悪役令嬢、登城する
「でも私精霊王だから問題ナッシング☆」
「結局それに帰結するのね。」
「あの、自分まだそれ信じてませんからね?」
おやニスト?フィーラが精霊王だと信じてなかったのね。
…って、フィーラも変装している意味なくないかしら?
「もう変装解いたら?私もといたのだから。」
「んー、そうだね。もうこれ関係ないし。」
そして私の時と同じように手を叩く。
私は経験上まぶしいと分かっていたから目を閉じ、
一瞬の後にゆっくり開く。光は本当にちょっとの間だけなのね。
で、そこにいたのはいつものルミリア。美少女過ぎよやっぱり。
こら、にっこりと笑うのやめなさい!
「!!」
「!こ、これは…!」
ニストとお母様が反射で頬を赤らめながら声をもらす。
私が2人みたいにならなかったのは、やっぱり昔会っていたからかしら。
けど、メイドたちが声をもらさなかったのは何故…
「「「「「「「……」」」」」」」
違う!
もはや失神寸前じゃない!ニストやお母様より耐性がなかったのか!?
ある意味私達より貴族と多く接する=美形に耐性あり
と思っていたのに!
「みんな?大丈夫?」
「「「「「「「…は!」」」」」」」
間
「すみません。ほおけておりました…」
「うん。忘れていた私が悪かったわ。」
「パーティ会場に迎えに来られた時、どうだったのですかお嬢様?」
「6歳の時に会ってて耐性があったのと、状況的に混乱していたから大丈夫だったわ。」
「なんの話よ。」
「なんでもないわ~」
じゃあもう吹っ切れたし…
「大人しく登城しましょうか。」
別にルミリアは自分の容姿が地味とか普通とは思っていません。
ただ、フィナの方が美しいと思っています。




