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土蜘蛛の神

土蜘蛛って意外と古典よな

ーー生徒指導の先生が倒れていた。


「先生!大丈夫ですか!?ってすごい熱」


僕が先生が向いていたであろう突き当たりの廊下を見るとそこに広がっていたのは


無数の蜘蛛の糸だった。


「なに…これ」


その蜘蛛の糸から顔を出してきた、どこかフクロウを彷彿とさせるが、異様に足が発達している蜘蛛のような怪異。


僕は思わず後退りしようとした瞬間。


「妖人君!」


背後に博魅先生がいて、その怪異にお札を投げていた。


そのお札は等速直線運動をしているみたいに一定の速度で向かっていく。


「妖人君!あれは土蜘蛛、多分病にかかったんだと思う。いますぐ逃げて!」


僕は生徒指導の先生を抱えて保健室に連れていく。


「わっ、どうしたのじゃ、そんなに急いで」


「神羅、さっき土蜘蛛ってやつに出会って、今博魅先生が戦ってる。この先生を神の力でどうにかできない?」


「今は、できない、さっきの致命傷で、数日は神の力が、一時できに使えないのじゃ、だからその土蜘蛛の気配も見れなかった」


僕は嫌な予感が、直感的にわかった。今この瞬間に、博魅先生の生命線が少しずつ、


薄くなっていた。

まさか、博魅先生……

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