ!貴様如きが我に歯向かうと言うのか!」
かぐや:「当然でしょう。今のあなたの行動は許し難いものですよ!それよりも残りのお二方はいいの?見てるだけで?」
アダムス:「女風情に男3人がかりなど恥ずかしいわ!」
羅夢:「おーい!女相手に本気だす奴も恥ずかしいと思うぞー」と叫んでる。
アダムス:「な、何を!?」
かぐや:「まあ、いいわ。でも勘違いしないでね。私は負けないし負けるつもりもないの!」
そう言いながら神人パワー全開で飛び出す。
アダムス:「小娘が調子に乗りおって!」
「いくぞ!喰らえ!」
かぐや:「まずは挨拶代わりね!」と言って木刀を抜刀し衝撃波を放った。
アダムス:「甘いわ!炎龍召喚!」
巨大なドラゴンが現れ、かぐやの放った斬撃を打ち消した。
アダムス:「どうだ!これが私の力だ!」
かぐや:「ほう、なかなかやるわね。こちらも本気で行くわよ!」
かぐやは空中へ浮遊し木刀にエネルギーを集中。膨大な量のエネルギーが膨らんでいく。
かぐや:「喰らえ!かぐや神流奥義、ボルケーノインパクト!」木刀を全力で振りかざした。
木刀から壮絶なエネルギーを込めた無数の1000を超えるであろう凄まじい衝撃波がアダムスを襲う。直線的な衝撃波だけではなく弧を描いて飛んでいく物もあり避け切れない。
ズドーーーン、ズゴッ、バーン、ドカンとそこら中で爆発と爆炎が吹き上がる。
羅夢:「ちょっ、アブ‥、やめ…うわー」と叫びながら逃げ惑うが攻撃は終わらない。空中庭園がどんどん破壊され崩壊していく。地面の穴も大きくなっていきついに反対側が覗ける程の大穴があいてしまった。
地面にヒビが入る。羅夢:「もう‥勘弁してくれ!死んじゃう!」
ようやく攻撃が止んだ時には瓦礫の山となっていた。
羅夢:「はぁ……はぁ……はぁ……死ぬかと思った……」
兵隊:「鬼さんは頑丈ですね。この攻撃をくらって生きていられますから。私たちではひとたまりもありません」
羅夢:「私をなんだと思ってんだ!」
かぐや:「これで最後よ!」放った中でも最大級のエネルギー派が庭園を直撃。ついに庭園は空中分解を起こして落下した。
羅夢:「ひぃーーー、お、落ちる…やりすぎだーーーーー!」
かぐや:「ごめんなさい。でもああも自信たっぷりに煽ってくるとつい……」
羅夢:「ついじゃねえええ!」
兵隊:「怖い‥怖いよぅ‥」
かぐや:「大丈夫!みんなまとめて拾っていくから!羅夢さんは…この位じゃ死なないわよね」
羅夢:「いや、馬鹿、助けろ!いや助けてくれーーーー」
かぐや:「よし、行くわよ!」兵隊達の身体を掴み高速移動。あっという間に地面に降り立った。
羅夢:「死ぬ……死ぬ……死ぬ……」
かぐや:「大丈夫!この程度では死なないわ!」
羅夢:「何が大丈夫だ!ふざけんな!」
かぐや:「あら、まだ元気じゃない。良かったわね」
羅夢:「お前らといると寿命が縮む!」
かぐや:「何言ってるの!羅夢さん地獄の鬼でしょう。そんなことで簡単に縮むほどヤワじゃないでしょうに!」
羅夢:「そうだ!私は地獄の鬼だ!それでも怖いもんは怖い!」
かぐや:「いい加減、素直になりなさいよ!」
羅夢:「だから素直に怖いって言ってんの!助けろよまったく…」




