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10-2

<注意>第37回小説すばる新人賞 落選作品 を改稿したものです

 何度か、部屋を人が出入りする気配がして、くーちゃんは薄く目を開けました。



 祖父江さんが入ってきたような気もするし、ナルちゃんが入ってきたような気もします。



 たぶんタロウくんは来ていません。



 部屋の明かりは消えています。カーテンから細く月明かりが、細い線のように、天井を照らしています。ほとんど真っ暗でしたが、不思議と怖くありませんでした。いまはまだ白い光にいるほうが怖かったし、なにより、暗いまどろみに身をゆだねているのが、心地よくて、また眠ってしまいました。

閲覧ありがとうございます!

次回もよろしくお願いしますm(__)m

内容が気に入れば、どうぞ、SNS等で広めてください。


*順次投稿していきます。

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