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3-5都合の良い相手

相撲2戦目。


これまで、ワタシの2勝1敗。

正直、めちゃくちゃデカい平岡くんを意外と追い詰めて、良い流れになってると思う。

自己紹介の時より3キロ減っていうのが結構ワタシの有利に繋がっていると思う。

ここまでの戦いで、今日に関しては平岡くんの事が怖くなくなっている。

現役の学生時代なら、手玉に取られてたと思うけど、何とかオジサンでも互角に……互角以上に戦えている。


とりあえず、一つだけど勝ち越してるから次は思いきっていこう。

平岡くんも、1人で色々考えているようだ。


私「よっしゃ、次やろうか」

平岡「はい、次こそ何としても勝ちます」


平岡くん、浴衣の裾を捲り上げてその生地も腰で縛った。

膝下に邪魔な物がなくなってスッキリ。

キズもないキレイな形の長い美脚だ。

脚の太さは普通体型のワタシとほぼ同じくらいだと思うふくらはぎと、明らかにワタシより細い足首にかけてのライン。


ワタシから視た、今日の平岡くんの生命線は鍛えられた下半身だと思って相撲勝負にも誘ったが、ここにきて意外と貧弱な全体が露になった。

平岡くんは、ただ浴衣が邪魔だっただけかも知れないし、さっきの対戦で浴衣ごと脚を掴まれて、無い方が有利と考えたのかも知れない。


ただ、戦いのなかで少しはパンプアップしたかも知れないその脚が意外と男の中でもただの美脚に見えるだけの細さなのは戦いのなかでワタシを勇気づけた。


私「2戦目いくよ。ハッケヨイ、ノコッタ!」


ワタシは思いきって真っ直ぐ当たった。

平岡くんは今度は最初から膝を曲げて低い体勢を取ろうとしていた。

平岡くんは両手を前に出して勢いを止めに来てたが構わず当たってみると、平岡くんの両手は弾かれたがもう一度差し出して来る。

その前に、平岡くんの正面の中に入り、ワタシの腕を平岡くんの腰に巻き付ける。


平岡くんは、低い体勢だったため、何とかワタシの勢いを止めたが、上半身は浮いてしまっている。ワタシはこれ以上無いほど腰と言うか腹と言うかをギュッと腕に巻き込み、絶対離さないつもりだ。


平岡くんは上半身棒立ちのように起き上がっているが、何とか曲げた膝を中心に下半身で粘ろうとしている。

平岡くんの手はワタシの背中の浴衣を掴んでいるが、まわしではないので力は入らないか?


私「グッ!」


ワタシは両腕に力を込めて平岡くんを左に投げる。

平岡くんは粘ってた下半身がバタバタと付いてくる。

さらに、左に投げるが、付いてくる平岡くん。


投げてるうちに、平岡くんに巻き付けた両腕が、いつの間にか腰ではなく胸の方まで上がっている。

ワタシの腕が上に上がる事により、ワタシ自身も体勢が浮いてくる。


一回放すかどうか考えてる時に、平岡くんが長い脚をワタシの左脚に、掛けて来た。

意表を突かれてバタバタ後退するワタシは何とか倒れなかったが、横から平岡くんが突進してきた。


平岡「オレが勝つ!!!!」


ぶち当たる前にそう言った彼は、そのままワタシを畳のそとまで突きだした。


平岡「ヨッシャー!!」


うー、油断大敵。

負けてしまった。


疲れたので、休憩しながら、賞○を用意。


平岡「いただきまース」


完璧な勝利に、平岡くんがちょっと生意気になった(笑)

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