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希望という名の賭け

何かを得るなら何かを失う。世界の理やね

「え?『神の力』?」


「えぇ私の家にも、その出入り口があるの、神の気が流れる『通り道』が」


僕の暗く、ぽっかりと穴の空いた心に、ポッと火が灯されたような、そんな感じがした。


「博魅先生、そんなことやっていいんですか?」


「本来はそこに入るのは硬く禁じられてる。でも、妖人君がいなかったら、私は今まで生きてなかったからね。恩返し、させてよね」


「うん、ありがとう」


僕は、静かに、ポタポタと瞳から小雨が降っていた。


お母さんは、ついてこなかった。多分、見たくないのだろう…僕も同じだ。


だけど、それ以上に、僕は2人を救いたい。


ーー僕と博魅先生は博魅先生の家についた。


部屋に入ると怪しげな薬品がたくさんある。


そこに、人が入れるくらいのドアがあった。


「あれが、神界と人間界を繋ぐ『入口』でもあり『出口』でもあるドアよ」


「ありがとう、博魅先生、いってきます」


僕はドアに入った。


中に入ると、僕の体は粒子のように分裂していった。

いってこい!そして大丈夫か?!

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