わがままの神
たこ焼きすき?僕は好き
わがままの神
ふぅ、一言言わせてくれ、
なんで神羅が僕の食卓にいんだよ…
― ―少し前の部屋でも飯の匂いがする頃
「ずるい!妾もそのたこ焼きという食べ物食べたい食べたい!食べたーーい!」
「ごねんなよ、でもお前が食べたら勝手に宙浮いたって大騒ぎになるだろ」
「こうするのはどうじゃ!妾が妖人の『友達』としてここにくる、これなら文句なしじゃろ!」
僕は神羅を喋らせる前に口を挟む。
「文句大有りじゃ!なにが『友達』としてここにくる前提で話してんだよ!」
僕がそうツッコんでいると、僕の部屋のドアが開いた。
「妖人、ご飯のじ、かん…あら、」
「え?なにその珍しいものを見る目は?」
「そりゃ、珍しいどころの騒ぎじゃないわよ!だって、女の子を連れて、妖人、まさかついに犯罪を…」
「ちょ、ちょっと、待って誤解、誤解だから!…おい、神羅、僕言ったよな?人前には自分を見せるなって」
僕がそう言うと神羅は肩をビクッと振るわせ、こちらを向く。
「だ、だって!こんないい匂いがしたから、妾だってたこ焼き食べたいもん!」
「あら、お世辞のうまい子ねぇ、いいわ!神羅、ちゃんだっけ?下に降りてきなさい!たこ焼きたくさん食べさせてあげる!」
僕が安堵していると、最後にお母さんが絶望の話をする。
「妖人は後でじっくり話を聞くからね?」
神羅の株上がってくれんかな




