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信頼の神

信頼し合う友達はいるかな?

この糸はおそらく、博魅先生を攻撃した糸だろう。


なら、一度くらってやるよ。


土蜘蛛は勝ち誇った顔をしていた。


だが


僕に当たった糸は触るだけで拒絶反応を起こすように消滅していった。


その時の土蜘蛛の顔はまるで、目の前に未確認生物を見るような、未知の存在に敵意を向けてしまったと言う顔をしていた。


「この糸のお家、邪魔だぞ?消せよ」


「ヒッ、わ、わかりました。だ、だからーー」


土蜘蛛がそう言ったが僕は問答無用に土蜘蛛の頭を潰す。


土蜘蛛が死んだ瞬間、糸のお家は霧のように消えていった。


すると一気に僕の体がどっと重くなる。


「うわ、さっきまでの感覚が一気に消えたらー、それより博魅先生を運ばないと!」


僕は博魅先生をお姫様抱っこをしたのだが、僕みたいな貧相な筋肉からしてみれば正直厳しい。


保健室についた。生徒指導の先生は起きてて、神羅と仲良く話してたが、血だらけの博魅先生を見るなり、笑っていた空気感は一気に消えた。


「博魅先生!血まみれじゃありませんか!妖人!なにがあったか聞かせろ!」


生徒指導の熱焚(アツタキ)先生は僕に血相を変えて怒鳴りかけてきたが、神羅が


「熱焚先生!妖人だって疲れてるんじゃ!やめてあげてくれんか!」


「神羅ちゃん!だって、こいつがやったかもしれないんだぞ!それならーー」


「妖人は絶対にやらない」


神羅が言ったこの言葉は、この空気感の信頼が少し上がった気がした。

神羅ぁぁ(泣)

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