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適当作品1 『階』  作者: ミゼットくん
女だけの世界 惑星タウリ編
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女だけの世界29

羅夢:「仕方なく無いだろ!さっさと『クリスタルロッド』をゲットして階段上るぞ!」

かぐや:「そんな焦ってもいいこと無いよ?」

羅夢:「いやいやいや、逆に良くなるぞ?階段上った方が!」

かぐや:「何言ってんの?下に居たって十分楽しいじゃない?」


羅夢:「私はダーリンと一緒に居たい!そして二人で階段を上がって最終的に天国へ行きたい!だから今は一刻も早く上に昇らないとダメなんだよ!」


かぐや:「鬼のくせに天国って…」

羅夢:「くっ、うるさい!私だって鬼だとしても心はあるんだ!」


かぐや:「まあ、それはいいとして…」千里眼で城の中を観察。

かぐや:「へえ、ここには3人も男性がいるわ。『クリスタルロッド』を一気に3本ゲットできそうね。」



羅夢:「やっぱりそうか!じゃあ早速城へ行くか!」


かぐや:「うーん、でもちょっと待って。こいつら性格悪そうよ‥」

羅夢:「おい!まさか面倒だから無視するつもりじゃないだろうな?」


かぐや:「そんなことは無いけど‥でも何されるか解らないわよ?」


羅夢:「私はダーリンに会えるならどんなことでも耐えてみせるぜ!」


かぐや:「……」

羅夢:「なんだよ?」


かぐや:「何も言う気になれないわ……」

羅夢:「ふざけんなよ!お前も鬼の仲間入りさせっぞ!」


かぐや:「どうせすぐ私の方が上になるんだからさ……」

羅夢:「な、なんだと……」


かぐや:「まった!どうやら気づかれたようね。まあ結界破ったんだから当たり前か。」顔つきが変わりビキニアーマーに換装。

かぐや:「ほら、羅夢さんも…」そう言って羅夢も換装させる。もちろんビキニアーマーに。

羅夢:「お、おい‥私は嫌だといったはずだ‥」


かぐや:「もう遅いわよ!それにビキニアーマーじゃないと力が出ないって解ってるんでしょ!」


羅夢:「ま、まあ、そうだな‥‥」


かぐや:「素直じゃないわね‥」

羅夢:「お前に言われたくねえ!」


かぐや:「あなたは元鬼なんだからこれ位当然じゃないの!」


羅夢:「お前なあ‥」


城の入口から男が二人現れた。

男の一人は刀を持った侍風で、もう一人は細剣を持つ騎士のような格好をしている。どちらも身長が高い。二人の背中に羽根がある。

羅夢:「あれが城の中にいた男達かしらね?」

かぐや:「いや、そうじゃないわ。あいつらは違う」

羅夢:「え?どうして解るの?」


かぐや:「ただの傀儡ね。要するに具現化した人形。ただし…強いわよ、これ」


羅夢:「マジか‥でも、やるしかない!」


二人の男たちがかぐやと羅夢に襲い掛かる!

