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第八十三話 散華危機

R15百合 注意です。

ソフトなので大丈夫だと思いますが、一応警告いたします。


苦手な人はごめんなさい。




(バカバカバカバカ! 私のばかぁ!!)


私は心の中で叫びまくる。

あれだけクレアの事気を付けていたはずなのにぃ!



今の私は四肢をベッドの端に拘束され大の字状態となっていた。


どうしてこうなったと言うと……。




客間でのクレアの話はどうって事はない話だった。


私達がストケシア王国から来たと聞いたので、今後の商売の為にもストケシア王国の情勢を知りたいだのなんだの。

ちなみに情報をどこから掴んだのかは秘密と言われた。


まぁ商人は色々な情報の伝手があるのだろう。


が、クレアの狙いはそこじゃなかった。


油断しないと思っていたのに……クレアの普通の態度にすっかり油断してしまった。




出されたお茶を普通に飲んじゃって……そしてすぐに眠りに落ちるとか、典型的な罠過ぎて我ながら笑えるやら情けないやら。






目が覚めるとこうなっていた。


(カンナ達がどうなったか心配だけど……)

私は自分の体を見る。


ほとんどの衣服は剥ぎ取られ下着のみと言う……うわ~ん、私の方が絶対やばいよ。


部屋の中に目を向けるが、先程の客間と違い普通の部屋の様だ。

家具もほとんどなくタンスやテーブル、椅子とベッドぐらい。


窓はなくドアが一つ、明かりはテーブルの上にある蝋燭だけだ。


私の剣や衣服は部屋にはない様だ。


「むむ~むむむー!(誰か~助けてー)」


残念ながら口には猿轡され言葉も出せない。

助けを求めてリア達が気付いてくれるなら可能性があるが……。


ギチッ


手や足を必死に動かすがロープでしっかり結ばれており外れる様子も緩む様子もない。


(ど、どうしよう……このままじゃ……)


一生懸命もがくうちに……足音が聞こえて来た。


(う、うそ……どうか、クレアじゃありませんように!!)


足音は聞こえるがクレアのものかどうかまでは分からない。

耳を澄ましていると……部屋の前で足が止まった。


「!?」


ギィィ


扉が軋みながら開いていく。



(どうしよう!?)


一瞬迷った末……ひとまず目を閉じて寝たふりをする事にする。

聞き耳を立てていると、



「あらあら、まだ起きてないのですね。 そろそろ薬が切れると思っていたんですが……」


(うっぎゃ~! クレアだ!!)


私の願いもむなしく声はクレアだった。


私がまだ眠っていると思っているのか何をするわけでもなく部屋の中にいる様だ。


(目を開けて確認したいけど……寝たふりってバレると色々終わる!)

私は必死に寝たふりを敢行する。



ギシ……


ベッドの端が下がる……どうやらベッドに座ったらしい。



「フフッ……ライラおねぇ様、お綺麗です」


(うひゃー、わ、私は貴方の姉じゃないわよ!!)



ぴと……すすす……。


(!!!!)


私のお腹に指を当てて滑らせてる!?

おへそを中心にぐるぐるしている!


(なにしてんのよ! あんたは!!)


めっちゃ怒鳴りたい……でも起きているとバレたら……。


「寝たふりなんて可愛いです。 おねぇ様~」


(バレてた!!!)


目を開けると、ベッドに横向きに腰かけこちらを見て微笑むクレアの姿が目に入る。


「んん! んんんんんんんー!(クレア! この縄をほどいて!)」


「ああ! おねぇ様。 分かりましたわ。 今すぐ下着を脱がして差し上げます」


「んーーーー!!(ちっがーう!!)」


クレアは顔を赤らめると嬉々として私の下着を脱がそうとするが……。


「ああ、そうでした。 この体勢だと脱がすのは無理ですね」


四肢を大の字で拘束されている状態では脱がすのは無理だろう。


私はちょっとほっとした。


これで拘束を解かざるを得ないはず……拘束を解きさえすれば……。



「ごめんなさいね。 おねぇ様。  可愛い下着ですけど切っちゃいますね」


「んん!(はっ?)」


クレアがにこやかな笑顔を浮かべてハサミを取り出した!!!


「んんー!(うそー!)」


「はい、動かないで下さいね。 おねぇ様」


ピトッ


「ん!」


冷たいハサミが私の肌に当てられる。


チョキン!


軽やかな音を立ててハサミが閉じられる。

さすが服飾関係の商家、裁断ばさみも物が良いらしい。


って場合か!!!


「んんん~~!!  んん~~! んん~~!(だれかー! リアー! マリー!)」


ここでカンナを呼ばないのは乙女心だろうか?



「ふふっ、いくら呼んでもお仲間はいらっしゃいません。 閉じ込めておきましたから」



クレアは私の下着を上も下も剥ぎ取るとベッドの下に落とす。


私の胸と股間が外気にさらされているのが分かる。



私はクレアを睨みつけるが、クレアの方は私の体を見て溜息を漏らしている。


「ああ、やっぱり思った通り女神の様に美しいです……」


そう告げて私の体を撫で始めた。



不意にあちこち触られてつい声をこぼしてしまう。


「ん! ん、んん!(ん! こ、こら!)」


私の声に満足そうに頷いたクレアは私から手をどけてベッドから立ち上がる。

そうして服を脱ぎ始めた!


(今のうちに何とか!!)


私は体をよじり手足をばたつかせる……しかしロープが緩む様子はなかった。


(だ、だめなの?)


悔しさで涙が出てくる。

くそぅ! ……カンナ、ごめん!



そんな私に、

「おねぇ様、泣かないで下さい。 私が今……癒してさしあげますから」


服を脱いで一糸まとわぬ姿となったクレアが私に跨って来た。



お読み下さりありがとうございます。


ちなみにちょっとR15大丈夫だったでしょうか? 

少々心配でした。


【花の名前】

らいら「変なシリーズ始まった!」

りあ 「まぁ名前言いたくて仕方ない筆者によるものらしいですわ」

まりー「何話すの?」


りあ 「今回は私の名前ですわ」


リアは『セントポーリア』と言う名前から取っています。

青紫の可憐な花ですが、リア自身は可憐かと言うと……以下略です。

ちなみに花言葉は小さな愛とか新愛とか。 

興味のある方は是非お調べ下さいね。


では、引き続きお楽しみ下さい。


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