狐と首領様
獣人が禁忌とされる国で、狐の耳と尻尾を隠して生活していた葛葉。大嫌いな自警団長からの猛烈なアピールをかわしながら大衆食堂で働いていたけれど、ある日の帰り道、怪我をしていた人間の男を拾って介抱したら美味しく頂かれてしまう。目を覚ますと、そこは知らない場所。「お前は俺様のペットだ。逃げられると思うなよ?」「言いたいことはいっぱいあるがそれよりも、この激マズな食事はどーゆー事だ!」欲しいものは奪い取る盗賊の首領と男勝りな料理人の狐さんのお話。■タイトルは「きつねとおかしらさま」と読んで下さい■のんびり更新していきますので気長にお付き合いください