かぐや:「羅夢さん!油断しないように気を引き締めてね!」

羅夢:「解ってるってばよ!」


かぐやは木刀を抜刀し、羅夢は鈎爪の状態で腰を落とし臨戦態勢だ。

最初に攻撃してきたのは侍風の男。流れるような連続攻撃を繰り出すが羅夢がかわしていく。

しかし次の瞬間、騎士のような服装の男が上空から刀剣を振り回し魔法攻撃を放った。


ズゴォーーーーン。壮絶な音とともに羅夢の体を黒い稲妻のような物が直撃した。

まともに喰らった羅夢は衝撃で地面をバウンドしながら転がっていく。が、真っ黒になった羅夢は立ち上がる。

羅夢:「コホッコホッ…おー痛てー。」

かぐや:「羅夢さん!大丈夫なの?」

かぐやが駆け寄ろうと試みるがもう一人の騎士が攻撃してくるのでそうもいかない。

羅夢:「大丈夫だ!こんなもの、しかしこのビキニアーマーって奴は凄いな。露出も凄いのに体全部が守られてる感じだ。」

かぐや:「それもあるけど、羅夢さん自身の化け物級の肉体もあるからね。まあ、どうやら平気そうね。」と言いながら騎士の剣の攻撃を楽々さばいている。

木刀を鞘に納めたままで。

侍風の男が隙を見て襲いかかるが、羅夢が鈎爪でガードするとそのまま蹴りを入れた。そしてそのまま、回転させ投げ飛ばした。


侍風の男は地面をバウンドするように転がっていく。


かぐや:「凄いわ!羅夢さんのパワー恐るべし!」

羅夢:「ふん!こんなの序の口だ!」


羅夢は侍風の男の方へ向かって走り出した。

かぐや:「ちょっと待って!」

かぐやは呼び止めるが聞かずに侍風の男に突っ込んでいく。

かぐや:「ああ、もう‥」


羅夢:「この野郎!よくもやってくれたな!」


羅夢は両手の爪で男達を切り裂こうとするが、侍風の男は攻撃を受け止めてしまう。


羅夢:「な!?こいつら硬いぞ!まるで鉄か岩みたいだ」


かぐや:「気をつけて!こいつら普通じゃないわ!」

羅夢:「解ってるって!」


羅夢はさらに力を込める。しかし、あまり効果がないようだ。


羅夢:「こいつら強すぎる!なんか必殺技的なものは無いのか?」

かぐや:「え?あるけど……教えない!」



羅夢:「ふざけんなよ。お前…」

かぐや:「冗談よ…ヴァリオスソードがあるじゃん」


羅夢:「あ、あれか……」

羅夢は両手を握ると手に紫電が走り『ヴァリオスソード』が出現した。

かぐや:「それを力いっぱい叩き付けるのよ!」

羅夢:「解った!」


羅夢は飛び上がり侍風の男に向かって振り下ろした。凄まじい爆炎を伴った衝撃波が発生し男は悲鳴を上げ爆散した。


羅夢:「よし!」

かぐや:「まだよ!騎士風の方も倒さないと‥」

羅夢:「そうだったな。そいつも倒してしまおう!」

羅夢は騎士風の男に斬りかかるが、今度は受け流されてしまい逆に殴られてしまった。


かぐや:「あ!危ない!」


羅夢:「グハァ!」羅夢は壁に叩きつけられてしまった。

羅夢:「ゲホッ‥い、今のは痛い‥」

かぐや:「無理しないで。こんな奴は私一人で大丈夫だから」ニコニコしながら余裕で剣攻撃をさばいていく。

羅夢:「そうか?じゃあ頼むわ」その場で腰を下ろし見学することにした。かぐや:「任せて!」


かぐやは木刀を構え再び攻撃を防ぎながら後ろにジャンプして距離を取り、抜刀の構えに入る。

かぐや:「かぐや式、旋風刃!!」


かぐやは居合の構えから素早い連続斬りで攻撃してきた。騎士風の男は剣で防ごうとするが抵抗むなしく剣をはじかれ全部喰らってしまう。

最後の一撃を腹部に喰らい吹き飛んで行った。地面に横たわりピクリとも動かなくなってしまった。

かぐや:「終わったみたいね」

羅夢:「おお、流石!」といいながらヴァリオスソードでとどめの衝撃波をくらわせ完全に消滅させた。


かぐや:「……」


かぐや:「城の中に入ってみましょう」

羅夢:「そうだな」

城の入口を開けると中に立派な門番がいた。門番はこちらを見るなり槍を構え睨みつけてきたのでそれもヴァリオスソードを振りぬいて消滅。

羅夢:「入るぞ」

かぐや:「う、うん‥」

奥へ進むと広い部屋に出た。


奥の扉から十五名の女性が各々剣と盾を持ちこちらに向かってきた。…が普通の女性だったらしく羅夢の鈎爪攻撃で引き裂かれ秒殺。生き残った者もかなりの重傷だ。かぐやは見向きもせず先へ進む。

かぐや:「ちょ、ちょっと何やってるのよ!この子たち普通の女の子じゃない。手加減て言葉知らないの。あーあこんなにしちゃって可哀そうに‥」


羅夢:「す、すまん‥つい反射的に‥」

かぐや:「反省してるの?……まあいいわ、治癒してあげるから大人しくしなさいよ、ただし死亡者は可哀そうだけどこのままね」


羅夢:「ええ?蘇生してやれよ!できるんだろ?」

かぐや:「そりゃできるけどさ…ノーリスクって訳でもないのよ。誰か他の人の寿命が必要な等価交換なのよ。以前、女神の神殿で5人の女性を蘇生させた時は変態行為に夢中だった羅夢さんの寿命を500年ほど頂いた結果だし」


羅夢:「なんだと!?聞いてねえよ!」

かぐや:「言ってないもん、どうせ寿命長そうだし…どうせもう1000年以上生きてるって言ってたしねちょっとくらいね」

羅夢:「だったらお前のを使えばいいだろ、ほぼ無限じゃんお前のも」

かぐや:「やだ!」



羅夢:「ふざけんな!なんでだよ!」


かぐや:「私だって死にたくないもの!時雄を残して逝けないし……」

羅夢:「いや、死なんだろ!第一お前たち神人に寿命なんてあるのかよ?まあ、私も人の事言えんが‥」


かぐや:「うーん、微妙なところだけど寿命はあるみたい。まあ、地球時間で万年単位だけどね」


羅夢:「はぁ~、万か‥まあいいよもう!私も地獄の鬼が寿命切れで死んだっていう話は聞いたことないし…」

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